神宮の申し子たちで王手! | 青波楼の新・木牛流馬

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オリックスバファローズを
3月のオープン戦からポストシーズン(フェニックスリーグ終了)まで全試合全力で追いかけます!

 一昨日は劇的な展開で飛び出した正尚のサヨナラ弾!

 これで対戦成績も2勝2敗1分けのタイ。

 由伸がいない中で、ついに土俵中央に押し戻した。

 

 そして、今日勝った方が王手になる第6戦。

 先発は中5日で福也。この日大三高-明大という「神宮の申し子」がベンチの期待に見事にこたえて見せる!

 初回いきなり塩見にセンター前へ打たれるが、続く青木を注文通りに4-6-3!

 ここから福也の独壇場!変化球がキレよく決まり、スワローズ打線がきりきり舞い。

 

 そんな福也をバックも好守で盛り立てる。

 3回。先頭サンタナの当たりはセンターへの大きな当たり。

 頭上を抜かれそうな当たりを、センター中川がジャンプ一番!フェンスにぶつかりながらもナイスキャッチ!

 2アウト後、塩見の当たりも右中間へ。これも中川がランニングキャッチ!

 中川も大学は東洋大学。この神宮が舞台の東都大学リーグ所属の大学だ。この中川も神宮は庭なのだ。

 

 続く4回も2アウト1・3塁のピンチ・・・。

 中村の当たりはレフトへ・・・。やばい・・・。落ちる・・・。

 しかし、これもレフト正尚がスライディングキャッチ!この正尚も東都リーグの青山学院出身。

 なにも神宮に慣れてるのは福也だけじゃないんだよ。

 

 しかし、これだけ福也が頑張るが・・・。

 スワローズ先発ライアンも譲らない!中盤まで試合が全く動かない。このまま投手戦が続いていくのか?

 試合が動いたのは6回。

 この回の先頭は今日1番に起用された太田。高めのチェンジアップを三遊間突破!

 これで太田はマルチヒット。配球とか考えないでバンバン振るタイプだから相手もイヤだろうね。

 宗が送って1アウト2塁。ここで中川が決めないと正尚はどうぞどうぞになって、結局ラオウと勝負になる。

 中川!ここで一本頼む!

 しかし・・・。初球のインハイを高々とキャーフラ・・・。何やってんだよ・・・。

 2アウト2塁でやはり正尚はどうぞどうぞ。塁が詰まってラオウと勝負。こういう場面を何度見てきたことか・・・。

 そして悉くインズバでやられているラオウ・・・。

 しかし、その呪縛をついに解き放つ!インハイのストレートを軽打?オレからしたらなんか振り遅れくさかったが・・・。

 それでも力でライト前に持っていく!2塁から太田が先制のホームイン!

 第4戦に続き、この試合もラオウが先制タイムリー!ついに均衡が破れた。

 

 その裏。ここまで1安打と好投の福也を代える。70球も来ていたし予定通りか?

 2番手は宇田川。2アウトから山田・村上と連続で歩かせてしまい1・2塁になってしまうが、一発食らうよりはマシ。

 攻めての四球なら問題ないよ。この場面で好調のオスナ。

 しかし、高めのつり球で三振!オスナにはこれだよ!変化球振らせようとしてもついてくるからダメ。

 力でねじ伏せる!これが一番だ。

 

 7回は颯一郎。と思いきや、なんと平野。

 ほぉ!7回に平野が来るのか。

 平野もサンタナ・長岡と連続三振に斬って取るなど3人でピシャリ!

 若手たちの頑張りがベテランも刺激になってるな。

 

 平野と入れ替わりで8回が颯一郎。

 今日もエグイ球がビシビシ決まる!いきなり宮本・塩見と連続三振!

 青木もセカンドゴロで颯一郎も3人斬り。

 

 1-0のまま、試合は9回に。

 スワローズはビハインドでマクガフ投入。リベンジの機会を。という高津の親心だろうか?

 しかし、その親切心が見事に裏目に出る。

 先頭安達が外のストレートをライト前へ。そういえば、一昨日も先頭は安達だったな。

 続く紅林はバントで送る。まぁ、ダメ押しを確実に取りに行くならそうだろ。

 紅林のバントはピッチャー前。普通のバントよね。マクガフ捕って1塁に・・・・。これが逸れた―――!

 は?また?また、マクガフやらかしてるやん。

 そして、また安達がノンストップで3塁蹴って、ホームイン!?

 ええーー!?デジャヴやん・・・。マクガフ、トラウマなるぞ・・・。こんなん。

 スローを見ると、1塁送球がシンカーなんだよね・・・。あれをベースカバーのセカンドに捕れと言われても・・・。

 山田も捕れなくもなさそうだけど、直前で落ちてちゃ・・・。

 しかも、その間に紅林は3塁に。1アウト後、颯一郎のところで代打は西野。

 また一昨日の件に絡んだヤツが・・・。この場面でもきっちりライトへ打ち上げる。犠牲フライでリードは3点。

 

 その裏。マウンドはワゲス。

 3番山田からの打順だったが、これをあっさり3人でピシャリ!

 結局三冠王村上は今日もノーヒット。これで13打席ノーヒット。

 山田も1割切ってるし、中軸がこれではスワローズに勝ち筋見えなかったかもな。

 せっかく塩見・青木・オスナと前後は調子いいのに。

 

 第3戦を宮城で落として、2敗1分けになった時点は、もうひとつ勝つのがやっと・・・。と思ってたのに。

 それが3連勝で一気に王手!

 やはり、追い込まれないと力を発揮しできないのか?

 それとも、実戦の中で経験を積みながら成長していくのか?若いというのは恐ろしい・・・。

 

 明日、3戦で打たれた宮城が雪辱のマウンドに。

 そのマウンドは日本一がかかる大事なマウンド。しかもプロ初の中4日。

 どこまでやれるのか?

 

 そして、オレの描いたシナリオ通りの展開になっていくのか?

 段階は3つ。

 ① 明日、由伸はベンチに入るのか?

 ② 9回表時点でリードを奪えているか?

 ③ 9回裏2死時点でリードを奪えて、他のPが投げているか?

 

 ②・③の時点で可能性あり。

 ③であればもう100%だ。

 絶対に最後のシメ、日本一のマウンドにいるのは山本由伸以外に考えられない。

 じゃなきゃ、とっととケガ人は大阪に帰らせてるよ。それを帯同させて壁当てとか調整させてるというのは・・・。

 メディアも回避という報道だけど、それはあくまでも先発が前提条件。

 では、リリーフなら?という話。それもアウトひとつ限定。それなら話が変わってくるんじゃ?

 直前まで情報管制をしっかりやらんと。漏れたらダメよ。

 番記者とかDRMSDさんみたいなんにいらん事喋ったらアカンで!

 

 2022 SMBC日本シリーズ 第6戦

  

 B 3-0 S

 

 B ○山崎福-宇田川-平野佳-山崎颯-Sワゲスパック

 S ●小川-木澤-石山-マクガフ-久保

 

 明日(第7戦)の先発

 S サイスニード

 B 宮城 大弥

 @明治神宮野球場

 

 

 

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