八十路の君に伝えたいことがある。

 

何かと自分は高齢だとか

先輩だとか、

弱ってきた、とか

愛がどうとか、感謝がどうとか、、、。

待ってることばっかし

 

何言ってるんだ

今や八十路は現役だ。

働いている

役に立っている

役に立とうと頑張っている。

 

 

見あげてごらん

目の前の私

 

老木で可哀想にって思うかね。

私なりに枝を張って元気に

松ぼっくりをいっぱいつけて

 

ほら、リスがやって来るんだ。

有り難う、って

いっぱい拾って

嬉しそうに穴に埋めて。

 

でもそれを狙っている輩もいるんだけど

リスは知らない。

だから彼らは幸せなんだ

 

夜には彼らの寝ぐら。

木登り出来るもの限定のホテルさ

 

わしは自分で出来ること精一杯することが

最高。

歳なんて忘れているよ。

 

年取ったから何も出来ないって

ソファで居眠りしている老人ほど

文句タラタラ。

足腰弱って、頭も弱って、、。

 

目を覚ませ。

 

まだまだ八十路に出来ることがある。

見つけることが出来る。

 

疲れたら松の老木眺めるといい。

 

いつもここにいるから、、、。