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「no more Blues」は、ジャズの巨匠ディズィ・ギレスピーによる傑作だ。
この曲は彼の1958年のアルバム「Dizzy Gillespie at Newport」に収録されている。
ディズィは、この曲でブルースの伝統を超越し、新たなジャズの地平を切り開こうとした。
ブルースは彼の出自でもあり、深く根付く音楽的背景だったが、同時にある種の制約でもあった。「
no more Blues」というタイトルそのものが、
その枷を振り払おうとするディズィの決意を象徴している。
曲の冒頭からディズィの歌うスキャット・ボイスが迎えてくれる。
彼のユニークな発音と抑揚は、まるで言葉を超えた新たな言語を生み出しているかのようだ。
そこにはブルースの哀切な調べはなく、前衛的で実験的な雰囲気が漂う。
トランペットとリード楽器の掛け合いが印象的だ。互いに追いかけ、
掻き乱し合うようなフレーズの応酬は、
まるでキューバ人ら出身の彼らの血が騒ぐかのようにホット&スパイシーだ。
これぞディズィ・ギレスピーのスタイル、BeBapの粋を超えた新時代のジャズだ。
構成の自由さと即興性の高さも際立つ。
ブルースの型にはとらわれず、
素晴らしいアンサンブルの化学反応が奏でる渦巻く音の流れに身を任せることができる。
これは決して無秩序ではない。
奏者たちが互いに呼応し合いながら、
時に緊張感を高め、時に余韻を残すその呼吸に、
音楽を神々しいものへと高めるディズィの魂が宿っている。
この曲を聴けば、ディズィという人物の魅力と偉大さが改めて実感できる。
伝統を敬う一方で、常に新しいものを生み出そうとする冒険心、
そして音楽性と芸術性へのこだわりが、ジャズ史に燦然と輝く足跡を残したのだ。
no more mac と叫びたいが
いまある銘器を長く使い続けたいという思いがある
自分は天才ではないのだから。
でも天才でなくとも
楽しく生きることはできるのである。
それではみなさま
おやすみ💤なさい