天王洲・寺田倉庫で開催中「バンクシーって誰?展」おもしろかったよん

天王洲で「バンクシーって誰?展」をやっています。

バンクシーの作品は、基本、壁画だったりするので
ここに本物が展示されているわけではないのですが、
規模感(絵の大きさ)が楽しめる企画展になっていました。

※バンクシーは、スプレーで絵を描くことが多い。
それは、あちこちのストリートで(勝手に)壁にかくからで、
少しでも早くずらかれるようにするためだそうだよ。

バンクシーの作品は、どれも強烈なメッセージ性があります。

 

例えば・・・パレスチナ問題に関心を示していたバンクシーは、
ガザ地区に猫の絵を描いた。
それを再現していたのがこの展示。

この地区は、イスラエルによる空爆で瓦礫と化し、多くの子供たちも殺害された。
パレスチナのガザ地区への侵攻で、イスラエルは戦争犯罪を犯したと非難された。
そんなふうにパレスチナ人が苦しんでいても、
世界の人々はSNSでかわいい猫にしか興味がない。

それを強烈に皮肉って、バンクシーはここに大きな猫を描いたといいます。

おまえら、猫だったら関心を持つんだろ?ってね。

狙撃される危険性を冒しながら素早く描く。


(実際の現地はこんなだそうです)
(ニュースサイトより抜粋)

バンクシーの活動をみていると、
アートというものは、創作意欲のはけ口、芸術的な欲求の表現、というだけでもなくて、
思想とか啓蒙とかメディアにもなりうるんだなぁというのを
すごく考えさせられますよね。

12月までやってるよ♪
平日がすいてておすすめ♪

【公式】バンクシーって誰?展 | 【東京・天王洲】寺田倉庫 G1ビルにて開催予定 (whoisbanksy.jp)