いつも倹約しんちゃんのブログを読んでいただきありがとうございます。
今週はこの土曜日まで通常出勤だったので、仕事を定時退勤して洗濯を終わらせてから実家に帰省しました。
今回は先週末に対応していた、アパートの窓の隙間風対策のお話です。
私が借りてるアパートではなく、親族が借りているアパートです。
今時の二重サッシのようなモノが存在しない時代に建てられたアパートなので…
窓を開けている状態に近い冷気の流入で、夜が寒くて眠れないとの事でした。
窓が多い私の実家ほどではありませんが、冷凍庫に頭を突っ込むくらいの寒さでした。
借りもののアパートなので、建物に影響の出ない方法をとる必要があります。
ネット上で動画などでその類の対策が多数紹介されていますが、真似たいような良い例がひとつもありませんでした。
倹約しんちゃん的には作る過程も楽しみたいのと、極端に見た目が安っぽいものは作りたくありません。
一人暮らしで来客も無いようなアパートであれば別ですが、そうでなければそれなりの外観は考える必要があると思っています。
先週の日曜日に取り急ぎ寝室の窓だけ対策を施し、それなりの効果もあったと聞いています。
住人が一番長い時間を過ごす寝室を優先したのですが、リビングまで暖かくなったとのことでした。
事前に窓枠を採寸して完成状態でそのアパートに持ち込んだのですが、アパートの窓枠が変形していたので現物合わせの追加加工で時間がかかり撮影時間がありませんでした。
なので、組み立て途中の写真を掲載しておきます。
5種類の材料を組み合わせて作っています。
ナフコではこの養生プラダンという半透明厚さが3mmの薄手タイプを選びました。
以前、台風対策でも使用しましたが、今回はソコソコ採光もできる断熱材として使用しました。
以下はホームワイドというAEON系列のホームセンターで扱っている商品です。
ちょうどお客様感謝デーの日だったのと、ナフコよりも値段が安かったことや、依頼を受けたアパートの近くにあったとういこともあります。
こちらの溝付き角材が面取り加工された部分があるので、完成時に角ばらないが良い点です。
溝の幅は3mmで、養生プラダンの厚みと同じものを選んでいます。
溝の深さが10mmほどあるので、深く差し込めるのが良い点です。
こちらは養生プラダン同士を繋ぐのに使用しますが、ボンドで固定まではしません。
温度差で結露水が付着することを考慮し、錆びにくいステンレス製のトラスネジを選びました。
L型金具もステンレス 製のモノを選びましたが、この材料の穴の大きさで使用するネジのサイズを決めています。
このタイプはネジのガタ分の微調整が殆ど効かないので、一発で決める自信が無い時は使わない方がイイです。
今回、強度のある集成材を利用していますが、集成材の継ぎ目に近い部分をカットするとこのように脱落するので気を付けてください。
今回は微調整時にこの部分が平らになるレベルの追加加工が入ったので、仕上がりも綺麗になりました。
使用材料で直角を出してから下穴を空け、用意したトラスネジで固定しています。
接続には「留継ぎ」と「平継ぎ」があり、理想は留継ぎでしたが.…
選定した金具の角にネジがくるため、平継ぎにするしかありませんでした。
細い材料を使用するときは、小さめの穴でも良いので空けとおくと問題が起きにくいです。
下穴なしでネジを付けると曲がって入っていったり、材木が割れたりします。
この面が窓側になるので、室内からは見えません。
部屋も1階ではなく、サッシ枠もあるので外からも見えないです。
ココから先の写真が撮れていないのですが、明日、リビングの窓の施工をするので、時間が取れれば撮影します。