自由競争の限界 | 障害児育児から見た世の中のしくみ

障害児育児から見た世の中のしくみ

広汎性発達障害と診断された息子の育児を行っているうちに、世の中の見方も変わってきました。子どもの障害を否定的に捉えるだけではモッタイナイ! 療育の中で学んだことの中で、社会に役立つものもあることをお伝えできればと思っています。

今日のニュースのかなりの部分が、登戸の殺傷事件に当てられていたと思います。

 

被害者の情報は、テレビで拡散する必要は無いと思います。遺族の気持ちを第一にして頂くことを切に願い、亡くなられた方のご冥福を祈るばかりです。

 

犯人の素性も、知ったところでそれ以上の価値はありません。

 

私見ですが、このような深い絶望・社会との断絶により、幸せに生きる弱い人間を巻き添えにして死のうとする人間が、今後減ることは無いだろうと思っています。

 

自由競争って聞こえは良いですが、弱肉強食と大差ないんですよね。しかも、強者は多額の資産を握り、大多数は貧者になっていく。

そういう世の趨勢の中で生きていくことに辛さを感じる人もいるのだろと思います。

 

私たちは、そろそろ自由競争至上主義から離れるべきなのではないでしょうか。