「うちの子、ケガもしていないのに絆創膏を貼りたがるのよ~」
とママ友が言うのを聞いて安心した。
銀ちゃんも例に漏れず、絆創膏を愛して止まないので。
ばんそうこうぺったん
【絵本ナビより】
おかあさん、ばんそうこうぺったんしてちょうだい。なんだか、とってもやさしい気持ちになれる絵本。
「おかあさ~ん いたいよ~」
遊んでいたと思ったら突然膝をおさえた銀ちゃんが絡みついてきた。
「どうしたの?どこが痛いの?」
「あしがいたいの」
「まあ!なんてかわいそうなんでしょう!」
(大げさに言うと喜ぶのでそうしている。)
傷や赤みは全く無いので痛みがあるとは思えないのだが、銀ちゃんは上目遣いで
「いたいのよ」
と訴える。
気持ちを汲んでだいたい乗ってやることにしている。
「ここなのね?ここが痛いのね?はい、ペッタン」
「もういたくなくなったの」
と、再び狭い我が家を走りまわり始めた。
もう少し苦しんでいてくれても良いのに(;'∀')
そんな絆創膏は銀ちゃんにとって医薬品ではなく、魔法のアイテムに違いない。
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