こんばんわ


オーストラリアの秘境に住む日本人料理人


そんなタイトルで1時間のテレビ番組を作れてしまいそうな生活をしている僕ですが...


皆さんはどういった暮らしを想像するでしょうか?


まず、オーストラリアの田舎の地というのを想像出来ないと思います。



ご覧の通りオーストラリアの主要都市は

オーストラリアの外周にあります。


オーストラリア大陸の外枠から200km県内くらいまでは南国トロピカンな感じでとても住みやすいのです。

それ以上内陸に食い込んでくると、しばらくは農村地帯が広がりやがて赤土の砂漠になります。


内陸に行けば行くほど乾燥し、ハエの大群がむらがり、同じ景色が永遠と続きます。


僕が住んでいる土地は海辺のトロピカルパラダイスではありません。

海岸から40kmほど内陸に入った乾燥地帯と熱帯雨林の間の山間部の人口200人の小さな村に住んでいます。


家からの眺めはこんな感じです。

僕が住んでいるForrestという村は
山の中に沢山のマウンテンバイクコースがあるのと僕が働くビール工房レストランが結構有名な為、週末には都市部から観光客が押し寄せます。

もちろんレストランの従業員でアジア人は僕一人。田舎ということもあり、もともと聞き取りずらいオーストラリア人の英語の発音がここでは最高難易度にまで上がります。

そんな完全アウェー状態の中で働き2年が経過しました。
始めは本当に皆が何を言っているのか理解出来ずに、なかなか輪に入れませんでした。

しかし、時間が経つにつれてこの地の発音にも慣れてみんなのことを理解出来るようになりました。

言葉が分かれば皆同じ人間


アジア人、オセアニア人、中東系、ヨーロピアンなどなど世界には沢山の人種が存在しますが、僕が世界25カ国旅をしてフィリピンやオーストラリアで長期滞在しながら様々な国籍の友人と親交を深めて気づいたことは



みんな同じ

ただ使っている言葉と育った文化が違うだけ



育った土地や文化によっては特別に秀でている能力がある場合がありますが


根本的な人間性はみんな同じです。



日本ではまだまだ外国人と接する機会が少ないので外国人というだけで少し特別な気を使ってしまうし、英語でのコミュニケーションも難しいかもしれませんが


もともと移民国家であるオーストラリアではほとんど外国人に対する偏見がありません。

オーストラリア人のほぼ全員が彼らの親を辿れば移民であるからです。


逆に日本は長い鎖国や地理的な問題もあり長らく外国人と交わる機会が無く、言葉の障壁もあり外国人に対する耐性を持っている人が少ないと思います。



日本に長期滞在したことがある外国人の友人は日本人には裏と表があると言います。

本音と建前というやつですね


これを海外で頻繁に発動すると信頼されなくなります😅



おもてなしの国日本


なんてキャッチフレーズがありますが、おもてなしをどこまで継続出来るのかが問題


仕事としてのおもてなしなのか

外国人観光客へ優しく接する

おもてなしなのか

そのおもてなしは建前なのか本音なのか



一番大切なことは

一人一人を同じ人間の仲間としてみて

普通に接っしてあげること

なんだと思います。



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