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相次ぐ「ブレイクスルー感染」専門家が語る
リアルなワクチン効果


 新型コロナウイルスのワクチン接種率が高まる一方で、接種後に再び感染してしまう「ブレークスルー感染」が各地で報告され、関心を集めている。ネット上などで「ワクチン接種は意味が無いのではないか」との戸惑いの声が上がるほか、接種後、日がたつにつれて徐々に抗体価(抗体の量)が下がり、効果が減少するとの研究報告もある。ブレークスルー感染をどう受け止め、ワクチンの効果をどのように理解すればいいのか。専門家の話を聞いた。

 ブレークスルー感染は全国的に散見されている。国立感染症研究所によると、4~6月に国内で67人が2回目のワクチン接種後に新型コロナに感染した。9月2日には仙台市が、7月中旬~8月末に感染した3164人のうち121人が2回接種を終えていたと発表。ネット上ではこれらのニュースに反応する形で「ワクチンなんて無駄じゃないのか」「効かないと言われているものをなぜ打つのか」など、効果を疑問視する意見が目立つようになった。

 そもそもワクチンには、①感染を防ぐ②発症を防ぐ③重症化を防ぐ、の三つの効果があるとされる。当初、ファイザー社製やモデルナ社製のワクチンについてはいずれも効果が90%以上あるとの報告があった。しかし、イスラエル保健省は7月、①と②について64%まで下がっていたと発表。イギリスやカナダの報告でも90%を下回るなど、こうした各国政府の報告もあり不安につながったとみられる。

 そんな中、象徴的な出来事が起きた。「国立感染症研究所が、ワクチンの効果が無いと認めた」との趣旨の誤った情報がネット上に流れたのだ。同研究所は8月、「研究所ホームページの不適切な引用について」との声明を出し、一部のネット上の記事や投稿が「研究成果を一部の文言だけを切り出して使用している」と警告した。

同研究所感染症危機管理研究センターの斎藤智也センター長は「感染や発症を100%予防できるわけではないが、国内で接種が行われているワクチンはいずれも高い効果がある」と強調し、「科学的な議論は歓迎するが、内容を正しく理解した上で発信すべきだ。科学を踏まえた健全な社会の議論をゆがめてしまう」と懸念を示す。

混乱が起きる一方、実際の感染者のデータからは、ワクチンの効果が確認されている。

大阪府によると、府内の感染者について8月29日までの2週間、未接種者と2回接種者の感染割合を比べると、30代以下で約12倍、65歳以上で20倍以上の差があった。感染リスクに約17倍の差があるとした厚生労働省の報告とほぼ一致している。さらに、60代以上の感染者の重症化率を見ると、未接種者が2・6%だったのに対し、2回接種者は0・2%だった。中和抗体ではなく、過去の免疫機能の「記憶」が呼び起こされる「細胞性免疫」という別の免疫機能が関わっていると考えられている。

忽那(くつな)賢志・大阪大教授(感染制御学)は相次ぐブレークスルー感染について「感染力の強いデルタ株の流行によるものか、ワクチン接種から時間がたち中和抗体が減っている影響かは分かっていない。おそらく両方だろう」と分析。その上で「『ワクチンを打ったからもう感染しない』とか、逆に『打っても再び感染するから無駄だ』とか、『ゼロか100か』で短絡的に考えるのではなく、効果を正しく理解して接種を検討してほしい」と呼びかけている。



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