コンブの種苗生産施設
培養水にバクテリアとか藍藻とか珪藻とか入ってしまうと、コンブ種苗が全滅する可能性がある
そのため手術室のような厳戒態勢を敷いているので、関係者以外入ることは許されません
漁協の職員でも内部を見たことがあるのは数人程度
コンブの種付け作業が始まりまして、約1年ぶりの照明全点灯
内部はこんな感じ
コンブ種苗の生産能力は72,000m
東日本大震災の時は岩手県でこの施設だけが被災を免れたので
岩手県全体のコンブ種苗需要をここだけでほぼカバーしました
その年の需要は約140,000m
天然コンブを強制的に成熟させて2回転したんです(笑)
水温と光周期を利用して、コンブの成熟を促進させる
大学の実験室でわずかに成功事例がある程度のことを、いきなり事業レベルでやっちゃった(笑)
なんとも無謀な話ですけど
2011年はそれ以外に選択肢がなかったんです