年金生活貧乏爺さん放浪記

定年して早8年が経ちました貧乏生活で宮沢賢治の「雨にも負けず」を生活の指針にして老春謳歌していきたい

    

ベルトサンダー作ってみました

2020年06月28日 | つぶやき

ブログを・・・・・・

  と思えばどうしても亡くなった息子のことが頭をよぎります

    よもや2年半とは

       5年くらい一緒に思い出作りができるものと

     私なりに夢と希望がありました

       下半身が不自由でも上半身が使えるものと

         物づくりが好きだった息子ができること

     私と一緒に思い出作りがしたいとの思いから

       半自動電気溶接機

    を購入しましたしかし癌に侵され 痛みに耐えるのが一生懸命で

     溶接機に触れることさえできませんでした

       亡くなってから何かしなければ泣いてばかりではいけないと

     ユーチューブで見た溶接機でできることを・・・

          ベルトサンダーに挑戦

         両頭グラインダーのモーターを利用して

      一号機

        

      左右ベルト取付を作りました

       本日二号機

        

         右だけにベルトを取り付けました

      今まで持っていた溶接機はアーク溶接だけできる機械

      だったので細かな溶接がうまくいかず

         今回

           アーク溶接と半自動溶接

      ができる機種

       

      ネットで安いのを購入

       練習はしましたが意外と素人の私にも、何とかできるように

         

       二号機完成人様に見てもらっても恥ずかしくなと・・・自己満足

        息子と一緒にできれば良かったのにとの思いは残りますが

          ブログは・・・・・・・息子のことからの脱却しなければと思いながら

            触れてしまいました

          立ち寄っていただいたみなさまには暗く楽しくない思いにさせてしまった

         ことをお詫びします

           一日でも早く立ち直れるように頑張ります

              本日お立ち寄り最後までお付き合いありがとうございました

             

        

          

        


我が家のわんこ

2020年06月27日 | つぶやき

我が家は家族みんなが犬好きということで

   始まりは昭和53年ごろ柴犬を飼ったのがはじまりで

      初代 柴犬 紅(ベニ)

      二代 柴犬 貴(タカ)

        と飼い妻が室内犬を飼うことに

         ダックス黒 キティー

         ダックス茶 チャラ(キィテーの子)

         ペコ パピヨンもどき  保護犬

         アッシュ シュナウザーもどき 保護犬

         

         

          次々と天寿をまっとうし最後にアッシュが旅立った時

           私たち夫婦も高齢の域に入ってことで先に逝くかもしれない無責任で  

          動物を飼うのをやめていました

           そしてしばらくしたときに息子の病が発覚

             8時間に及ぶ大手術の後つえをつき歩けるようになったとき

               息子から 犬飼ってほしい 僕が亡くなったとき二人が寂しいだろうから

               犬を僕だと思って可愛がってほしい

          その時は今の時代ネット情報で自分の病を調べ

            稀少がんで治ることの可能性がないことを私たち以上に知っていた

          一度はあきらめていたペット

           息子の心の癒しになるのであればと 私は近くのペットショップへ直行

            ゲージの中から私を見つめ愛おしい目で見つめている可愛いわんことの出会い

             シュナウザーとマルチーズとのミックス犬   通称 しゅなまる

           と係の女性から説明された この犬だと直感ですぐに息子と妻に写真を送付

            みんながGOOとの意見で予約し翌日受け取ることに

              息子は過去に飼ったわんこにすべて命名

                今回も当然 命名

                   ボブである

                

                

           名前をつけた

           外に出ることを拒んで引きこもり勝ちの息子はボブの出現で屋外に

           出かけたいと希望を持ちリハビリに励み

             杖をつき散歩するまでになった

               

               

               

            息子が投げたボールを咥えては次に投げる催促に

                 微笑む笑顔

             久しぶりに見た満面の笑顔に私は涙した

               たかが犬されど犬 本当に素晴らしいセラピー

             である

               死の間際にも息子の患部に触れないようにそーっと足元に近づいては

               足首を枕に添い寝

                                                                   

                 この姿に息子はどれだけ癒されたかどんな薬よりも素晴らしい癒しという薬

                 まさに一心同体である

               なくなって2週間が過ぎても帰らぬご主人を待ち続けているか

                 走り回っていたやんちゃな性格が180度変わったように元気がない

               主人の死を分かっているのかわからないのかは?ですが

                 時折遺影の前の椅子に上がり写真を見つめている

                     

                 私たち同様いつ悲しみから癒えるかは分からないが

                  息子が言った

                    僕がなくなったらボブを僕と思って可愛がってとの

                  遺言は息子のことを忘れずにボブを可愛がりつつ私たちが

                  ボブに癒されています     

                    ボブありがとう

                          

            

 

 


がんと闘った息子と妻に「ありがとう感謝」

2020年06月25日 | つぶやき

久しぶりの投稿です

 タイトルの

がんと闘った息子と妻に「ありがとう感謝」

についてのつぶやきです

  ブログ投稿を休止していたのは私の長男が 神経鞘腫という特殊ながん、現在医学ではまだ治療方法が確立していない

稀少がんを発症し投稿する気力もなく、パソコンに向かうこともできませんでした

   発病から2年半手当の甲斐なく本年6月10日天国に旅立ちました

     親より先に死ぬのは親不孝

 とよく言いますが発病後共に過ごした2年数か月、自分の病気の泣き言や弱音を吐かず常に親を心配させまいと気丈に

  ふるまい死の恐怖戦っていた気配り思いやりの息子の孝行に感謝しています

   息子本人が病名を聞き治癒が困難と知ったとき

     死ぬことは覚悟したでも、今はまだ死にたくないもう少し時間が欲しい

 その言葉を聞き何があっても一緒に過ごし一日一刻を後悔しないようにしようと妻と誓いました

   息子のがんは左足腰部付近座骨神経にできた腫瘍で患部を切除の8時間に及ぶ大手術

  でした術後先生からの患部のがんはすべて取りましたとの説明に安堵

   しかし足の太い神経を切断し歩行機能を失い回復しないとの説明に車いす生活を覚悟しました

  息子は私たちに少しでも迷惑をかけまいと必死にリハビリに励み

    左足に装具をつけて松葉づえを両手に自力歩行するまでになりました

  病院の先生、市役所の担当者の皆さんのご助力で身体障害者に認定していただきました

   術後再発防止のためコバルト治療を受けましたが、効果なく患部近くにがんが再発し再び外科手術

   を受けました結果はがんの消えることはなく3度大きくなってきた患部再発に

    現在の先進医療

      粒子線放射

    の治療を受け、終えた後の患部は黒く焼けたような皮膚は大きく窪み痛々しく見るに堪えない

    状態となりそれでも癌細胞が消えることなく生き続ける憎き悪性がん

     日が過ぎ窪み部分が膨れてきて回復の兆しと期待もつかの間皮膚が膨らみ触ればこぶのようなものができ

    て外科では成すすべもなく抗がん剤投与の選択を余儀なくされました

      抗がん剤は何種類もの抗がん剤を順次投与する流れで最初の抗がん剤で

        脱毛、食欲なしあらゆる副作用

     効果がないのであればもう止めてあげたい気持ちでいたとき

      4種類目の抗がん剤説明の時

       息子が先生に

         薬に効果があるか効果がないを見るために、将来僕と同じ病気で苦しむ 

         人のためになるのであれば僕で臨床実験してください

           僕も家族が同じがんになるかもしれないし

      と先生からの提案に悩む時間なく即答した

      当然自分のがんに効果を期待したのであろうが、未来の治療のために役立てるのであれば

      との返答に親として息子の行動に涙した

     2年半息子とともに病気と闘う中で親子の絆一緒に過ごせた日々に感謝している

      息子への感謝とともに息子の傍らで手となり足となり看病した妻に感謝です

     手だてのない患部の腫瘍左臀部に大きく膨れカリフラワーのようにもこもこした

     腫瘍が裂け悪臭を放ち匂いを辛がる息子のためすこしでも匂いを抑えるため

      毎日何回もガーゼを取り換え、がんの痛みはあらゆる鎮痛剤(麻薬)を投与しても

     激しい痛みを訴える本当につらい試練、挙句の果て肺にがんは転移していた

       息子が

       僕こんな罰受けるような何か悪いことした?

        と泣きながら痛みを耐えていた

      大学病院でも治療の手だてがなく家近くの病院の緩和治療で痛みを和らげるだけ

      しか手立てなく

        痛さの緩和でモルヒネを投与しても痛さが勝り、寝ることができず殆ど寝れない日々

       妻は息子のそばで痛いところをさするしかない

         不思議なもので妻が手でやさしくさすることで安らぐのか寝息が聞こえるときが

          ある治療法に『手当』という言葉があるがまさにこれが手当

       と思った

         先生から今日?明日?何時亡くなってもおかしくない状態です

       との説明を受けた予期せぬ告知に私は嘆き悲しんだそのことを妻に告げると

         私は分かっていたと・・・・・妻は前日からすでに死期を感じたようです

         それでも1週間息子は痛みと闘いがんばってくれた

        妻が毎日息子に寄り添い痛みをさすり看病の息子は母の看病疲労の限界を知ってか

       近しい親戚がそろったときに静かに息を引き取りました

         若くして死に至った息子を思うと辛い悲しい事実より

       

            僕こんな罰受けるような何か悪いことした?

            と泣きながら痛みを耐えていた

        

        痛みから、やっと解放されたことの安堵共に病気と闘った親子の絆と思い出を

        作ってくれた息子との思い出を大切にしていきたい  

          最後にこの死が息子が希望した未来の医療に何かの礎となってくれればと願います

           妻の息子への愛とやさしさ長い間子供をささえてきた看病に感謝

          息子と妻に『ありがとう感謝』の言葉を送ります

                  最後までありがとうございました

                          

     

          

     

     

      

  

 


膀胱がん手術を終え、古希を迎えることができました

2019年04月18日 | つぶやき

 

前回投稿のつぶやき『遺言』で

 中でふれていました〇〇癌手術ですが

       無事に終えることができました

 さて何癌だったの?ってことですね最近タレント有名人等が『前立腺癌』

 になったと新聞テレビで取り上げられてメジャーな癌(?)にでしょうか

    前立腺癌と言うと・・・

       男性特有、このがんは進行が遅く前立腺癌では死なない癌との風評が先行しているように

       思われます

  私も例にもれずそれを信じた馬鹿な患者の一人でした(反省と後悔の念)

       住民健診で平成28年10月 PSA 4.1 早期に泌尿器科で精密検査または

       再検査を受けてください

  との診断を受け15年前に膀胱がん手術した病院へ

    そこで受けた診断は

            PSA数値4.24

    その医師からの言葉が

            肛門から精検用機器を入れ組織細胞を取る検査ですが・・・

            どうされますか?

             ただ前立腺肥大症の人もPSA数値が高くなることがあるので

            一概に癌と言えないので定期的に検査を継続して様子を見る方法もありますが

    との言葉に何事も嫌なことは先送りしたいずるい性格の私です

     私の頭には前述の言葉だけがよぎりました

            男性特有のがんで進行が遅く膀胱がんでは殆ど死なない?

    私のずるい性格が安きに流れる検査を選んでしまいました

     概ね3か月に1度の検査を受けて

          4~6の数値で推移

    当然私は逃げの気持ちが強く反面検査の結果を常に心配しながら待つ小心者です

     しかし運命のときが来ました、

      2018年9月21日の検査結果

           PSA 7.37

    医師も流石に癌を疑ったのでしょう

           精検をしませんか

    との強い勧め私は往生際悪く異常なしを期待ながら受けることに

    1日入院して検査を受けました

       結果は私の期待に反し

           12か所採取の細胞のうち6か所から癌細胞検出

    との告知を受けてしまいました・・・

     このときに思うこと同じ検査最初にしていればよかったーーーー後悔のみ

    主治医は当医院でも前立腺癌手術できますがどうされますか?との問いに

     膀胱がんはダビンチ手術できるとと聞いたのですが・・・

    当院ではできないので設備のある病院の紹介はできますよとの救いの言葉

    私はその言葉に飛びつき当然紹介してもらうことを選びました

      結果大学病院でのダビンチ手術を受けることになり

       病院判断 精検結果5か所は心配ないレベルですが1か所から転移前レベル

    であると告げられました

       そのために前立腺全摘・精嚢・射精管摘出手術はもちろんリンパ節もとらなければならない

    との説明で手術に臨みました

       ダビンチ手術は開腹しないで腹部6か所に穴をあけてする手術とのことで

    術後の回復が早いとのことで私も例にもれず順調に推移し

       2月15日入院 19日手術 22日退院

    でした本当に驚くべき経過でした

     

 今回4月になって何故?投稿と思われますよね

     男のガンでこのがんは進行が遅く膀胱がんでは死なない

   との風評を真に受けた大馬鹿者としての後悔です

      癌年齢を迎える、男性諸氏に早期発見早期治療を伝えたくって

       膀胱がんでは死なない・・・かもしれませんが

        転移して 癌が進行すると、リンパ節や骨(骨盤や脊椎)肺に転移します。

        リンパ節に転移すると下肢のむくみ、骨に転移すると痛みや下半身麻痺を起こすことがあります。

      死ぬことがあるということです

      私の一番の失敗は

       検診で早期に発見していながら精検を逃げるために先送りしたことで

       転移直前まで放置していたことです

   市民検査で要検査を言われたときすぐに精検を受けていれば早期治療で

    今回のように転移の心配をすることも、

   前立腺全摘だけで

     精嚢・射精管摘出・リンパ節摘出手術をすることもなかったのです

   そのことだけが悔やまれます

      結果論ですが前立腺って男にとって本当に大切な重要な機能を改めて知りました

       前立腺機能について一度検索されて重要性の認識し大事にしてください

      どんな癌も早期発見早期治療死なない癌なんてないのですよ

 どんな病気か

  • 前立腺は骨盤を形成する骨の一つである恥骨の裏側にある臓器です。この前立腺のおもに外腺の上皮細胞ががん化し発症するのが前立腺がんです。
  • 今後日本では、食事の欧米化、高齢人口の増加、腫瘍マーカーであるPSA(前立腺特異抗原)検査の普及に伴い、前立腺がんの患者さんは急速に増加することが予想されています。

前立腺と周囲の臓器

 

    

 

      

       

     

    

            


遺言

2018年11月19日 | つぶやき

久しぶりのブログ投稿です

 平成29年の日本人の平均寿命男性81.09歳女性87.26歳となっていました

  来春70歳を迎える私にとってはまだまだ先の話と他人事に・・・・

   そんな私に先日病院の検査で

      ・・ガン

  との告知を受けました過去2回

        膀胱がん18年前・大腸がん5年前

  何れも早期発見で幸い転移や再発もなく安心していたところ3度のガン告知

   今回の私さすがに参りました全身麻酔の手術に不安

    死について考えさせられてしまいました

     一番最初に頭をよぎったのは私の葬儀をいかにとやせんです

      私は次男で分家、先祖の仏はなく新仏先祖のお寺の檀家になるか?

       神式か仏式かの選択肢

        私は神仏に対しては無神論者

   しかし父母やご先祖に対しは今ある我が身への感謝の心ははかり知れません

    私の意志を家族に明確に伝承しなければそこで考えたのが

     遺言

   です

    私の死後は葬儀は行わなくって良い世の形式や習わしにとらわれず

    家族だけで火葬して見送ってくれればいい

     墓については無宗墓(現在制作準備)

         墓床  制作イメージ 

    この意志は家族に伝え、併せて私の親戚縁者についても

    私から

      私が死んだとき葬式をしなくていい、誰にも連絡もしなくて家族だけで送ってほしい

     と家族に遺言している旨

      例えうわさで伝え聞いたとしても弔問不要その場で合掌して送っていただけれ       

     ば嬉しいです

    と伝えています

     されど残された家族に対する世間様の

      親の葬式もしない葬式ぐらいしてあげればいいのに・・

     とささやかれることへの一抹の不安払しょくのため

       父の遺言

     ですと言えるように、

      今日遺言書を書きました

                        追伸

          私は決して世間様で現在行われている葬儀について非難するつもりもなく

         私の考えを人様に強要つもりもありません不謹慎と不満を抱く方もあろうと思いますが

         お許しください

          一部新興宗教のように葬儀に参加しないのでなく

         ただ無神論の私が葬儀や法事事で残された子供に負担を掛けたくないとの一心です

          知人縁者への葬儀については今後も、今まで同様に参加して行くつもりです