続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

特別展 宝石―地球がうみだすキセキ― 国立科学博物館 

 ゴールデンウィークの只中とは言え、一応平日だから多少は空いているかと思い、行ってきました。
 久しぶりに上野駅で降りると……あれ? ここ、改札口だったような……? 行き止まりになっているので、いつもと違うところに出たのかと思いきや、改札口が移動してました。

 今までは改札口を出たら横断歩道を渡って上野公園に行かなければならなかったのですが、直通で行けるようになっていました。楽チン!
 チケットは事前に購入済み。しかしコロナ禍のご時世、入場時間も予約しないとなりません。ずいぶん早く着いてしまったので、喜久月に行って和菓子を購入。あを梅とゆず餅を購入。子どもの日を1日過ぎてしまったけれど、柏餅も買うことができました。喜久月のあを梅は、味噌の効いた餡が最高です。
 まだ時間があるので、子ども図書館へ。建物が美しいですよね。階段をパチリ。


 そうこうしているうちに時間となりました。
 入場時間を区切っているとは言え、なかなか混んでました。ほとんどが撮影OKなので、写真撮ってる人が多く、列に並んでもなかなか進まない状態。博物館側も順番に観ることは勧めておらず、空いたところから観ていくことを勧めていました。
 あっち行ったりこっちを観たりしているうちに、入口付近の巨大宝石の展示場所が空いたので記念写真。2.5mのアメシストドーム、どーん!

 紫外線を当てると光る石の展示。

 何枚かは張り切って撮ったのですが、肉眼で見る美しさと、お粗末な腕と性能がいいとは言えないスマホカメラで撮った写真との差があまりにも開いているので、早々に諦めました。

 あんなのとかそんなのとか、本当に美しかったのですが、私の腕にかかれば、まあこんな程度です(泣)。
 個人蔵のものすごい宝石は撮影NG。それはそれは美しく、あわや目がつぶれるところでした。近くにいた若い男性は、「こんなの、ルパン三世でしか知らない! ルパン三世が盗むやつでしょ!」と興奮していました。彼女はスルーしていたけれど、私は「だよねー」と思って聞いてました。

 眼福、眼福。美しいものをたくさん見て、ため息をついて会場を出たのですが……。
「ネギ、見た?」
「あ、見てない!」
 ネギとは、今回展示されているはずのトルマリンのこと。緑と白のツートンカラーで、見た目がネギそっくりなのです。それを見るのを楽しみにしていたのですが、順番にではなく、あっち観たりこっち観たりしていた結果、美しさ酔いもあってか、どうやらネギを見逃してしまったようです。痛恨!
 まあ、しかし、チケット代以上に楽しんだと思います。

 まだ時間が早かったので、飯田橋にある、気になっていたお店に行くことにしました。お店の名は「チャンキチャチャンテン」。漢字で書くと「贊記茶餐廳」となります。
『九龍ジェネリックロマンス』というマンガで、この店を参考にしたであろうメニューが登場しています。ポーローヤオと香港式ミルクティー

 甘くないメロンパンみたいなパンに、バターを挟んだもの。パンは温めてくれます。香港式ミルクティーエヴァミルクを使った濃厚なミルクティー。砂糖を入れて飲んだほうがおいしいかな。ちょっと疲れていたので、ほっとしました。

 妻のカップ内側には、広告が入っていました。当たり?

 ここまで来たら、東京大神宮にも行こうかということになりました。時刻は17時前。あまり遅い時間に神社にお参りするのは気が引けるのですが、まだ明るいし、行くことにしました。

 初めてのお参りです。東京の伊勢神宮とも言われ、縁結びの御利益がある神社だそうです。そのせいか、若い女性の参拝者が多いように見受けられました。
 お参りを済ませ御朱印をお願いすると、受付時間ギリギリ。でも、いただくことができました。
 なかなかに充実した休日でした。

 最後に、どうでもいい話ですが、上野公園のこの広場を見るたびに「天下一武闘会開くなら、会場はここだな」と思います。


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