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マイセンのバスケット

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 本日土曜日は、6カ所巡りました。朝にヴァンヴの蚤の市へ行き、その足で近くの公園での古物市へ。それからラスパイユの教会でのバザーに入ろうとしたら、衛生パスポートの提示を求められて断念。それからポー・ロワイヤルへ行くも、古物市は立っていなくて、スマホを良く見たら曜日を間違えていました。それからグルネル通りへ行くも、これまた曜日間違い。それぞれ、明日の開催でした。ガックリ。部屋に戻って昼食を取り、旧証券取引所の周りで行われていた古物市へ。同人誌でご一緒している日本人の友人が出店していて、久々だったので長話。その場で共通の友人に電話をし、来週3人で食事をすることに。それからレピュブリックへ。何も買わず、ジュルダンへ。ここでも何も買わず。「余程のものでない限り、見なかったことにする癖を付けるキャンペーン」実施中で、その成果が出て来たようです。
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 ということで、こちらは厳選された一点。昨日、パリ市内の古物市で仕入れた手の平サイズのマイセン窯のバスケットです。煩悩は煩悩でも、プチ煩悩ですし、価値のある煩悩、ということにしておきます。
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 裏印。剣の柄頭部分が滲んだように太くなっているので、1816年から1924年まで描かれていた形と推定。かなり開きがあるのですが、こちらのバスケットは少なくとも100年くらいは経っているはずです。
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 裏印の剣の描き方が雑ですが、さすがにこちらの花は丁寧です。どうやったらこんな風に描けるのか本当に不思議。
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 そしてこのレース状の細工に寸分の隙も無く、素晴らしい出来栄えです。
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 交差部分に半立体の小花が描かれています。マイセンは“なんちゃって”も多く出回っているけれど、こちらのバスケットは全てにおいて丁寧な仕事で、その美しい仕上がりを見るにつけ、マイセンの作で間違いないでしょう。当然ながら仕入値は高く、でもこのサイズなので、値付けに悩みそう。ただ、やっぱり最初は少し強気値段で行きたいと思います~。


これから夕食前の腹筋運動をします~

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by tomoakishimizu | 2021-09-19 02:38 | 調度品 | Comments(0)
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