カテゴリ:【ディズニーシー】or【・・・シー+α】
ベッラヴィスタ・ラウンジまで食事をしに出かけました。 せっかく確保することのできた前方席ですが、残念ながら夫はお休みを取ることができなかったので今日は私ひとりです。 電車を乗り継いで舞浜駅に到着したのは12:30を過ぎたころでした。 リゾートゲートウェイステーションまで歩き ディズニーシー開園21周年記念デザインのフリー切符を購入してホームに上がり、やってきたリゾートライナーに乗り込むと なんだかいつもと様子がちょっと違います。 昨日の9月7日から東京ディズニーシーに登場したという、ダッフィーの新しいお友達のキツネの子「リーナ・ベル」にちなんだ装飾が車内のあちこちに施されていたのでした。 慌ててリゾートラインの公式サイトをチェックしてみると、この特別な車両は一日中いつでも運行しているというわけではなく、今日はこのあと15:00前には車庫に入ってしまうとのことでした。 (2~3日先までの運行予定時間帯が公式サイトで公表されています。) これは遭遇できてラッキー!…なんじゃないのー…?? まったく運行しない日もあるようですし もう一度乗るチャンスがあるかどうかもわからないので、車内を移動しつつ少しだけ写真を撮らせていただきましたよ~ 「リーナ・ベル」ライナーに乗ってリゾート内を何周かした後、最終的にディズニーシーステーションで下車したのは13:15くらいでした。 連絡通路を歩いてホテルミラコスタへ向かい、ミッキランジェロギフトを覗いたあとベッラヴィスタラウンジ店頭へ行くと、すぐにテーブルまで案内していただけました。 昨日からメニューが新しくなったというベッラヴィスタラウンジ。 ただ今ランチタイムに提供されているコースは二種類、お馴染みのベッラヴィスタラウンジ・ランチコースと、もう一種類は “ウェルカム、リーナ・ベル!”ランチコース というダッフィーの新しいお友達に因んだ名前のスペシャルなメニューがこちらのお店にも登場していました。 ベッラヴィスタラウンジ・ランチコースの今期のメニューにはメインに子羊があったのでたいへん迷いましたが、ここはひとつ リーナ・ベル行ってみるか~ と お料理の方はスペシャルコースにし、ベッラヴィスタのグラスもお願いすることにしました。 以下、簡単に “ウェルカム、リーナ・ベル!”ランチコース の記録です。 まず最初にテーブルにやってきたのは、「リーナ・ベルとダッフィーが森の中で出会ったシーンを表現した」という前菜。 説明するまでもないと思いますが、左のピンクのがハムと生ハムのムースで作られたリーナ・ベルで 右の茶色いのがモッツァレラチーズで作られたダッフィーです。 お皿の上には二人の出会いのエピソードに欠かせないブルーの蝶々と虫メガネも表現されています。 ハムのムースの上の白いのはレフォール(西洋わさび)のムース(これが有ると無いとではたぶん風味が大違いになったと思います)、周りの綺麗な青い粒はブルーキュラソーで色付けしたバルサミコでできていてリーナ・ベルの瞳を表現しているそうです。 モッツァレラダッフィーの方は 耳のように見える部分はバルサミコのフォーム、アーモンド(?)やニンニクのオイルで風味付けしたパン粉がまぶしてあっていかにもダッフィーらしいふわふわ感を感じさせます。 上の「森」の中にはポークとクルミのパテで作られた切り株がころがっていたり、そばに散らばっているナッツは土を表現しているのでしょうかね~ 見た目が可愛いすぎるので「味の方は平凡だろう」と軽くみたりしたら大間違いの前菜で、一皿に幾種類もの旨味がのっているだけでなく酸味や苦味の刺激もしっかり加わっていて本格的な味でした。 また、実は私はリーナ・ベル登場の物語については全く知らないままお店に伺ったのですが、この前菜の説明の際にキャストさんがお料理と絡めてじょうずにお話しくださったので、このキツネの子が登場した経緯についてもよーく理解できて食事をするにあたっての新しい楽しみの一つにもなりました。 ずーっと以前 パーク内のリストランテ・ディ・カナレットで「レディ&トランプ」の物語に因んだコースが出されたことがあったのですが、その際の「キャストさんが語るディズニーの物語と共に提供される料理」という趣向をちょっと思い出しましたよー 次のパスタは、メニューにはイワシとフェンネルのシチリア風リングイネとあったのでどんな感じかと思っていたら、サフランの黄色が印象的な こんなパスタでした。 ソースはレーズンや松の実などの木の実を使ったサフラン風味のオイルソース、上にイワシとフェンネル、仕上げにはオリーブオイルで揚げたパン粉を散らしてあります。 キャストさんは「お客様によって好みが分かれるのでは?」と心配なさっているようでしたが、青魚大好きな上に甘みと塩辛さが入り混じった複雑な味も好きな私は とっても美味しく楽しくいただくことができましたよ。 あとから調べたところによると、もともとイワシと大量のフェンネルとアンチョビとレーズンを使うサフラン風味のパスタはシチリア地方の郷土料理だそうで、今回のパスタはその原型に近い形での提供だったみたいです。 同じイタリア料理でも本当に地方によって表情が違うのですね~ (どこの国の料理でもきっとそうなのだろうと思いますけれど。) メインは魚介と牛フィレの二択ですが、これもさんざん迷ってお肉にしました。 (今回もスペシャルコースのお魚料理とベッラ…コースのお魚料理は同じ内容だそうなので。) 牛フィレのステーキ、ソースはビーフのジュにコーヒーパウダーなどを足して深みを出したもの。 周りの黄色いソースはパンプキンピュレ、左の小さなのはマスタードに赤ワインを馴染ませてある「ヴァイオレットマスタード」と呼ばれるものだそうです。 付け合わせはブロッコリとクリーム色のはマコモダケ(添えてある赤紫色のはアマランサスの花)、それに茄子とトマトのグラタン風(グラティナート)。 そして最後のデザートには リーナ・ベルの大きな「しっぽ」が登場です。 この「しっぽ」はラズベリー風味のメレンゲでできているとのこと。 土台部分はルバーブのコンポートの上にブラマンジェをのせています。 ルバーブはジャムやジュースやソースでいただいたことは何度もありますが、粉砕してなくて形あるルバーブそのものがコンポートになっているのを食べたのは私は初めてです。 今回、デザートではリーナ・ベルのこの「色」を出すためにきっと様々な野菜や果物を試されたのだろうと思いますが、ありきたりな果物ではなくルバーブを使ったところが「探求心が強い」とされているリーナ・ベルのキャラクターを彷彿とさせて面白いなーと思っちゃいましたよ~ 全体的に、今回は かわいいけどひとクセある 見た目の印象で油断するとガツンと来る みたいな(??)内容のコースだったように思います。 いつもホテルミラコスタのレストランに来ると痛感させられることですが、その時その時のイベントやテーマにちゃーんと沿っていてさらに季節感もあって 食べてもきちんと美味しくて見た目も楽しい、そんなお料理を絶え間なく生み出せる調理部門のスタッフの皆さんは本当に素晴らしいですよね~ これからも期待せずにはいられません。 そして、そのお料理を私達のテーブルまで届けて紹介してくださるサービスのキャストさんにもとっても感謝しています。 どうもありがとうございました。 食事を終え、お店を出たのは15:00過ぎくらいだったでしょうか。 ホテルを出た後は 今度はごくごく普通の車両のリゾートラインに乗って、私はまっすぐ家に帰りました。 次はぜひ子羊をいただきに、夫とともにまたベッラヴィスタラウンジにも伺えたらいいなー(テーブル確保できたらね!) と思っています。 おまけ:リゾートラインに乗り込んだ時 びっくりして思わず撮っちゃった一枚。 ** ベッラヴィスタラウンジ の “ウェルカム、リーナ・ベル!”ランチコース ** ・生ハムとハムのムース ポークと胡桃のパテ モッツァレッラとバルサミコフォーム ・リングイネ イワシとフェンネル シチリア風 ・真鯛、海老、アサリと野菜のコンポスタ オレガノ香るオニオンピュレ または 牛フィレ肉のビステッカ パンプキンピュレ ヴァイオレットマスタード 茄子とトマトのグラティナート仕立て ・ヨーグルトのブラン・マンジェ ルバーブコンポート ザクロアイス ・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2022年9月8日~10月31日 (6500) ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 利用なさってみてください。 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 26, 2022 02:29:45 PM
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