繊細に感じさせてくれる珈琲は、本当に奥深い。

テーマ
美味しい珈琲を飲むには

繊細に感じさせてくれる珈琲は、

本当に奥深い。

 

ここ最近は、
穏やかで安定した天候ですね。

３日から連休というお方も
いらっしゃるのでしょうか？

こんにちは。
プレミアム珈琲焙煎士　山口耕一です。

 

今回は、珈琲の味わいが持つ
微細な変化をも感じ取れる！

とても繊細で 敏感な感度を持つ女性から
頂戴したお便りを ご紹介します。

 

 

 

●山形県　ミチコさま　女性　40代
いつも 優しくて 味わい深い珈琲を
お届けくださり、ありがとうございます。

今回は、イギリス王室御用達の
最高級の珈琲ということで、

到着前からより一層、
とても ワクワクした気持ちを

抱かせてもらっていたことを
今… 振り返り、思い起こしております。

 

キリマンジャロ珈琲にお湯を注いだ瞬間、

今まで以上に

粉がフンワリと 膨らんでいくのを見て

じんわりと感動したのが、つい先日です。

 

お湯を注ぐたびに
香り高く 立つ湯気を感じながら、

きめ細やかな泡が
キラキラと光る様子は｡｡｡

慌ただしい日常の合間に
ひとときの至福を感じる瞬間です。

 

面白いことに、同じ珈琲をいただくでも、
お味が 毎回違う気がするのですよね～。

私自身の体調の変化や
ホルモンのバランスの違いであるのか、

珈琲の熟成度合いなのか
はたまた 珈琲を注ぐ湯温の差であるのか。

 

そんな　私自身の 「 味覚 」を、
繊細に感じさせてくれる 山口さんの珈琲は

本当に奥深いものなのだなぁ～と、
いつも　関心させていただいております。

朝夕の風がとても冷たく感じられる季節と
なってきました。

山口さんも どうぞご自愛ください。
本当にいつも、ありがとうございます｡

 

 

 

［ 繊細なその感覚こそ、珈琲の醍醐味 ］
ミチコさま　ありがとうございました。

さて、文中に登場した
★お味が 毎回違う気がする

という部分なのですが…
これ、じつは、その通りなんです。

この部分、誤解を招きそうなので、
少し補足します。

 

例えば、
今回文中に登場したキリマンジャロ。

華やかな　香りが高く
ワイルドで厚みのある
ややザラつきある コクを楽しめます。

でも、それが
飲みにくい くどい味に 感じないのは…

旨みを伴う美味しい苦みを 際立たせる
ほのかで　優しい　微かな酸味を残す、

 

といった、バランスの良い 独自の焙煎を

施しているからです。

 

 

 

で、だったら、毎回まったく同じ味を
感じられるのか？

 

と言うと
じつは、そうではありません。

 

もちろん（本来は、ほぼ）同じ味わい
なのですが、
ミチコさんも　おっしゃっているように

・様々な体調の変化で
　　感じる味は、変わります。

（ 風邪気味、花粉症などでも ）
（ 感じ方は、変わります。）

 

・珈琲の熟成度合い

　　でも変わります。

（ 煎りたてすぐは、尖った感じ ）
（ 熟成始まると、穏やかになり ）
（ 熟成中盤以降では、まろやか ）

 

・注ぐ湯温の差でも変わります。

（ 一般的には、高温ではキツく ）
（ 抑えた温度で、柔らかく入る ）
（ 実際は、焙煎度合いで変化します ）

 

このように、まったく 同じ豆でも

様々な要因、条件で、感じ取れる
味わいは　変わってゆくということです。

 

そういった、微細な変化を感じ取り

「 こうしたから、こうなった。」
「 この状態だと、こう感じた。」

と言う風に、

味の変化を感じ 楽しむことは｡｡｡

珈琲を美味しく味わう
醍醐味の一つであると
私は、常々考えています。

 

日々味わう珈琲を楽しみたい！と
思われるコーヒー好きな　あなたにも

多くの変化を楽しませてくれる
繊細に感じさせてくれるような

奥深くて
美味しい珈琲を飲んでもらいたいです。

ありがとうございました。

 

 

 

 

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誠に ありがとうございます。

プレミアム珈琲焙煎士　山口耕一

山口珈琲店のホームページは、

こちらです。

http://www.yamaguchicoffee.com/