こんな物理の授業は受けるな | 大学生が全国の母親を応援する。教員を徹底的に斬る。-勉強嫌いの子供を勉強好きにさせるための魔法ー

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難しい式や言葉は一切使わずに、小中高のすべての教科を説明していきます。子供が学校の勉強が好きになるかどうかは母親に懸っています!

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こんばんは、全国のお母様。

だんだん寒くなってまいりましたね!


今日は物理についてお話します。

題して

『こんな物理の授業は受けるな』

です。



さて『物理』と聞いて

「難しそう。」

「私にはさっぱりですわ」

「何がやりたいのかわからない」


などというのが一般的な感覚でしょう。

私もそうでした。



高校までの物理というのはいわゆる「古典物理」というものです。

まぁ簡単に言ってしまうと

目に見えるような自然現象

のことです。


大学以上で習うような『量子力学』の概念を除いた物理ですので、

皆さんの一般感覚と一致している訳です。

(量子力学は一般感覚とかけ離れる部分が大きいためかなり苦労するのです・・・)



家庭教師で理系の生徒がよくヘルプを呼ぶのがこの教科ですね。

私は

『物理ってこんな簡単なんだ』

ということを日々生徒に感じさせている訳で、ここでそのことを書くのもいいのですが今回は


題名にもある通り、学校の授業において

『こんな物理の授業は受けるな』

ということについて話していきます。


「早くしろー」

「もったいぶるな!」

という声が聞こえてきそうなのでさっそく今回のキーワードを上げていきますね!


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今回のキーワード


『その先生、生物専攻では?』

『公式を覚える、にピンと来たら110番』(笑


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先ずはじめに言っておきます。


『物理は生物の先生でも教えてOK』


これはどういうことかというと

教員免許には理科、という区分までしかありません。つまり

理科の教員免許さえとってしまえば、理科の科目

物理 化学 生物 地学 のどれを教えても全く問題ないのです。


『でも理系の先生なら高校物理くらい・・・』

って思った人もいると思います。


しかしよく考えると、生物専攻の先生っていうのは地雷が多いです。何故かというと、

高校で理系はふつう理科は2科目取ります。ほぼ全員の生徒が化学をとり、

もう一つはこれまたほぼ全員、物理か生物をとります。


もうお気づきの方も多いのかもしれません。

ほぼ全員に言えることは


生物専攻の先生は高校の時に物理が苦手だったし、恐らく勉強もしていない。』


ということです。



地学をとる人はほんの一握りしかいません。

私の友人の中でも物理と生物の2つを選んだという人はあまり聞いたことがありません。



加えてもう一つ言っておきます。


『文系は理科1科目を選ぶ時、ほぼ全員が生物を選択する。』


ということ。ですから生物専攻だった先生が如何に


物理が苦手である可能性


が高いかがお分かり頂けたことでしょう。





さてその物理が苦手な教員がよく言うことがあります。


『公式を覚えてそれを使えるようにしなさい。』


全員が全員だめとは言いませんが、このようなことを言う教員は十中八九ハズレです。



詳しく説明します。

高校までで習うような物理、つまり『古典物理』というのは本来であれば


『一般感覚で理解できるもの』


のみ扱っているのです。つまり、物理が出来る(本当に理解している)生徒にとっては


『公式なんていうのはバカバカしい』のです。


『普通に考えればこういう式になる。』

『感覚的にこういう答えになる。』

『普通に考えてこうだ。』


という発想が出来る訳です。



もちろん最初からこうなれとは言いません。

というか大半の生徒はノーヒントではそういう発想は出来ません。


もうお気づきのお母様も多いことと思いますが、


『生徒に感覚的な理解をさせるのが教員の仕事である。』


というのが私の持論です。

公式なんていうのは教科書を見れば堅苦しく書いてあるわけです。

それにわざわざそんな難しいことを書かなくても


『物理は公式なんて使わずにすべて解ける』


わけです。


だからそういう


『物理を感覚的に理解できなかった教員』

『公式を覚えなさい』とか『ここはこの公式を使って』


とかよく言っているのには納得できますね!



そもそも先生が本質的に理解できていないのです。







もちろん物理の教科書にも非はあります。

ただ少し擁護しておくと、感覚的な説明をしようとすると非常にチープな日本語を使わざるを得ず、

文章の体裁がやや軽くなってしまうからです。

それに一番大切なのは


『教員が噛み砕いて生徒に感覚的に理解させる』


ことを前提に書いてあるからでしょう。




さぁ今夜はここらへんにしておきます。

お読みいただいてありがとうございます、全国のお母様。

よかったらコメントしていってくださいね。



この記事が良かった思ったお母様。


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次回のキーワード

『覚えるのは公式でなく定義』

『テストの点数にだまされるな!』