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食事

糖質の過剰摂取がもたらす自律神経の乱れ

投稿日:2021年6月27日 更新日:

糖質の過剰摂取は、最も有害な食習慣の一つと言われています。

血糖値の乱れは自律神経の乱れ。

血糖値を乱高下させてしまうと、腸内環境の悪化やホルモンバランスの低下など、様々な病気の要因になってしまいます。病気までいかなくても、様々な不定愁訴が糖質の過剰摂取によるものなんです。

  • 疲れやすい。何をするのも億劫になる。
  • 朝が起きれない。朝起きる時から疲れている。
  • 寝つきが悪くなる。熟睡感がない。
  • 集中力が低下する。物忘れが強い。
  • 新しいことをする気力が湧かない。
  • 生理痛、PMS(生理前症候群)
  • 気分が落ち込みやすい。やる気が起こらない。
  • 風邪をひきやすい。風邪をひくとなかなか治らない。

起立性調節障害の症状に重なる内容が多いですよね

血糖値が急上昇した後、今度は下げる為のホルモン(インスリン)を沢山出す事になり、低血糖状態になり、上記のような様々な不定愁訴を感じます。

そして、その後は、また通常の血糖値に戻そうと、血糖値を上げるホルモンか働きます。

この血糖値を上げるホルモンは、交感神経のホルモン。

ということは…

血糖値が乱高下すると、交感神経のはたらきが大きくなるので、自律神経バランスが乱れるということなんですね。

 

白砂糖は悪いけど、黒砂糖やきび砂糖なら体にいいのでは?

ミネラルが残されているという面ではYes。

白砂糖やグラニュー糖は、精製される過程でミネラル等の栄養素が取り除かれてしまうので、ミネラル分が残されている黒糖、きび砂糖、てんさい糖等を選択した方が良いですよね。

ちなみに、茶色い砂糖が全て良いわけではなく、三温糖やザラメは茶色ではありますが、上記天然のお砂糖とは別物。上白糖の糖液を煮詰めてカラメル化させたものなのでミネラル分はほとんど期待できません。

 

普段の食事に含まれるお砂糖の量

この量、凄くないですか?

ご飯一杯とケーキがほぼ同じ糖質という意識ないですよね。
ケーキ食べる時には、「糖質を摂っている」という罪悪感があったとしても、ご飯食べる時にはそんな事考えないと思います。

飽食時代の今は、日々の食事だけでもかなりの糖分を摂ってしまっているので、たとえ良いお砂糖であっても意識して控えないといけない事がわかります。

 

血糖値を急上昇させないために

  1. ジュース、清涼飲料水、甘いコーヒーや紅茶をやめる
    液体は特に吸収が早いので、水かお茶を飲む習慣に変える
  2. 炭水化物だけの食事をしない
    ラーメン、パスタ、うどん、パン、おにぎりだけで食べない
  3. お菓子を買い置きしない
    スナック菓子、お煎餅も糖質は豊富です

オーソモレキュラー療法で有名な、姫野友美先生の著書から引用させていただくと、

脳の唯一のエネルギー源は「ブドウ糖」は間違い

これは一般的には正しいのですが、部分的には間違いでもあります。
脳という組織は筋肉のようにブドウ糖を蓄える事ができないので、常にブドウ糖を安定供給する必要があります。

しかし、ブドウ糖以外にも、タンパク質が分解されてできるアミノ酸や、脂質の中の脂肪酸からもブドウ糖がつくられていきます。

つまり、ことさら糖質をとらなくてもブドウ糖は脳に安定供給されているのです。

血糖値を下げるホルモンはインスリンしかなく、血糖値を上げるホルモンはグルカゴン、アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールなど多数備わっていて、飢餓に耐えられるようになっているのです。

これらの事から、人間の体は糖質をほとんどとらなくても生きていけるように出来ているのです。そこに必要以上の糖質が入ってきてしまうのですから、脳も体も大混乱になって病気になるのは当然といえます。

と、書かれてあるように、糖質は普段の食事の中にも充分含まれているので、ジュースやおやつなどで糖質を摂ってしまうと、過剰摂取になってしまい、血糖値の乱れから様々な不調へと繋がってしまうのですね。。

高いサプリを買うより、まずは糖質を控える。
お金をかけなくても出来る事から意識改革です。

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栄養療法は最強の治療法だと思いますが、独断で始めるのではなく、栄養療法のクリニックで検査をして、今体の中で何が起こっているのかを知る事が何より大事。

まずは知る事!そして出来る事から実践してみてくださいね。

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