⑯ 新幹線で目にするものは、持ち出しパソコンと持ち出し書類? から
新幹線に乗ると、どの車両に行っても、ノートパソコンで仕事をする人を見かける。
新幹線の中でパソコンを使用し仕事をする人は、持ち出し許可を得た人もいれば、得てない人もおり、私物のパソコンを使用している人までいると考えられる。
これが情報管理の実態なのだ。
しかし、いずれの場合もそこに格納されている情報を持ち出していることに変わりはない。
新幹線の中で、パソコンを使用し仕事をしていることには、どんなリスクがあるのか考えてみたい。
よく言われていることは「のぞき見」である。
人の目に触れることも立派な情報漏えいである。
みなさんも経験していると思うが、隣に座っている人のパソコンからメールの内容や作成している文書が目に入ることがある。
そこから、その人が取り組んでいること、その人の業種や所属している部署までわかることが多い。目を凝らせば、その人の会社名、取引先名、その人の名前までもわかる。
それは会社の情報が漏えいしているということだ。
メールや文書に顧客情報が記載されていれば、顧客情報も漏えいしていることになる。
盗難や置忘れの危険もたえずつきまとうはずだ。
パソコン内には会社の機密情報や顧客情報が格納されている。
しかも膨大なデータが格納されていることが推測できる。
そんなデータが漏えいしたならば、会社の存続を揺るがす問題になると同時に、顧客に多大な迷惑をかけることになる。
ノートパソコンに社内ネットワークに接続する設定がされていれば、盗難などにあった場合、社内システムに侵入されるおそれもある。
はたして、そんなことを覚悟のうえでパソコンを使用しているのだろうか?
それにパソコンを肌身離さず持っていると本当に言い切れるだろうか?
トイレなどで席を立つこともあるのではないだろうか。
紛失・置忘れ、盗難などで情報漏えいを発生させてしまったとき、ほとんどの場合、顧客情報が含まれていることが明らかになっている。
電車の中でパソコンを使用したり、書類のレビューを行うことは、顧客を大きなリスクの場に立たせていることになる。
このことを、ぜひ頭に入れてもらいたい。
※情報セキュリティ時代のビジネスマナーのポイント
①ノートパソコンや書類を持ち出すと、紛失・置忘れ、盗難、のぞき見など、あらゆるリスクにさらすことになる
②パソコンや書類の中には、ほとんどの場合顧客情報も含まれていることから、顧客をリスクの場に立たせることになる
記事の詳細はHPに掲載しています。
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