鎮守の杜から
葛木御歳神社神職が、神道についてや、日々感じたことなどを思いつくままに綴った私的なページです。
 



念願の御歳神社オリジナル御朱印帳ができました。

デザインは画家の森田明子さんに依頼。
大好きな龍と鳳凰のデザインが表裏に布印刷で描かれています。



龍神様を初めて強く感じたのは神職になって初めて迎えた歳旦祭の夜でした。
午前0時からの神事の最中に、ゴオォォォォ~!というすさまじい地鳴りのような轟音と共に、金剛山の方角から疾風が吹いてきたのです。

龍脈が通った!!!

そう確信しました。

龍神様はエネルギー体なのだと感じています。強いエネルギーで天と地を繋ぐ。

すっかり寂れてしまっていた御歳神社に新たな風が吹いた瞬間。
ああ、神さまが龍脈を通してくださった。繋がった!・・・と確信しました。

歳旦祭は新しい年を迎える神事。再生のエネルギーが最高潮に高まる時。
やっと吹いた。待ちかねていた瞬間の感動を私はずっと忘れません。

その後も様々な問題山積でした。それを一つずつ解決していくのはまるでジグソーパズルのピースを埋めていくような作業。
たくさんの喜びと出会いももたらされました。

私では無理かもしれないと思うことも何度もありました。
絶望の一歩手前の時もありました。
しかし、解決策はどこかにあるのです。
そうして新たな喜びと共に、私はまた歩みを始めます。

鳳凰は再生の象徴。
炎に焼かれて何度でも蘇る。
蘇り連綿と受け継がれて、伝統になる。
神社はそうやって続いてきたのでしょう。

龍となって天へ昇り、鳳凰となって再生する。
エネルギーの循環を幾度となく繰り返す。

私たちの命たちもその循環の中にある。
壮大な天と地のドラマの中の一員として私たちは存在しているのです。

御朱印帳についてはこちらから↓
http://www.mitoshijinja.jp/syuin.pdf
郵送もいたしますよ。(御朱印帳1500円、送料200円)

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