ただいま地獄の一丁目、今日が始まりの日

自分が生きて来た過去を振り返り、なにがどううまく行かなかったかを、しっかりと考えてみる事で。

自分がギャンブル依存症と言う病気だと、心の底から認める事が出来た。

全ては、ここから始まる。

ギャンブルと言う病原菌に、脳が侵されていた。そのギャンブルにされた酷い仕打ち、巧妙な罠をしっかりと思い出し心に焼き付けた。

まさに黒い悪魔。時には両手に持った鎌を振り回し殺意に満ち溢れ、時には飯に毒を盛り、ジワジワと死なない程度に苦しませ続ける。そして飴と言うエサで自由自在に人間の心を奪い、廃人化させていく。

そんな凶暴で狡猾で、圧倒的的な力を持つギャンブルに、僕らが出来る事は。。。

何も出来ない。負けを認めて逃げるしかない。

とてつもないほどの恐怖。怖いものには近寄らない。必死で逃げよう。

少しでも遠くへ、走って、走って、全力ダッシュだ！！

決してギャンブルと友達にはなれない。ギャンブルの本性を見ただろう。

地獄の苦しみを何度も味わった。失意のどん底に突き落とされた僕らにはわかる。


(続く)



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