クリスマスの真相【後編】 | めりーさんのブログ

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声楽科卒でドイツ語オタのめりーさんのブログ。最近は「メニエール病」について綴ってます。

【前回のおはなし】
クリスマスをひも解く(クリスマス編)

【今回のおはなし】
クリスマスをひも解く(サンタ編)
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めりーめりーくりすます!\(^o^)/

長いクリスマス日記の後編です!

今度はサンタ編です☆

馬車(黒)短


サンタクロース。

子供たちにとっては
クリスマスの主役的存在。

彼の衣装が赤いのは
コカ・コーラ社の広告からついたイメージだというのは
割と有名でしょうか?

しかしこの話はどうやら俗説らしく、
コカ・コーラ社の広告が登場した時には、
すでに日本でも「赤と白のサンタ」が定着していたようです。

では
昔は「黒サンタ」や「緑サンタ」もいたのでしょうか?(笑)

馬車(黒)短


サンタクロースには元ネタがあります。

聖ニコラウスといって

4世紀頃の東ローマ帝国に実在した
キリスト教の司教で、聖人です。

サンタさんの
「夜中にやってくる」
「煙突から入ってくる」
「靴下にプレゼントを入れる」
といった特徴は、
全てこの人物の、
次のエピソードに由来します。

教会の司教だった聖ニコラウスはある日、
こんな話を聞きます。

――ある家には娘が3人いるのだけれど
貧しくて持参金を出してあげられないので
お嫁にも行けず
身売りをしなければならないかも、と。

それを聞いた聖ニコラウスは
夜中にその家の煙突から、
家の中に金貨を落としたそうです。

暖炉のそばには靴下がかけてあったので、
金貨がその中に入り、
娘たちはそのお金を持参金にして
身売りを免れたました。

めでたしめでたし!(・∀・)

馬車(黒)短


というわけで
このエピソードが今のサンタクロースの原型になっています。

他にも様々な言い伝えのある人なのですが、
一つつっこみたい事は
「夜中にこっそりやった割には
しっかり記録に残ってるんだな」
ってことです。(笑)


ちなみに、
「サンタさん」ではなく
「聖ニコラウス」が
プレゼントやお菓子を配る国もあるのですが
これは本来クリスマスの習慣ではないのです。

教会で決められた
「聖ニコラウスの日(12/6)」にするイベントで、
 クリスマスは普通にミサに行くそうです。

馬車(黒)短


☆おまけ☆ ~黒サンタの噂~

ドイツには黒いサンタも居るようです。

クネヒト・ループレヒト(Knecht Ruprecht)といって、
サンタさんの従者的な存在なのですが、
長いひげを生やし、毛皮をまとっているそうです。

このようなサンタクロースの従者の伝承は
ドイツに限らず、
ヨーロッパの各地に残っているようなのですが、

サンタさん同様の老人の姿であったり、
小人であったりと
容姿は様々です。

ドイツの場合は
サンタさんが"良い子にご褒美"を与えるのに対し、
黒サンタは"悪い子にお仕置き"を与える存在なのだそうです。

馬車(黒)短


さて、
クリスマスの悪あがきもそろそろおしまいにします。

クリスマスにはいろんなものがぎっしり詰まっているのだ、
ということだけが分かりました。

1日じゃ書ききれないくらい…(笑)

明日は発表会ですので
頑張ってきます。

おやすみなさい!

― 続く ―



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