『ポツンと一軒家』は楽しみな番組
先日からOAされている
宮崎県の椎葉村(しいばむら)は
焼畑を行う平家の落人の里と知られています
那須さんという方が
的射(まとい)をされているのを見て
那須大八郎宗久の伝説を思い出しました
那須大八郎宗久は那須与一の弟で
平家追討の為に椎葉村までやってきましたが
落人の人々の穏やかな暮らしぶりに討伐をやめ
村の鶴富姫と結ばれます
しかし帰還命令がでて
椎葉村を去ることになり
身籠もっていた鶴富姫に伝えたのは
「男ならば那須の元へ、女ならば村で育てよ」と
かくして生まれた子は女の子
那須という苗字をもらい椎葉村で生きたと---
そんな那須与一の流れがあるから
弓に関わる的射なのだろうと思ったのですが
これは一年の災厄を除く春の神事とのことで
直接の関連はわからずですが
『的射節』には「那須与一の末じゃもの」
という一節が見えます
的は金の的 弓と矢は白木 放す間の面白や ヨイホー ホンニー
的を射るなら きりきりしゃんと 那須の与一の末じゃもの ヨイホー ホンニー
向うは金の的 手前は白木弓 手先わるけりゃ 当りゃせぬ ヨイホー ホンニー
一度は行ってみたい椎葉村です