◆自分の意思をなくしたきっかけ

こんにちは。

雫石雪乃です。

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私は私立の小学校も中学校も存在しない田舎町で育ったので、

私自身はもちろん、周りも小学校お受験も中学受験も無関係な環境で育ちました。

なので、

お受験（もしくは中学受験）＝ものすごくスパルタで勉強させられるもの

と勝手なイメージで、そういう風に思っていました。

ところが、です。

いざ、東京で子育てをしてみたら、そうではない人がたくさんいてそれはそれは驚きました。

もちろん、中には子供が泣き喚いても

「終わるまで寝させないからね！！」

などと言って、夜中の1時2時まで勉強させる方もいました。

でも、受験する子の半分ぐらいは本当にお勉強が好きで、塾に通わせなくても勝手にいつまでもお勉強するような子達で、親の役目はといえば求められるままに問題集を買ってあげたり、博物館や科学館に連れて行ったりとそんな感じ。

昨日、久しぶりに私立に行ったぷっぷちゃん（中２次男）の同級生の女の子を公園で見かけたのですが、虫取り網を持って必死に虫を追いかけて走り回っていました。

そして、その後ろを炎天下の中、必死に走って追いかけるお母さん（美人女医さん）

「ああ、そうそう。この感じ。子供をどんどん伸ばしてあげているお母さんって、こうやって子供のやりたいことにただひたすら付き合ってあげるんだよなぁ（たとえ物凄く暑い日に中２の娘さんに”虫取りに行きたいから公園に付き合って！！”と言われても。笑）」

このお母さんは、小学生の頃からこのように娘さんのやりたいことにひたすら付き合っていたのを覚えています。勉強に関係あるなしに関わらず、です。

こういう子は本当にどんどん伸びていくし、逆に親に無理やり何かをやらされている子はそのストレスを発散するかのように学校で大暴れし、素直に育っている子をやっかんでいじめたり、変なちょっかいを出したりというパターンがすごく多いなぁ・・・と思います。

あ、全然関係ないですが、さかなクンの映画が観たいです✨

さかなクンのお母様も素敵

映画『さかなのこ』公式サイト“さかなクン”のすっギョい人生がまさかの映画化！のん主演、沖田修一監督最新作

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さて、昨日の記事を読んだ赤いブレスレットのNさんからこんなメッセージをいただきました。

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雪乃さん

今回のお話もとても考えさせられました。

私の子供の頃といったら、親が怖すぎて、褒められるためだけに行動していたようなものです。
これをしたら、褒めてもらえる。
これをしたら、怒られるだろうからやらない。
それだけです。
だから、私の意思がなくなったということですね。

小学生のころ、親に「幼稚園の先生になりたい」と言ったら、大好きな父に「そんなことを言わず学校の先生になりなさい」と言われ、自分の夢を書き換えてしまった。だから、ある程度大きくなって親から離れたら、目指す情熱もないので軽く手放してしまいました。

自分の子供たちには今も「お母さんは幼稚園の先生とか向いてるよね～」と言われます。はぁ、もったいない…。

だからと言って今、目指そうとしてるわけでもなく、孫やよそのこのお世話をしようかなと思っているくらいです。

そんな経験上、自分の子供たちには、やりたいと言ったことは否定せず「そうなんだ～。やってみれば？目指してみれば？」とある程度、低い温度で言っています。この低い温度でというのが、私のポイントです。
成功？してもしなくても別に構わないんだよ、という感じでしょうか。

私は私の子に生まれたかったです。