なんて良い言葉… | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。



からの翌日。


アレやコレやと考えていたら、
夕べはどうも眠れなかった。

好きで居るイタリアだけれど、
本当に電話は苦手で、
特に
見知らぬ人と話すのは、
その聞き取りに苦労する。
ましてや、
お客様センター。
なんだか、
ドギマギしてしまいそうだ。


朝の8時。

あぁ、電話センターの受付が始まったなぁ…
と思いつつ、
なんとなく勇気が出ない。

こんな時に限って、
やらなくてもいいような事を
やり始めちゃったりするのだ。


引き伸ばしててもしょうがない…

そう
意を決する事が出来たのは
朝の10時だった。


♪♫♩♬♪〜
「ただいま混み合っております。オペレーターが応対できるまで、今しばらくお待ちください。」


オペレーターが少ないのか、
電話をする人が多いのか。

ボケボケしてたから、
全然、かからない。
何度かけても、
音楽だけが鳴り響く。
それでも、かけ続ける。

私って、、、
ストーカーになれる素質がありそうだ…

そんな気分にさえ、なっている。


一体、どれくらい待ち続けただろう。

ようやく、応えてくれた兄ちゃんは、
なんとなく、
その発音から
外国人な気がしなくもないが、
私も外国人。

ちょっと安心しつつ、
お互いがなんとなくのイタリア語を話し、
なんとなく通じなく、
なんとなく伝わる。

「今、ブロックを解除しましたから、通常の入力をしてもらえれば、大丈夫ですよ。」


ありがたい。

「ありがとうございます。」
と言ったら、
「どういたしまして。」と併せて
「ブォナ ジョルナータ!」
(良い一日を!)
言われた。


いつも思うけど、
なんて良い言葉だろうと
こういう時
より強く思うのだった。



今日もありがとう!
⬇︎



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最後までお付き合い、どうもありがとうございます。