米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2021年11月6日)

 

 

2021年11月6日

 10月米雇用統計は非農業雇用者数が予想の45.0万人増を上回る53.1万人増で前月の9月実績も上方修正、失業率も予想の4.7%から4.6%に低下する好結果となりました。

・豪ドル・ドルは米雇用統計発表直後に好結果を受けて0.7373から0.7359まで下落しましたが、米10年債利回りが雇用統計後から急低下したためドル売りの流れとなり01:50の0.7411まで上昇が続き、0.7401でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は米雇用統計発表直後に83.90から84.18まで上昇しましたが、すぐに押し戻され、その後は豪ドル・ドルの上昇とドル円の下落の板挟みとなったため83.80-84.10での上下がひたすら続いて、83.93でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは米雇用統計発表直後に1.0392-1.0408で小幅に振った後、23:10に1.0420まで上昇しましたが、その後は下落基調が続いて05:20には1.0382まで下落し、1.0390でNYクローズとなりました。

・ドル円は雇用統計発表直後に113.82から114.02まで上昇しましたが、米10年債利回りが雇用統計後から急低下したためドル売りの流れとなり02:15の113.30まで下落が続き、113.39でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2021年11月6日)の記事に載せています。

 

 

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤はジリ下げとなり16:00の0.7386から20:40には0.7365まで下落し、21:30の米雇用統計の時は0.7373でした。
発表直後に雇用統計の好結果を受けて0.7373から0.7359まで下落しましたが、米10年債利回りが雇用統計後から急低下したためドル売りの流れとなり01:50の0.7411まで上昇が続き、0.7401でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は83.80-84.10で上下し、21:30は83.90でした。
発表直後に83.90から84.18まで上昇しましたが、すぐに押し戻され、その後は豪ドル・ドルの上昇とドル円の下落の板挟みとなったため83.80-84.10での上下がひたすら続いて、83.93でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は17:00に1.0428まで上昇した後は1.0395-1.0420で上下し、21:30は1.0401でした。
発表直後に1.0392-1.0408で小幅に振った後、23:10に1.0420まで上昇しましたが、その後は下落基調が続いて05:20には1.0382まで下落し、1.0390でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤はジリ上げとなり16:00の113.64から20:10には113.91まで上昇し、21:30の雇用統計の時は113.82でした。
発表直後に113.82から114.02まで上昇しましたが、米10年債利回りが雇用統計後から急低下したためドル売りの流れとなり02:15の113.30まで下落が続き、113.39でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

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