米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2022年5月7日)

 

 

2022年5月7日

 4月米・雇用統計は非農業雇用者数が予想の39.1万人増を上回る42.8万人増でしたが、失業率は予想の3.5%から悪化した3.5%、平均時給は前月比は予想を下回り、前年同月比は予想と一致でまちまちの結果でした。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後に0.7101から0.7135まで上昇しましたが、すぐに反転して22:45には0.7058まで下落しました。
その後は0.7117まで戻しましたが、日付が変わると米長期金利の上昇傾向が強まったためドル買いの流れとなって下落基調が続き、04:20には0.7062まで下落して0.7070でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は米・雇用統計発表直後に92.55から92.93まで上昇しましたが、すぐに反転して22:45には91.99まで下落し、NYタイムに入ると豪ドル・ドルの下落とドル円の上昇の板挟みとなって動きが乏しくなり92.25-70での上下が続き、92.31でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.1024-47で振った後21:40に1.1053まで上昇しましたが、そこから反転して23:00には1.1016まで下落しました。
NYタイムに入ると動きが乏しくなり1.1030-45での小動きがひたすら続いて1.1038でNYクローズとなりました。

・ドル円は雇用統計発表直後に130.33から130.13まで下落しましたが、すぐに切り返して21:50には130.70まで上昇しました。
その後は再び押し戻されて22:50に130.19まで下落し、NYタイムに入ると米10年債利回りが上昇してドルを支えていたため上昇基調となり04:20には130.63まで上昇し、130.55でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2022年5月7日)の記事に載せています。

 

 

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は0.7060-0.7115で上下し、21:30の米・雇用統計の時は0.7101でした。
発表直後に0.7101から0.7135まで上昇しましたが、すぐに反転して22:45には0.7058まで下落しました。
その後は0.7117まで戻しましたが、日付が変わると米長期金利の上昇傾向が強まったためドル買いの流れとなって下落基調が続き、04:20には0.7062まで下落して0.7070でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は16:10の92.14から17:30に92.82まで上昇した後は92.35-65での上下が続いて21:30は92.55でした。
発表直後に92.55から92.93まで上昇しましたが、すぐに反転して22:45には91.99まで下落しました。
NYタイムに入ると豪ドル・ドルの下落とドル円の上昇の板挟みとなって動きが乏しくなり92.25-70での上下が続き、92.31でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は1.1030-60で上下し、21:30は1.1033でした。
発表直後に1.1024-47で振った後21:40に1.1053まで上昇しましたが、そこから反転して23:00には1.1016まで下落しました。
NYタイムに入ると動きが乏しくなり1.1030-45での小動きがひたすら続いて1.1038でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は130.20-60で上下し、21:30の雇用統計の時は130.33でした。
発表直後に130.33から130.13まで下落しましたが、すぐに切り返して21:50には130.70まで上昇しました。
その後は再び押し戻されて22:50に130.19まで下落し、NYタイムに入ると米10年債利回りが上昇してドルを支えていたため上昇基調となり04:20には130.63まで上昇し、130.55でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA