年が明けて1週間たった。
社畜なので今週からしっかり働いている。連休明けは色々と忙しくて大変だった。

年末年始の連休は大したことをしていないので、本当にあっという間に終わった。
というか年末の夜にビールとワインを飲んだら結構酔っ払ってしまい、いつの間にか寝ていて気がついたら夜中の1時を回っていたからね。
そのあと二度寝して、明け方に年越しそばを作って食ったわ。
毎年ただでさえ年明け感が少ないというのに、今年は輪をかけて何も感じなかった。


連休中ずっと家に引きこもっているのも嫌だったので、電車に乗って都内を散歩した。
とある駅を降りて川沿いをずっと歩き、別の地下鉄の駅方面に向かったりして3時間以上は歩き通した。
昔働いていたことのあるオフィスの近辺を通ったら、だいぶ懐かしかったわ。
行きつけだった飲み屋が潰れていたり、ランチで時々利用していたインド料理屋がまだ残っていたり、昼休みにここら辺をよく散歩したなぁなどと感傷に浸ることができた。

そこで働いていたのは10年以上前だ。
あの当時は今よりも色々と辛かったな。
職場が会社的にクリティカルなところで、成果物の品質とかスケジュールにかなり厳しくてプレッシャーが半端なかった。
偉い人が誰かを怒鳴りつけるなんて日常的に行われていたからね。
机をバーーンって思いっきり叩いたり。今なら完全にパワハラだろうな。
しかも自分はその職場の正社員ではなく弱小会社から常駐していただけだから、給料も安くて全然割にあわなかった。
当時は社会人2年目とか3年目のまだまだ青二才って感じだったのに、客先の人はそんなことは知らないし、むしろ金を払った分以上にしっかり働けと言わんばかり。
毎週行われる報告会が苦痛で仕方なかったわ。
プレッシャーのせいで一時期心臓がチクチク痛くなったし、精神的に病んで禿げるかと思ったくらいだ。
あのせいで絶対に寿命が何年か縮んだはず。
そんな職場で3年ほど働いたのだから、自分自身でよく頑張ったと思うよ。


それだけ辛かった場所も、時間が経つと懐かしく思えるのだから不思議な気がしてくる。
たまにはこうやって、かつて働いていた場所や住んでいた場所を散策して昔のことを思い出してみるのも悪くはない。
次は専業トレーダー時代に住んでいた場所に行ってみようかな。
それこそ人生の暗黒時代と言っても過言ではないくらいだったが、あそこに住んでいたのは2016~2017年だから気がつけばもう6~7年ほど経っている。
駅前も結構変わっているだろうし、当時とは違った気分に浸れるかも。