大相撲

2024年五月場所直前考

すでに朝乃山、尊富士の休場が発表されている。尊
富士は先場所の優勝者である。初日前日の優勝額贈
呈式には師匠伊勢ヶ濱親方が代理出席した。当然な
がら盛り上がらない優勝額贈呈式になった。もっと
も5月1日の地元青森の優勝パレードは大盛り上が
りだった。

<尊富士の表彰>

照ノ富士は出場に踏み切った。先場所みじめな負け
方が多かっただけに心配である。年齢は32歳と伸び
盛りは過ぎている。負けが込んでの休場はみたくな
い。初日は新小結の大の里戦である。

4大関のなかから優勝争いをする者がでてきてほし
い。できれば2人。最低でも1人。ここでいう優勝
争いは千秋楽をむかえて優勝圏内を意味する。若い
豊昇龍は先場所11勝でまずまずだった。しかし、豊
昇龍の素質・素材からすると誠に物足りない。

<豊昇龍>

関脇以下最強はだれか。かつては御嶽海、大栄翔を
あげたことがある。関脇で連続勝ち越しを続ける力
が必要である。そういう意味では決定力に欠けてい
るのが現状である。

芝田山(元大乃国)が教習所所長になった。これは
閑職で元白鵬の宮城野をかばった結果と情報通は語
った。それにしてもなぜ宮城野だけが厳しい処分な
のか。事業部長になった春日野(元栃乃和歌)の部
屋では暴力の被害者が加害者を訴え裁判沙汰になっ
ているではないか。

<芝田山>

そのほか元朝乃若が部屋を起こすようだ。中村(元
嘉風)が独立し、旧陸奥部屋にくる予定だという。
親方の世界に動きが起きている。

大相撲はいよいよ初日を迎える。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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