Jetpackのサイト統計情報(Stats)で特定IPからのアクセスを計測させない方法

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image via Jetpack.com
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WordPressブログのアクセス解析としてお手軽な「Jetpack」のサイト統計情報ですが、Google Analyticsなどその他のメジャーなアクセス解析ツールでは一般的な「任意のIPからのアクセスを計測対象から除外する」機能がありませんでした。

Jetpack Statsの場合、Wordpressの管理画面にログインした状態(管理ツールバーが表示されている)からのアクセスは除外する仕様になっているため、それほど大きな問題にはなっていませんが、「ログインしているのと別のWebブラウザで自サイトにアクセスしてしまった」など時折余計なアクセスが計測されてしまい、ちょっと不便。

実装の要望は上がっていたものの、長らく放置されていましたが、Jetpack 10.6でフィルターが実装されていました。

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設定方法

カスタムフィルターなので、Wordpress管理画面などGUIから簡単に設定できるわけではありませんが、テーマのfuntions.phpに追記するだけなのでさほど面倒ではありません。

設定方法は、使用しているテーマあるいは子テーマのフォルダ内(wp-content\themes\***)のfunctions.phpに下記のコードを追記するだけ。

// JetPack Statsアクセス解析除外
add_filter(
	'jetpack_stats_excluded_ips',
	function ( $excluded_ips ) {
		$excluded_ips[] = '**.**.**.**'; // 除外したいIPアドレスを指定 https://www.whatsmyip.org/
		return $excluded_ips;
	}
);

自宅回線のグローバルIPアドレスを登録しておくと吉。

あくまでIPアドレス(IPv4)ベースなので、固定IPサービスを契約しておらずルーター再起動などでグローバルIPアドレスが切り替わってしまう環境の場合には、その都度書き換える必要アリ。LTEや5Gなど携帯電話回線からのアクセスもIPが固定されないため、こちらの除外も難しい。

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Jetpack Statsの信頼性がちょっと上がった

今までログインセッションが切れていることに気づかないままアクセスしてしまったり、トップページだけに謎の大量アクセスが記録されていたりといったことがありましたが、これで異常値が記録される可能性が下がったので一安心。

自分の契約している固定回線プロバイダーはソフトバンク光で、IPv6高速ハイブリッドの場合はルーターを再起動してもグローバルIPアドレスが変わらないため、実質固定IP感覚で使える。自宅のWi-Fi経由でアクセスすればスマホからでも計測除外対象になるので便利。

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