ゴールデンウイークが

 

終わった。

 

 

ふぅ

 

 

 

 

昨日

 

足りない商品を

 

補充しようと

 

本社デポへ向かった。

 

 

 

 

22時

 

 

わたしの

 

社用車の横に

 

13トンの大型トラックが

 

すうっーと、

 

横付け。

 

大迫力。

 

 

 

こんな

 

大きなトラックを

 

上手に

 

運転するなぁ

 

感心していると、

 

 

中から

 

小柄な

 

女性が出てきた。

 

 

 

えっ。。。。。。

 

 

 

”何時まで働くんですか?”

 

 

 

”23時までです。”

 

 

 

”そうですか。

 

あと少しですね。

 

がんばってください。

 

 

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

この国の

 

女性は

 

よく働く。

 

 

 

 

いったい

 

誰が、

 

明日の世界を

 

作っているのか

 

 

知っていますか?

 

 

 

 

現代社会は、

 

いままで

 

数多くの

 

不幸に直面してきた。


 

リーマン・ショック

 

 

大地震

 

 

コロナウイルス

 

 

終わりのない戦争

 

 


 

そして

 

人類は

 

ヒトラーや

 

スターリンなどの独裁者も

 

生み出してきた。

 

 

 

その

 

たびごとに


大勢の人々が死に


多くの夢が

 

破壊されてきた。

 

 

 

それこそ、

 

歴史に残る悲惨な出来事が、

 

人類史上、

 

10年ごとに襲ってきた。

 

 

 

そして、


その度ごとに、


それぞれの国の政治家たちは、

 


”このままでは国が滅びる。”などと

 

国民を先導するだけで、


明日の明確なビジョンを指し示すことはできなかった。

 

 

 

にも

 

かかわらず、


無能な政治家や、

 

高名な学者たちが言うように

 

国が滅びることはなかった。

 

 

人類は、

 

歴史に残る大災害から、

 

そのつど回復し、

 

力強く立ち直ってきた。

 

 

では、


いったい、

 

誰が、

 

世界を、

 

立て直してきたのか?

 

 

 

立て直した主人公は、

 

 

政治家ではなかった。

 

 

優秀な官僚でもない。

 

 

大学の偉い先生でもなかった。

 

 

では、

 

だれ?

 

 

 

立て直した主人公は、

 

 

そう、

 

勤勉に働く、

 

フツーの

 

無名の人々だった。

 

 
 

名もない会社の社長

 


ある会社のマーケティング部長

 


あちらの会社の研究開発部長

 


むこうの会社の監査役

 


そして

 

それらの人々を

 

支え続けた女性たちによって

 

今日の世界が作られたことは明白である。

 

 

 

わたしは

 

歴史を

 

様々な角度から検証してきた結果


ひとつの結論に達した。

 

 

 

それは、

 

明日というものは、


無名の人たちによって

 

今日つくられている。