西川(兄)です。

 

皆さん、日本って、今、じりじりと衰退していっているのは、ひしひしと感じておられるかもしれませんが、

その原因って、男子小学生生徒の学力の、著しい低下にあること、御存知ですか?

 

東京の有名私立開成中学。今でもれっきとした偏差値70超えの、東京の私立中学のTOP校です。

 

しかし、20年前の中学受験の試験と比較すると、なんと、現代の開成中学のレベルは、20年前当時の偏差値58レベルでしかありません。

 

さて、どうして、男子生徒のレベルだけが、たった20年でこれだけ低下したのか。

 

実は当たり前なのですよ。

 

まず、ほとんどの皆さんは御存知ないでしょうが、男子と女子で、思春期までの、脳の機能している箇所が、全く異なるのです。

 

人間の脳は、爬虫類の脳の上に大脳皮質と呼ばれる、人間が発達させてきた部位が被さっています。ここが爬虫類と我々の脳の違いです。

 

女子は生まれた時から、すぐに、この大脳皮質も大人と同じように動いています。

 

一方で、男子は、思春期まで、この大脳皮質が動き出しません。 思春期までは、古代の脳である爬虫類脳を使って生きています。

 

つまり、女子は、特に気を使わなくとも、たとえば、保育園でほぼ放置されたとしても、脳の使い方といいますか、考える能力パターン

についてはさほど影響は無いです。(要は、大人と同じように動いているため、大人の感覚で物事を教えてもOKですし、発達が阻害される事は低いです。) もちろん、心理的影響はあるでしょうけど、それは、どうとでも言えてしまうので、割愛します。

 

一方で、男子は、幼年時、言語脳自体が動いていないので、しっかりコミュニケーションをとってあげて、手をかけて、色々な事を教えてあげないと、その後の成長に必要な脳の必須パターンが習得できません。 感性と本能が強いいわば野獣のような状態だからです。

 

 

近年、マスゴミによって多くの記事となった、「三歳までの幼年教育がその後の成長に影響を与える論」の全否定ですが、

これ、女子には確かに否定されても良いかもしれませんが、男子には、真実、つまり、幼年時の母親の教育が大きな影響を及ぼしていることが大きいと思われるのです。 科学的に実証された云々言ってましたが、耳を疑います。 再考した方が良いと思いますね。

 

事実として、悪影響が目に付くからです。実際問題、以下の話であれば科学的な説明がつく。

 

今現在、東京で、子供を見ていると、本来の力が全く使えていない、考える力の全くなくなった思考力ゼロ男子が急増しています。

 

彼らは、解法や公式を意味もわからず、丸暗記、問題ごとに解法を丸暗記、馬鹿のひとつ覚えのようにしか使わないのです。

つまり、考える事を全くしていません。 というか、できていません。

 

原因は、まず、幼年期にあります。 共働きで母親が保育園に預けます。すると、どうしても、コミュニケーション不十分で語彙が少ない状態になります。 幼年期の男子は自らあまり話さないものです。母親がたくさん話しかけて、いろんなことに興味をひいてと、色々手間がかかることは、どうしたって、どんなに頑張ったとしても保育園ではできません。 野獣のようにほえて、動き回るくらいのものです。

 

絵本だって、さしたる影響を与える事はできません。 言語脳が動いていないので、人為的に努力しなければ、絵しか見なかったりするからです。

 

我慢耐性もつきません。 

 

加えて、わが子と接する機会が少ない親は、可愛くなりすぎて、本来の教育よりも、可愛がる行為を優先しがちになり、偏ります。

 

この状態で、小学校や習い事に行きます。そうすると、言葉の語彙も不十分なので、先生の言っている事を深く理解できぬまま、特に、算数などの理論を必要とする分野で、分かりづらくなっていきます。

 

そして、どう言う意味なのか、分からないけど、点数取れないとプライドが保てないため、とにかく丸暗記に走るのです。

本が好きな子や、幼年期に母親がしっかりついて、できる限りの事をしてきた子との差が、出てきます。ですが、東京ではもはや、そんな子はかなり少ないです。

 

カリキュラムがあるので、小学校の先生も、言葉の意味が全て分かっているかどうかまで、気にして進めることはできません。

 

また、男子特有の本能的な問題がここにあらわれます。 男子には序列が全てです。無意識に序列をつけ、自分が負ける戦はしたくないので、手をぬいたり、自分に言い訳をつけるために、本気を出さなくなります。考えて分からないなら、考える事から逃げます。

 

点数がとれてないと、叱られたり、怒られるため、しだいに意味をとらえずのとにかく丸暗記に走っていきます。 一言に丸暗記といっても、女子のする問題に即した解法丸暗記とは全く別の、本当の意味での全く役に立たない丸暗記ですので、ほんの少しでも文章の意味が違うととんちんかんな解答を書くような丸暗記です。

 

要は文章の意味を細部まで捉えようとせず、文章の雰囲気だけ掴み、丸暗記した解法と、それっぽい数字を、根拠ゼロの適当に今作った式で、当て勘で回答をひねり出して、少しでも点数を取ろうと、無駄な努力をします。

 

加えて、女子に負けたくないというのも本能に持っているため、そのプライドとの葛藤から、ストレスを抱えていきます。あるときは暴力に走り、男子だけ厳しく叱られ、ストレスがたまっていきます。

 

 

どれだけ、周りが空気感を作ってそれは違うといっても、本能的に無理なものは無理です。

 

この状態で塾に行きます。 人によっては、塾に入ってから、こうなってしまう男子もいますが、結果は同じです。

 

塾ではより高度な内容を扱います。そして、男子は、より丸暗記に走り、底辺へと落下していくのです。

 

ここに、有名塾の、入試パターンの解析とその解法にだけこだわる教育方針が、さらに、悪化に拍車をかけます。

解法しか教えません。考えるという事を教えてはくれず、解法のサポート、考え方のみを教えるのです。家庭教師の多くもほぼ同じ。

 

有名塾に入ってから、丸暗記に走り出す男子生徒も増加しています。小学校のレベルが20年前に比べて低すぎるため、ついていけていて勉強をなめていた子が突如環境が変わって、同様の状況になったりするわけです。

 

塾が駄目だからと家庭教師を雇っても、解法を覚えろ、何故わからない!と分からないことを責められ、子供たちは不信感をもっていきます。

 

このまま成長すると、かつてから本来男子が伸びるべきだった思春期=つまり中学三年~高校にかけて、伸びなくなってしまいます。それどころか、論理的な思考力が必要な時期に、本来得意であるはずの論理思考をせず、短絡的丸暗記パターンしかもっていないこうした男子たちは、逆に、じりじり下降します。

 

やる気をなくした、支持待ち男子の出来上がりです。そのかなりの人数が、きっとニート一直線でしょう。

 

これらが有名塾で下位に沈む男子たちです。 塾にいってなくても同じです。

この人たちが、全体を押し下げます。

 

本好きの一部の男子だけが、少しましな状態ですが、小学校男子で本好きな子は、言語脳が動いていないため、当然のことながら本当に少ないです。

 

そして、上位の子でも、周囲との比較で自分を見ますから、それ以上の努力はしません。そのため、全体的にレベルを押し下げていきます。

 

また、上位の子でも、解法ばかり覚えさせる教育によって、論理的に複雑に深く考えるという男子本来の能力を使えない子が増えます。

 

結果、短絡的思考男性の出来上がり。この状態で社会人になると、仕事でも使えない人材まっしぐらです。

 

 

中学校男子で、かなりの子が、助詞の意味を取り違えていることに気がつかされ驚きます。 例えば、ひどいのになると、2を5で割ると言う文章を。2÷5=2/5と考えず、5/2と捉えたりです。 潰され男子と呼んでいますが、潰され男子だらけです。

 

小学校の間に気づければ、何とか直せたりもしますが、中学も二年になってしまうと、相当、直すのが難しくなります。

実際、10人いれば6~8人くらいがこの状況に見えます。事実として、明らかに加速度的に増えていて、保育園経由、母親が働いている家庭の男子にこの傾向がほんとうに顕著です。気づいたときにはもう遅いんですよ。。。。大切な息子さんの人生が台無しになる。

 

女性が主婦でいる事を全否定し、外で働く事を推奨し、幹部を増やせなどと声たかだかに叫んだ人、それに乗った人、その影響です。

私は、女性が働く事を否定はしません。 働かないと生きていけなくなった状態でもあるからです。でも、そうしてしまったのも、結局、産業での男性優位を男女平等と主張して壊した事の影響です。 思想がいかに美しいものであったとしても、その結果が良いとは限りません。

 

女性の幹部登用についても、器も能力もあり、時間もある方については否定はしません。が、今の日本のように、幹部登用何割を強制し、鬱屈した男性をさらに増やし、育児や教育をないがしろにしてしまう事を、平気で推進する空気感には全否定感しか持ちません。

 

そもそも、女性の活躍=幹部になる事では全くないからです。もっと軽く働く事のできる環境を作っていた方が、よほど女性活躍だったと考えています。

 

また、今みたいな器のない女性活用ばかりで、男性たちは鬱屈した感情を抱えると、逆に、女性に対する敵意と攻撃の目を持ちます。結局、男性にも女性にもマイナスになったのだという側面もあります。というか、個人的にはそっちの方が強い気がします。 皆さんがどう考えるかは自由です。 が、お互いが助け合えなくなってきたのではないでしょうか。 

 

小学校ですら、男子と女子が対立しているケースも増えています。

 

国民の半分は男性なので、この男性たちをつぶしては、国力も経済力も維持できるはずがありません。

科学力も低下していきます。

 

これが、今の日本を衰退させてきた原因でもあり、男子生徒の学力だけが、劇的に低下している原因なのです。

だからこそ、女性活用推進法(女性積極活用法)は、即座に廃止すべきですし、この考え方こそが、日本を衰退途上国にし、いまなお、

人の精神すら蝕んでいる諸悪の元凶ではないかと私は考え、主張しているわけです。

 

皆さま、耳が痛い話かもしれませんが、よくよく考えて欲しいものです。

 

女子は、男子と異なり、言語的に、さほど影響は受けませんので、学力と言う意味で男子ほどやばくありません。

が、メンタル的問題児が増えてきているように感じるのですが、これは、別記事にする事にします。

 

 

日本はマスゴミの偏った報道で、どんどんクソ化しています。株式市場だけではなくです。 ま、女性積極活用法なんていう憲法14条違反の世紀の悪法の成立をマスゴミが煽り立て、それを全会一致で可決してしまうような政治家。政治家はマスゴミに影響される有権者の顔色を伺いますから、結局、マスゴミに影響受けてる人が多すぎる現状、マスゴミの力をもっと削がないと、日本はますますクソ化していくでしょう。

 

まず、私たちに出来る事は、自分たちの見る目を早い段階から出来るだけ磨いて、そして、メディアの作り出した空気感を否定出来る事です。 これ以上マスゴミをのさばらせてはいけません。 日本はどんどんクソ化しますよ。

 

 

 

 

見る目を磨き、情報の取捨選択のためにもなる本が出版できました。日本の課題についても触れています。

売り切れないうちにどうぞ。