「発達トラウマ障害 Enpedia」
は、内閣府情報調査室が情報操作をしているだろうGoogle検索ではなさらず、
MSN検索、あるいは、 Bing検索にて、ご参照ください。
としましたが、１日で、MSN検索、Bing検索にも、内閣府情報調査室が施したであろう、情報操作が入りました。
それだけ、「発達トラウマ障害 Enpedia」の真実が大事。
Childhood and Society p.112、第２パラグラフから。
アメリカ先住民の人たちにも，躾の体系があることを発見して，明らかになったのは，アメリカ先住民の人たちの社会は，人類の乳児段階でもなければ，今のアメリカが持つ誇り高き進歩規範から大きく外れたものでもない，ということです。アメリカ先住民の人たちには，真っ当な大人の暮らしがありますし，みんな似たり寄ったりしていて，私どもが羨むほどのウソのない正直な暮らしをしている場合が多いんです。アメリカ先住民の人たちを模範として学ぶことから，生き方の勘所を改めて見つけてみましょう。
ひとまとめにアメリカ先住民と呼ばれる人たちは，今日、アメリカのたくさんの少数民族をなしています。安定した社会としては、アメリカ先住民は絶滅しています。しかし，正直なところ，時代を超えた子育ての残り香に気付きますね。古い遺跡の中に，混雑する高速道路から数キロしか離れていないテーブル大地の高台に暮らす，とても高貴ですが，文化的には死んだも同然の人々です。ここバラバラになった昔ながらのアメリカ先住民の生き方は，政府から手厚い支援を受け，観光業から搾取されていましたから，独立自活できる仲間である実態を全く失っています。
それでは，なんで私が，アメリカ先住民の種族を，私が申し上げなくてはならないことをハッキリさせる者として生かしたいんだろ，と疑問に思う人もおいででしょう。いまだ原始のままだとされる場で他の研究者が集めてきた素材を用いた何だろうか？ と疑問に思う人もおいででしょう。私の応えはこうです。すなわち、この小著は，事実だけを扱うのではなくて，事実を探す臨床体験も扱うからなんです。私の志向性を決めた一番大事な二つの経験ができたのも。人類学者達のおかげなんです。その人類学者たちは，私を伴って，アメリカ先住民の中でも彼らが一番気に入っている部族と会われてくれました。サウスダコタ州のスー族に私を引き合わせてくれたのが、H スカダー・メキールでした。その後に，スー族のイメージを正しく比較できるようにしてくれたのが，アルフレッド・クローバーでした。アルフレッドは私をユーロック族に連れて行ってもくれました。ユーロック族は，〈訳注：カルフォルニアの〉太平洋沿岸で，漁労とどんぐり収穫を生業とする部族です。
人類学者が明らかにしたことが役立ったのは、次のような理由からです。私を案内してくれた人たちは，個人的な記録や様々な資料を，ツアーに出る前に，私の思い通りに自由に使えるようにさせてくれました。件のユーロック族は狩りが何よりも大好きでしたが，二人の人が，元々の研究の文献には掲載されていない以上のことを，私とのやり取りの中で，進んでハッキリと伝えてくれました。
エリクソンが，当時の偏見と差別意識の高い人とは違って，打ち解けてユーロック族の人とやり取りしていたんでしょう。
真実は得てして、一対一のやり取りの中で，明らかにされます。
