20160329_支付宝 | 上海日系デザイン会社の奮闘記(旧:上海法人設立までの道のり)

上海日系デザイン会社の奮闘記(旧:上海法人設立までの道のり)

日本の広告デザインプロダクションが、縁あって中国は上海で現地法人を立ち上げることになり・・・
右も左もわからない状態から、現地法人設立までに至る経緯をノンフィクションでお届け!
現在は上海の現地レポートを中心に書いています。

上海もようやく寒い冬を乗り越えて気温が10度以上に安定してきたようです・・・

 

 

上海は今週末から4月の清明節(先祖のお墓参りをする日)の3連休があるのですが

この日を境に暖かくなる?暑くなってくるようです!

 

ちなみにこの日には青团というお餅を食べる風習があります。

 

 

 

この前上海の友人と上海は日本のように春を感じず、

冬が終わるとすぐ夏になるイメージがあるという話をしていたのですが

日本は春になると、町中桜が満開になり、秋になると紅葉のピークがあるので

やはり、季節も視覚から来るものなのかという結論になりました。

 

上海でも日本からの桜の輸入や、上海特有の桜があるようですが、

限られた場所でしか見られません。

日本は花や草木などから四季を感じられる国なのだと改めて実感しました。

 

さて、前置きが長くなりましたが・・・

 

上海では最近至るところに『支付宝/微信支付』での支払いを推奨する

ポップや張り紙などが増えてきています。

 

屋台の鶏肉屋さん

 

コンビニのレジ

 

タクシーの中

 

『支付宝』とは、いわゆる電子マネーのことです。

 

私は同僚の中国人の方に携帯電話上で『支付宝』のアプリをダウンロードするところから、

自分の銀行カードを設定するところまで教えてもらい

無事最近『支付宝』での支払い手続きが完了したのですが、

本当に便利です!

 

自分が持っている銀行カードを登録して使うので、

クレジットカードのように借りているという感覚もなく

持っている現金の代わりに使うという感じです。

 

使い方は2通りあるようです。

 

1つは、お店の店員の『支付宝』のQRコードを読み取り、

そこから相手の『支付宝』へそのまま買い物した金額を自分で入力して送るパターン

※タクシーの運転手への支払いや小さな文房具店など個人店などに多いパターン

 

もう1つは自分の『支付宝』の中にあるバーコードを店員に読み取らせて支払うパターン(こちらの方が簡単に支払えます。)

※コンビニのレジなど

 

『支付宝』では、微信のように友人関係になれば直接お金を送ったり、受け取ったりもできます。受け取ったお金を登録している銀行カードに入金することもできます。

 

また、面白い機能に「亲密付」というものがあり、

家族や恋人のために、一ヵ月の支払い金額を設定し代わりに支払いをしてあげるというもののようです。

 

このように、現在上海では至るところで『支付宝』での支払いを推奨しています。

これからは地下鉄やバスなどでも『支付宝』で支払いできる日が来るのではないでしょうか。

 

それでは!

 

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上海進出に関わる情報満載の『上海法人設立までの道のり』は
過去記事からご覧くださいませ!

 上海法人設立までの道のり vol.1(全24話)


 上海法人設立までの道のり 目次

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