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【高校受験対策】Z会をタブレットコースからテキストコースに変更した理由。

ムスメは昨年、中学2年生の半ばからZ会を始めました。

(塾には行っていません)

 

小学生からそれまでは進研ゼミを使っていましたが、内容など本人の希望もありZ会に変更しました。

 

進研ゼミとZ会の内容を比較した話を過去に書いています。

※このリンク先のお話は2020年度の教材内容です。現在は内容が異なりますのでご注意ください。

 

 

2020年度中学2年生講座ではiPadスタイルを受講していたムスメでしたが、2021年度中学3年生の受講内容を選択するにあたり、敢えて紙のスタイルに変更しました。

 

せっかくのデジタル時代に、なぜ敢えて学習をタブレットから紙にしたか。

 

タブレット学習の思わぬ落とし穴も含めてお話します。

 

Z会の『iPadスタイル』は『タブレットストスタイル』へ

2020年度のZ会中学生講座は『iPadスタイル』と『テキストスタイル』に分かれていて、ムスメは『iPadスタイル』を受講していました。

 

『iPadスタイル』では動画授業と問題の採点はiPad上で行いますが、基本の学習はノートに書きます。

また定期テスト対策には記述用のテキストがありました。

 

ムスメもZ会の学習に慣れ、本人の頑張りもあって成績が少しずつ伸びたこともあり、中学3年(2021年度)も引き続きZ会を受講しよう、という話は以前からしていました。

 

そして、2021年度の講座受講案内が到着。

 

教材が刷新され、『iPadスタイル』は『タブレットコース』、『テキストスタイル』は『テキストコース』という名称に変わるとのこと。

 

2020年度までのZ会ではデジタル学習はiPadでしかできませんでしたが、2021年度からの『タブレットコース』においてはすべての学習をタブレット(専用タブレットかiPad)で行うことになる、という内容でした。

 

タブレットは実質無料で入手できますが、自宅に対応iPadがあればそれを使うことができます。

(受講環境はZ会中学講座タブレットコースからご確認いただけます)

 

我が家のiPadは対応機種に含まれていたので受講に問題はありませんでした。

 

『タブレットコース』で継続する気満々でしたが、ひとまず今までの『iPadスタイル』と、新しい『タブレットコース』は何が違うのか、送られてきた資料を読んでみました。

 

資料から分かった大きな違いは

  • 2021年度からのタブレットスタイルは最新のAI学習を導入し、本人の到達度に合わせて学習を進めることができる
  • 『iPadスタイル』はiPad+紙の併用だったが、『タブレットコース』はほぼすべての教材がタブレット配信のみになる(Vテストと実技4教科の定期テスト対策ブックのみ紙)
  • 2020年度までは対応教材がiPadのみだったが、『タブレットコース』は専用タブレットを購入する(実質無料になる)か、自前のiPadを使うかを選択することができる
  • 『タブレットコース』には専用のデジタルペンが必要
  • オンラインスピーキングは『タブレットコース』のみ受講可能

という点でした。

 

ムスメの選択が『タブレット』から『紙』に変わった理由

案内が届いた当初は親子でそのままタブレットコースを継続する気満々でした。

 

iPadを今まで以上にみっちり使うことになりそうだったので、私が自分用にもう1台iPad miniを購入したくらい。笑

 

iPad miniを購入したときの話も書いています。

 

 

ところが最終的な継続手続きの段階でムスメに細かい内容を確認していたところ、ムスメから突然ストップが。

 

『ヤバい、これ紙じゃないとダメだ』

と言い出したのです。

 

 

タブレットコースではダメ、とムスメが言った、唯一で最大の理由は、

 

『すべての学習がタブレットのみになる』

 

という点でした。

 

なぜすべての学習がタブレットではダメなのか

前述したとおり、タブレットコースはすべての学習がタブレットに組み込まれます。

 

『学校の自習時間などでZ会の問題集を使って学習できない』のです。

 

 

ムスメの通う中学では授業で使う教材以外の持ち込みは原則禁止なのですが、自習時間用に塾のテキストやドリル等自分の使いたいテキストを持ってきてもいいということになっています。

 

塾に通っていないムスメは自習用にZ会の定期テスト対策テキストを学校に持って行っていました。

(2020年度iPadスタイルでは定期テスト対策問題集は紙のテキストで配布されていました)

 

が、教材がすべてタブレット配信になると…

さすがに学校に自分のタブレット端末を持ち込むことは許されていません。

 

テキストがないということは、即ち自習にZ会の問題集は使えないということになります。

 

 

必要な問題だけスクショして印刷して持っていけば、という話もしましたが、新しい学習スタイルのためどこまでそれが可能かもわからないし、わざわざ手間になることはしたくない、とのこと。

 

自習用に別に問題集を準備することも提案しましたが、問題集だけ増やしてもかえって学習しづらくなるかもしれないという話に。

 

 

でも資料を見ていると、タブレットコースの方が提供されるサービスがなんだか充実して見えます。

特に英語のスピーキングに関してはタブレットコースだけのサービスです。

 

ただ改めて資料を読み返してみても、タブレットコースはこう、テキストコースはこう、という記述はあるものの、両者の違いは分からず。

 

そこで直接Z会に問い合わせてみました。

 

『タブレットコース』と『テキストコース』の違い

2021年度の『タブレットコース』と『テキストコース』の違いを電話で教えてもらうことができました。

  • 映像授業はタブレットコースと同じものを見ることができる(タブレットコースは専用アプリ、テキストコースはwebブラウザを使用)
  • タブレットコースでは別料金となる『入試特訓』が、テキストコースには含まれている
  • 基本的な学習内容はタブレットコースもテキストコースも同じ
  • 添削問題については、タブレットコースは提出も返却もタブレットで可能だが、テキストコースは提出は画面でできるが返却は郵送のため若干時間がかかる

 

英語関連に関してはタブレットの方が優勢ですが、他の内容に関してはAI学習部分以外は紙かタブレット配信かという部分以外に変わりはないらしい。

 

だったらということで、ムスメが普段使いやすいテキストコースに変更することにしたのです。

 

大事なことは新しいものに惑わされないこと

時代とともに、家庭学習はタブレットの方に流れていくのだと思います。

 

Z会が採用した『AI学習』もそうですが、タブレットの方が受講者に必要な情報、常に新しい情報を厳選して届けられます。

英語に関しては特に『話す』部分はどうしても紙では敵いません。

 

ですが、子供が学習する環境が必ずしもタブレットを使えるわけではないかもしれません。

もっと根本的な話をすると、学習中にタブレットを見続けることが目や脳にとって本当に問題ないかどうかもわかりません。

 

受験という部分を考えるとなおさら、ただ新しいものを追い求めるだけではなく、子供にとってどんな学習方法が合っているかを見極める必要があります。

そのためには親子で塾や通信講座など様々な選択肢を視野に入れて資料を読み、一緒に理解しなければならないなと改めて思いました。

 

 

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