この度の台風、豪雨、土砂災害により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。今後も予断を許さない予報で心配しておりますが、大きな被害にならないことを切に祈念するばかりです。
繰り返される緊急事態宣言に加え、災害続きで 心身共にお疲れの方も多くいらっしゃいます。悲観せず楽観せず 今を乗り越えて参りましょう。
さて、こちらもお盆の間は、かなりの雨量でしたが このような時こそ 現在の恵まれた生活に感謝をし、また戦没英霊をはじめ、祖霊の菩提を祈り 世の安寧、そして平和を祈るべきとタイミングを見計らっておりました。なんとか15日の終戦記念日、雨の止んだ数時間に 護摩供養ができましたこと有難く思います。
また、塔婆奉納頂いた方々に厚くお礼申し上げます。
今年は悪天候の為、お墓参りは無理かなと思っておりましたが、15日の午前中は曇り空でしたので、お参り致しました。日頃は墓地までスムーズな小道も渋滞してましたが、皆さん雨が止むのを待ちわびていたのだと むしろ温かい気持ちでした。
時折 お墓で何を唱えたら良いですか? といった質問を受けますが、
普通に各家の祭祀様式(宗派も含め)に合わせたもので十分だと思っています。
亡くなって浮かばれていない状態の方が〇〇経と指定するリクエストは少ないです。リクエストするのは、たいてい守護の立場の方か、生前 僧侶もしくは信仰者なので、また意味合いが変わってきます。
墓地でお唱えする方の方が珍しいので お気持ちが伝わるのであれば、なんでも良いというと語弊がありますが、お墓を浄め掃除する事も、好物をお供えする事も、
香華を手向ける事も、写経をお供えする事も すべて喜ばれる事です。
あえて お勧めするならば、私の祖霊を祀る仏壇は浄土真宗ですが、墓地は五輪塔を建立しております。その関係性か定かではございませんが・・・
特に光明真言を唱えておりますと、五輪塔が光り輝くのがよく分かります!
そのように視えますというより分かるのです。伝わりますかね?
あまり宗教宗派にこだわりを持たれない方は、ご供養した最後に光明真言を付加するとより良いように思います。(無理する必要はありません。)
以前から此方でも、光明真言の功徳を補うという意味で加持土砂という 護摩中、光明真言で加持した土砂を必要な方に頒布しておりますが、その土砂を墓石や墓地内に撒くのもお勧めです。元々は遺体や墓地に振りかけていたので、現在主流の納骨堂のような環境下でも使用できると思われます。
※8月24日の地蔵盆迄ご供養は続きます、尚、お申込み締切は20日迄です。
被災物故者のご供養も併せて行わせて頂きます。
(8月17日 日没10分前の空に虹)