以前は、憑依された人がいましたら気の毒と思い、浄霊なりしておりました。
その多くが、家系や職場 生霊等の邪気邪念を起因とし、様々なトラブルでお悩みの方々ですが、自己の魂を清浄化するにつれ いつの間にか憑依される事が無くなっていくようです。中には、大きく霊力を高められ 他者の憑依さえ祓えるようになられた方も多く存在します。
という事は憑依される=同調する・される原因が自身に存在する事になります。
当然、迷う霊はそれなりの原因があり、自己責任と言えます。
しかし、それらに憑依される、受け付けてしまうのも自己責任という事になります。
私自身、当時の守護者であった佐吉さんに、尋ねたことがあります。
私 「毎度のごとく、どこかで憑依されないようにするには? 」もう一つは、
「守護霊なら守ってくれないの?」
という不満交じりに相談したことがございます。 その回答としては、
佐吉「お守したと思いますが・・・
あなた自身の中の 心の欲や怒り、痛み、見栄、そねみ、なまけ それらを
自らから気づいて浄める事が重要と思います。自分の理・・・何が理か?を考えてみて下さい。」
それまでの、私のイメージしていたスーパーマン的な守護霊さんとは違い、
憑かれる方にも原因があるというニュアンスのご指導に 正直やや落胆しました。しかし、こうして振り返ってみて、また他者の様子を伺った経験から、その助言は確かに真理であると思います。
実際に、生霊に悩まされていたある方は、誰からの生霊か分かる感性をお持ちの方で、当初は、必死に退散を願うスタンスでした。まぁ、謂れのない生霊であれば迷惑な話ですものね。凶悪で危険な場合でしたら、私も同様に浄化し退散を訴えます。
しかし、あえて目前の生霊で悩んでいても そればかりに囚われず、自身の浄化、霊性を高める行為に焦点を定め、それらと並行し実行しているうちに、だんだん質の悪い邪気邪念の影響が極端に減少するのです。
気づいたら 「そう言えば、イライラ感・体調不良や不眠・悪夢・人間関係のトラブルに煩うことが少なくなっていた。」という方が多数です。
家(身体)に譬えるなら、掃除もせず汚れていたり、片付いていなければ、どれだけ高価な家具・調度品(神仏の加護)も入るスペースがありません。無理に詰め込んでも 美しくありません・・・同様に自らが浄まれば、神仏の加護をより多く受取る事が出来るのは確かだからです。
ですから、現在のお悩みのある方の中でも、短期的な応急処置や対策とは別に、
中長期的な視野で 自らの宿業を浄めるという目標を持たれる事をお勧めします。