人生には、
どう考えても理不尽にしか思えない出来事
というのが
自分の身にふりかかってくることが
あります。


たとえば、
自分では選びようのなかった両親のこと。
育った環境。

自分では防ぎようのなかった事故。



何度も何度も
繰り返し思い出されてはつらくなること。




あの時、どうすればよかったのか。
他に選択肢はあったのか。



あの時に受けた傷を
どう解釈すれば
今が幸せに思えるようになるのか。






考えても考えても
答えが出ない問い。




その問いへの向き合い方は、
人生を進めていくうちに
おのずと学んでいくものでもあります。
それが人の持つ可能性のすばらしさなんですね。

智慧といえるものでしょう。


それは、
あきらめる　ということであったり。

そのつらさと共に人生を歩んでいく　
ということであったり。

人の愛に癒されることであったり。








考えても考えても
答えが出ない問い。



その答えを出そうとする時、
一般論や
常識や
他者からのアドバイスが
もしかしたら
さらに傷を深めてしまう結果に
なるのかもしれません。






そんな時
その答えの出し方の一つとして、
自分は魂の存在である
人は誰もが魂の存在である

 

という考え方もあります。




自分は魂の存在である。
なら、
なぜ自分の魂は
このような問いにぶつかる人生を選んで
今世、生まれてきたのか。



答えの出ない問いによって、
何を学ぼうと計画しているのか。
何を体験したがっているのか。




魂は、何かを学びたいんですね。
成長するために。

体験したいため
なのかもしれない。

 

 

 

 

だから
本当の自分＝魂は正解を知っているのだから、
そこは、自分を信じてあげて
この宇宙を信頼してあげて。





答えの出せない問いの
その答えを
自分で自由に想像してみる。

このことこそが、もしかしたら魂が体験したかったこと
そのものかもしれないのです。





そして、
それでも
どうしても答えが出せないほどの問いだとしたら。
そんな難しい問いに
今世、挑もうとした
自分自身の魂の
チャレンジしようとする気高さに
気づいてあげてください。