山之介です。
小中学生のチビッ子たちでさえ里じいちゃんや里婆ちゃんの所に行きたいのをガマンしているし、各地で帰省を自粛されている方が多いのに関東各地からアルプスにこぞって押しかけて来る奴らは一体何なんだろうね。
やって来るのは人だけではなく567も一緒に運ばれて来ると言うのに。
中でもネットで『関東からアルプスまでガソリン代、高速代を割り勘できる方数人募集。』とか言ってる奴ら。
会った事も無い人と車の中で数時間過ごすなんてどうなるか考えた事もないアホな奴。
さらに『当方40代男性で関東住み、テント泊の同行者募集。』とか、40歳にもなってるんなら状況を考えて自粛しろよって思うわな。
高速代やガソリン代ケチってまで遠出して山へ来るな!と思うよ。
お盆の墓参りの帰省は仕方ないと思うけどね。
「山の日」の3連休で狙っていたのは地元の「毛勝山」か、アルプス系は避けてお隣「新潟県」をスタートとする「平標山~谷川岳」縦走。
8日(土)は「日本海」に停滞する前線の影響でほぼ雨だから自宅待機がてら新アイテムを買いに行ったり。
「毛勝山」については往復10時間以上かかるので、暑さ対策に「クールタオル」を購入。(548円)
濡らして軽く絞って数回振るとヒンヤリするタオルね。
飲料水は最低2.5リットル以上必要で、軽量化する為に食料は菓子パンを3つにしてあとは行動食のみに。
「平標山」に行くのならお昼は「冷し中華そうめん」にしようとこれも購入してどちらにでも行けるように準備だけはしっかりと。
家にいるならついでに先週から痛くなった下の前歯の治療に行っておけば良かったよ。
中途半端に治療して山中でガマン出来なくなるのは嫌だったので歯医者に行かなかったけど、だんだん冷たい物、熱い物が滲みるようになって来た。( ノД`)シクシク…
当初から9日(日)以降に狙いを付けていたので、8日はずっと天気予報や雨雲レーダー予測とにらめっこしていたけど、どうも翌日の朝9時過ぎまで雨足が強いみたい。
「毛勝山」のある「黒部市」付近。「毛勝山」は日帰りで往復10時間超だからこれでは無理。
「平標山」~「千ノ倉山」も初日が厳しい。
「谷川岳」は2日目後半だけ危ぶいのか。
雨雲レーダー予測でも9日午前中は「群馬県」あたりまで雨が強い感じ。
結局、どちらも諦め模様でくだらない「巨大サメ」のTV映画を見てから寝ました。
朝6時ころ起きるとやはり「行かないと決めると晴れるのアルアル」で雨雲はもうほとんど通り過ぎた感じ。
天気予報は各局とも曇りで最高気温は32℃くらいの予報。
「あ~あ、これなら毛勝山に行きゃ良かったよ (´;ω;`)ウッ…」
10日(月)の天気は晴れだけど最高気温が35℃予報なので「毛勝山」は10日に登るのは暑すぎて無理。
で、どうにか9日は近場の山にでも行こうとパッキングし直しながら、「どうせ行くなら富山100名山」にしようかとこの本を読んでいましたが、ホントこの本は見にくくてイヤ!!
この時気付いたのはすでに登った山がまだあった事。分かりにくさ故、全然この時まで気付かなかった。
知り合いの山岳ガイドさんもこれが発刊された時は『どうしてこんなに分かりにくいレイアウトにしたんでしょうね?」と首をかしげていました。
以前から参考にしている「富山県の山」のレイアウトが1番分かり易いね。
ようやく行先を決めて家を出たのは9:00。
時間がないので一刻も早く登山口に着くために高速に乗って向かったのは「立山町」。
登山口に到着するのは10時過ぎだろうし選んだのはショートコースの「尖山」と「来拝山」。
出来れば「尖山」→「来拝山」→「称名滝」と3ヶ所くらい行っておきたいねー。
「尖山」の駐車場にたくさん車が停まっていたので先に「来拝山」に向かう事に。
しかし、いつもの癖で「立山駅」まで来てしまって慌ててUターン。
10:35 「立山青少年の家」に着いたのは10:35。
ここから登山口を探してさらに林道を奥へ進むとそこは⑩番と書かれた下山口で、またまた戻って「立山青少年の家」からも下ってやっと見つけた登山口。
ここを右に行くと約200mで「立山青少年の家」で、左へ行けば登山口。
広場には車が1台も無い状態。
こんな草むらにある看板なんて見えないよ。
スタートしたのは10:55。草むらに咲いていたのは「キツネノカミソリ」?
「来拝山」まではここから50分ほどで登れるお手軽な山。
気温はまだ低いけど湿度が高いし全く風が吹いていない。
どうもあれが「来拝山」みたいです。文字通り信仰に関係する山なんでしょうね。
5分ほど進んでここが本当の登山口。
この辺り一帯は「立山青少年の家」のオリエンテーションコースになっているようです。
と言う事は子供が迷わないようにあちらこちらに看板が設置されているって事やね。
低山なので今回も虫よけ持参。前回はスプレータイプでしたが今回はリキッドタイプ。汗ばんだ体にはどっちが長持ちするのか?
根っこを掴んで登ります。もうこの辺りから蒸し暑くて、蒸し暑くて尋常じゃない汗の量。
あちこちにこんなのがあって何だろう?と思ってたら、昆虫を掴まえる罠でした。
③番あたりからもうヘトヘト。とにかく汗が凄い。山頂が⑩番だったら死ぬな。(実際には⑩番は下山口)
④番あたりから前を歩くチビッ子の声が聞こえて来ました。③、④番とたて続けて休憩。
展望も無ければ風も無い。唯一開けていたのがここ。
ぼこっとした岩を登った先が
ビクトリーロード。チビッ子にすら追い付けなかった。
11:40 「来拝山(899m)」山頂に到着。1時間もかかっちまった。
山頂までのログ。
山頂に居たのは15人ほどの園児と引率の女性の先生2人に、外人の男性の先生1人。
矢印のちびっ子がこっちに気付くと仁王立ちで睨んでいました。
展望は1ヶ所のみで雲が無ければ見えるのはたぶん「薬師岳」方面。
女性の先生に「どこの団体さん?」って聞くと
『立山町の外国語スクールの園児と小学生です。』って。
しかし、ここまでの坂をこの年長組以下の園児が登って来るとわね。結構段差大きかったよ。
お互い全員マスクをしていないので567を心配されないようにお弁当中の園児たちから離れて休憩。
まずは「ペットボトル凍らせちゃん」で冷やしたお茶。
もう空腹がすごかったから「毛勝山」用に買っていたジャムパン。ジャムパンはやっぱり1番やね。
本当はピストンで戻ろうと思っていましたが、せっかくなので周回する事に。
見切れているけれどずっと右に行くと下山口の⑩番に行けますが、出来れば中央の周回路で短縮したい。
「道分かりますか?」って聞くと日本語ペラペラの外人男性の先生が詳しく説明してくださいました。
チビッ子たちはお弁当を食べたら⑩番に向かうそうです。
ここから下って
すぐに⑥番へ。
ここをあのチビッ子たちは降りられるのかな?
⑦番は直進不可で右へ。
「キイチゴ」があちこちにまだ実っていました。
下りは登りほどの蒸し暑さは無くサクサク下って分岐へ。左へ行くと⑩番でしょうが自分は右へ。
「かんば平」と言う場所を過ぎて
「くりの木台地へ」向かいますがそこがどこかは全然分からん。
道は細いですがしっかりしているし、「立山青少年の家」が設置している看板なので大丈夫でしょう。
どうらやここが「くりの木台地」らしい。木は「クヌギの木」に見えるけどね。
木の向こうに廻ると分岐が3ヶ所もある。右手は「大杉平」へ。
中央は「大くり平」へで左が「くわのき平」へ。
一体どこを進めばいいのか分からず周囲を見渡すとこの看板。
多分赤線のように来たんでしょうが、自分の行きたい方向へはどっちに行ったらいいのか分からん。
ここでヤマップを見ながら「大杉平」に進むとGPSの動きがどうやら合っている感じ。
ここが「大杉平」ですが特に何もなし。
少し進むとまた分岐。「林道」には行きたくないので右へ。
すると看板もない十字路。どっちへ行っても下山は可能でしょうが、当初計画した周回コースを通りたいから直進を選択。
「頼成の森」でもそうだったけど、迷っても自分の計画した道を辿る為にヤマップを見ながら道を見つけるのは楽しい。
と、「I」なのか⑪番なのか「大丸」という看板。
ヤマップ上に「大丸」と言う小ピークがあったのでここまでは合っている感じ。
ほどなく「大丸山」山頂に到着。
ヤマップでも確認。
展望はここ1ヶ所のみでしたがどこなのかさっぱり?
この先は1本道で
すぐに林道に合流しました。右へ行って「立山青少年の家」から、
少し下ってスタート地点へ。
駐車場周辺が1番たくさん野草が咲いていました。「オオハンゴンソウ」と言う外来種。
12:30 無事下山。下山までのログと
「来拝山」のログ。
さあ、時間が無いぞ。次へ行こう。
山之介
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「山の日」の今日もどこかへ登るつもりでしたが、予想最高気温が37℃ともなるとさすがに諦めました。
昨日は平野部では曇りのち晴れで最高気温は34℃まで上がりましたが、「立山」では強風で「一の越」でほとんどの方が引き返されたそうです。