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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  北条湾  夜釣り  カマス  エサ  切り身  ウキ釣り  

【三崎港・北条湾】カマスを釣る際のポイント(釣りエサ編)

こんにちは。

少し時間が空いてしまいましたが、カマスを釣る際のポイントについて「釣り針&ハリス編」と「仕掛け編」のお話しをさせて頂きましたが、今回は釣りエサについてで、このシリーズはこれで最後です。

どの項目も釣りに於いてはとても大事なことですが、仕掛けや針に関しては、同じ魚を釣るのであれば、釣り場が変わったからといって、そうそう大きな変化があることではありませんが、「釣りエサ」に関しては、釣り場釣り場で多種多様に変わります。

カマスは「根付き(居付き)型」と「回遊型」の大きく分けて二種類のカマスがいます。

二種類と言っても元は同じカマスで、産まれた海域で変化します。

根付き型から産まれたカマスは全て根付きになるわけでもなく、産まれて成長するにつれて群れを形成し、その群れの方針…とでも言いましょうか、根付くのか回遊するのかはそのカマスの群れ次第です。

ヤマメとサクラマスの違いのような感じです。

ヤマメとサクラマスは、元は同じ魚です。

川で産卵し、最初は全てヤマメとして産まれます。

川より海の方がエサが豊富なので、一説には川でエサを獲ることが苦手な個体が海へ下る…と言われています。

カマスがなぜ根付き型と回遊型に分かれるのか、詳細なことは分かっていませんが、この二種類では食べるエサはだいぶ変わってきます。

カマスは元々、雑食性で基本的には何でも食べます。

根付き型のカマスは小魚なども食べますが、独特の細長い口を利用し狭い場所にいる甲殻類(カニなど)なども捕食し食べています。

もちろん、虫エサ(イソメやゴカイ類)も食べます。

一方、回遊型のカマスは基本的には小魚を主に捕食し、エサとなる小魚と共に行動することが多いです。

北条湾では、毎年カマスは釣れますが、今の時期に北条湾に大群で押し寄せることは珍しく、この群れに関しては回遊型のカマスだと思われます。

少々余談ですが、今は簡単にネットでいろんな情報をたくさん目にすることが出来ます。

当然、釣り媒体もかなりの数があり、同じ魚について、あっちのサイトとこっちのサイトで言っていることが違う…ということなどもあると思います。

今回はカマスについてのお話しですが、根付き型と回遊型がいるからと言って、ヤマメとサクラマスのように成魚になると姿形が変わってしまう…ということはなく、当たり前ですがカマスはずっとカマスです。

魚の形が変わるわけではないので、釣り針や仕掛けなどは要点だけ抑えていれば、基本的には然程神経質にならなくても大丈夫ですが、エサに関しては釣り場釣り場で大きく異なることが多いので、釣り媒体などを参考にする場合は、釣り場を言及しているサイトを参考にすることが肝要です。

YouTubeなどの動画も然りです。

どいう釣り場で、何の魚を、どういう釣り方で、何のエサで釣っているのか、ハッキリと明確に言及している媒体を参考にすることをお勧め致します。

今回、釣り針、仕掛け、エサの3つの項目に分けてお話しさせて頂いておりますが、一番大事なことがエサです。

そして、今今の北条湾に集結しているカマスの群れは、先述しました通り回遊型のカマスだと思われます。

回遊型であれば、当然カマスが主にエサとして捕食しているものは小魚です。

甲殻類や虫エサなどもカマスは食べますが、今今の北条湾に入って来ているカマスの群れは恐らくガン無視だと思います。

ウキ釣りで効果があったエサを以下に4つほど、順次ご紹介させて頂きます。

まずはド定番のキビナゴです。

キビナゴ


食いが渋い時は1匹掛けにし、活性が高い時は針掛かりを良くする意味でも、半分に切って使うことをお勧め致します。

キビナゴのエサを付け方はコチラの記事でご紹介しております。

次はコノシロの切り身です。

コノシロ


コノシロの切り身自体は、あまりカマスの食いが良いとはお世辞にも言えないのですが、カマスの食いが渋い時などは、コノシロの切り身の皮の色に反応してくることがあります。

キビナゴも同じですが、銀色の皮の色に反応してきます。

コノシロの切り身の方が、キビナゴに比べ面積が大きいので、食いが渋い時などに切り身を半分に切らず、1枚掛けでお使い下さい。

次はサンマの切り身です。

サンマの切り身


活性高く食ってくる時は、断然サンマの切り身がお勧めです。

食いが良い時はコノシロの切り身のように1枚掛けではなく、サンマの切り身を半分に切ってお使い下さい。

針掛かりもさせ易くなります。

次はサバの切り身です。

サバの切り身


カマスは基本的には、嗅覚より視覚に頼ったエサの捕食の仕方をしますが、全く嗅覚を使っていないか…というとそうではなく、やはり臭いにも反応します。

確証があるわけではないので、あまりいい加減なことも言えないのですが、サンマとサバの場合、切り身の脂の臭いに寄って来るのかな…と思っています。

そして、サンマ、サバの皮の色が今の北条湾ではベストなんだと思います。

こちらは、恐らくカタクチイワシの稚魚で、この群れを追って北条湾にカマスが集結していると思われます。



この動画を撮影して、1ヶ月くらい経っている(記事執筆時)ので、カタクチイワシの稚魚がもっと大きくなっていると思われますが、この稚魚の色にサンマ、サバの切り身の皮の色が非常に近いんです。

海水の濁りや、潮回り、潮汐などで変わってしまうのですが、仮に海水に濁りがある場合などは、より銀色に光るキビナゴやコノシロ、海水が済んでいる場合はサンマ、サバ、キビナゴなどがベストかと思います。

どういう条件下でも、オールマイティに食ってくるのはキビナゴかと思います。

たくさんエサを買わず(私のように頻繁に釣りに行かない方はエサが無駄になってしまうので)、無難に攻めるのであればキビナゴがお勧めです。

釣り針、仕掛け編でも申し上げましたが、今回お話しさせて頂いております3つの項目については、あくまでも北条湾という釣り場に限ったお話しで、他の釣り場でも一助程度にはなると思いますが、釣果を確約するものではありませんので、予めご了承下さい。

次回の釣行で、まだカマスの群れが北条湾にいれば、試してみたいと思っているのですが、鮭の皮もコノシロ同様に反応するかな…と思っており、試した際は改めてご報告させて頂きます。

鮭の皮につきましては、「皮」だけ売っており、上記でお話ししました各エサは魚の「身」も付いているので、塩で締めるなどしても長く使っているとどうしても身がふやけてきます。※

※死んだ魚の身が海水に浸かり続けるため。

ふやけて若干長くなった身をカマスにかじられエサだけ取られる…ということも起きます。

鮭の皮だけであれば、皮を適当な大きさに切って使えば、ふやける心配はないのでテストしてみようと考えています。

基本的にどのエサも、エサの付け方はキビナゴの付け方と同じで問題ありません。

サバ、サンマ、コノシロなどの身を1枚掛けする際は、縫い刺し(縫い掛け)で何度か釣り針を身と皮に通し、最後は必ず釣り針の先端を身(皮)から出して下さい。

針先を身(皮)から出しておかないと、バラしが多くなります。

皆様の大漁を祈りつつ、また釣果報告をさせて頂きます。

カマスを釣る際のポイント(仕掛け編)
カマスを釣る際のポイント(釣り針&ハリス編)
カマスを釣る際のポイント(釣りエサ編)

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本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する50代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

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