管理物件で世代交代があった場合、ある程度次世代の方が賃貸経営に興味を持たれていて親御さんのやっていることを理解されていて頂いていると管理会社としてはスムーズな引継ぎが出来るものです。

突然の相続等、全く賃貸経営を意識していない方が継承されると1から説明が必要になりますが、ほとんどの方は賃貸経営には興味無くても収入がある事には興味ありますので、どんな場合でも引き継いだ方が最初に行うのは支出に関してのチェックだったりします・・・


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昨日は相続案件で過去に支出した経費の内訳が知りたいとの依頼が新オーナーよりあり、説明させてもらいました。

複数賃貸物件があるのですが、一番気にされているのはファミリータイプの一棟物マンションの経費。

大きな家賃収入があるのに管理料やリフォーム代、メンテナンス代等々、たくさん引かれている事に驚く&「取られ過ぎて無いか?」との疑問が出てくるのでしょう。

クマ 「年間収支に関してならすぐに出力できますよ」

オーナー 「あれは、月ごとの収入と支出のまとめでしょ? 何に出したか具体的に知りたいんです」


先代オーナーは、きちんと確定申告されていて毎年の収入と何にお金を使っているかが明確になっていて、その申告に基づいて税金を納めている訳なのですが、数字が見たいのではなく理由や理屈が知りたいのでしょう。

5年分さかのぼって内容を解説して欲しいともなると、ちょっとパワーがいるものです。

同じような修理をしても金額が違っていたり、退去後のリフォーム内容が部屋により大幅に異なる理由等々、いきなりオーナーになられた方の場合は普段の日常生活で掛かる費用とは違う桁の支出が出ている事に驚かれて、いろいろ言ってみたくなるものなのでしょう。

上記に書いた通り、毎月の支払明細には単純に「管理費」「修繕費」程度の表示しかされていないので、具体的な内容は過去のリフォーム代金の請求書を引っ張り出して内容を確認する必要があります。

これがまた、当社の場合は20年前くらいに手書きの請求書を自分の前任者が反発する中エクセルデータ化してPCにデータ保存できるようになったのですが、データ化したものを10年くらい前からドロップボックスと言うクラウドの仕組みで管理している状態です。

物件名をキーワード検索で引っ張り出せば簡単だと思いましたが、エクセルの作り方が悪かったようで5年分のリフォームデータを月ごとに引っ張り出してまとめてみました。

各管理オーナーの名前が並んでいるのですが、これがまた5年の間に世代交代されたオーナーさんが多くいらっしゃるとわかります。

懐かしさもある作業でしたが、ホント管理の仕事は毎月の細かい作業の積み重ねなのだと感心します。

IMG_0412ドロップボックスは、クラウドデータを共有してやりとりできる仕組みなのですが、たまに変な事があるようで写真に残しておきました。

「〇〇さんがこのファイルを編集しました。420年前」

関ケ原の戦いの頃から記録されてるようです






さて、本日の埼玉は雨が上がり太陽が出てきました。

土日に雪が積もるのではと心配していましたが、凍結騒動も無く助かりましたよ。


ではまた明日


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