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[HP更新] 新コンテンツ「工業都市"茂原"と三井東圧化学専用線のすべて」を公開しました! [ホームページ更新情報]

毎日、ホームページ「外房雑記録」(https://sotobou.web.fc2.com/) にたくさんのアクセス、ありがとうございます!!

24年前のホームページ開設当初から予告していた、「特集・工業都市"茂原"と三井東圧化学専用線のすべて」を公開しました。

自然と共存する茂原市は、千葉県の内陸部に位置する中核都市で、古くから藻原寺の門前町として栄えてきました。この街がなぜ天然ガスの発見をきっかけに急速に工業都市化し、発展したのか、茂原市の交通ネットワークや商業地の変遷、そして工業都市を象徴した三井東圧化学専用線に焦点を当て、20章に分けて解説しています。また、各章に関連する11のミニコーナーもありますので、ぜひご覧ください。

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茂原公園より、市内中心部を望む


■「特集・工業都市"茂原"と三井東圧化学専用線のすべて」の公開のきっかけ

インターネットで「三井東圧化学専用線」や「新茂原貨物駅」を検索すると、廃線跡レポートなどが多数ヒットしますが、なぜこれらの鉄道引込線や貨物駅が設置されたのか、そしてどのような役割を果たしていたのか、そのような情報はほとんど見当たりませんでした。

最近では、茂原市やその周辺でも新興住宅地が増え、茂原が「天然ガスの街」として発展したことを知らない方も増えていると感じています。私は就職時に一度地元を離れて埼玉県や都内に10年ほど住んでいたこともあり、地元である茂原市を客観的に見ていた時期もあり、今回茂原市の歴史についてもまとめてみました。

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茂原駅からも見える、「茂原第2ホルダー」(大多喜ガス)


茂原市の主要企業である三井東圧化学 (株) 千葉工業所 (現・三井化学茂原分工場) は、以前は三井東圧化学専用線を所有し、戦後に旧海軍茂原飛行場跡地 (旧海軍茂原航空基地) に設置されました。幼少の頃、祖父が時折戦時中の出来事について話してくれた際、「昔、東洋高圧 (東洋高圧工業) があった場所は、海軍の飛行場で、我が家の上空を米軍の戦闘機が飛行場に向かって飛んでいった」と語ってくれたことがあります。

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1958年 (昭和33年) 東洋高圧工業 (株) 広告


また、父は盆栽や植木などを趣味にしていたため、子供の頃、三井東圧化学千葉工業所の近くにあった園芸店「グリーンサンヨー」を訪れた際、「あのたくさんある白い家は?」と尋ねたところ、「あれは三井東圧 (三井東圧化学) の社員が住んでいるところだよ」と教えてくれました。そのため、"東洋高圧"と"三井東圧"をずっと聞き間違えていたと思っていました。

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1971年 (昭和46年) 三井東圧化学 (株) 広告


今回の調査で、東洋高圧工業として設立され、後に三井東圧化学となり、現在の三井化学に至っていることを知りました。また、前述の園芸店「グリーンサンヨー」は、三井東圧化学千葉工業所の子会社が運営していたことも初めて知りました。

また、茂原駅周辺についても幼少の頃は、「扇屋ジャスコ茂原店」(後のイオン茂原店、現・イオンスタイル茂原<予定>) や「茂原そごう」(現・南総サンヴェルプラザ)、榎町商店会の「アーケード一番街」などを中心とした茂原駅南口周辺はとても賑わっており、かつて「茂原七夕まつり」は地元では「日本三大七夕まつり」の一つとされ、非常に華やかで盛り上がっていました。現在は「関東三大七夕まつり」とされています。

茂原市特産の天然ガスを原料や燃料とする前述の三井東圧化学や日立製作所などの大手企業から中小の事業所が相次いで開設されたことで、茂原は内陸工業都市として発展し、それらの物資を鉄道輸送する貨物駅として大きな役割を果たした地上駅時代の茂原駅や新茂原貨物駅 (新茂原駅貨物施設) についてもできる限り調査しました。

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東洋高圧工業専用線・三井東圧化学専用線


■「特集・工業都市"茂原"と三井東圧化学専用線のすべて」の見どころ

・三井東圧化学専用線が存在した工業都市「茂原」
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu.htm

この章では、房総半島の中核都市「茂原市」について、自然と共存し特産の天然ガスから工業都市へ発展した魅力的な街を紹介しています。ミニコーナー「夏の風物詩「茂原七夕まつり」と「もばら阿波おどり」」で、茂原七夕まつりの歴史や見どころについて紹介しています。

・茂原市の歴史と成り立ちについて
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu1.htm

茂原市は日蓮宗藻原寺を中心に宿場町として栄え、NHK朝ドラ「らんまん」の主人公のモデルとなった牧野富太郎博士も何度も訪れ「食虫植物の楽園」から「天然ガスの街」へと変貌した経緯や、ミニコーナー「茂原の古代伝承と歴史、源頼朝伝説と酒盛塚のマツ」では、鎌倉幕府を開く直前の源頼朝が茂原市を訪れたとされる伝説も紹介しています。

・外房線の中核をなす茂原駅と交通ネットワークの発達
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu2.htm

この章では、JR外房線の主要駅である茂原駅を中心に、明治時代から昭和初期にかけての発達した交通インフラの歴史として、県営庁南茂原間人車軌道、南総鉄道などを解説しています。

・"天然ガス"がもたらした茂原市の工業都市化
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu3.htm

この章では、茂原市特産の「天然ガス」について解説します。この天然ガスの発見がきっかけとなり、日立製作所茂原工場 (現・ジャパンディスプレイ茂原工場) や三井東圧化学千葉工業所 (現・三井化学茂原分工場) が進出し、茂原市の工業都市への変遷を遂げています。ミニコーナー「茂原国際空港から世界へ、幻の国際飛行船航路網計画」では、天然ガスから飛行船の燃料となる水素を生成し、戦前の大型飛行船による国際空路計画につても紹介します。

・茂原市の人口増加のきっかけとなった2大主要企業
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu4.htm

この章では、日立製作所と三井東圧化学の進出により、朝の茂原駅は都心の駅同様の混雑となり、茂原市における工業の発展と人口急増の背景ついて解説します。ミニコーナー「昭和の追憶、消えた茂原の5つの映画館」として、かつて茂原市内に存在していた5つの映画館について紹介します。

・茂原市の商業地区の発展と変遷について (1)
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu5.htm

この章では、茂原市の商業地の変遷を取り上げ、駅前通り商店街や榎町商店街のアーケード一番街扇屋ジャスコ茂原店 (後のイオン茂原店、現・イオンスタイル茂原<予定>) 、茂原そごう (現・南総サンヴェルプラザ)、茂原ショッピングセンターアスモ (常設アイススケート場アスモアイスアリーナ) などの歴史について解説します。

・茂原市の商業地区の発展と変遷について (2)
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu6.htm

この節では、茂原市の商業地の現状について、茂原そごう閉店後の状況や、後継として予定されているイオンスタイル茂原などを紹介、イオンスタイル茂原の開店がなぜ遅延しているのかを含め、現在の茂原市の商業について解説しています。ミニコーナー「茂原そごう出店の誤算とそごうグループの栄枯盛衰」として、そごうグループの超大型倒産に至る経緯を簡潔に紹介します。

・工業都市"茂原"を形成する主要企業について (1) [三井東圧化学]
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu7.htm

この章では、茂原市に進出した主要企業とその歴史について、三井東圧化学千葉工業所 (現・三井化学茂原分工場) の主要関連企業として、東洋エンジニアリング、東洋ビューティサプライなどについて解説します。ミニコーナー「時代を先駆けた、化学メーカーの緑化事業プロジェクト」として、三井東圧化学千葉工業所の関連会社が運営していた園芸店「グリーンサンヨー」を紹介します。

・工業都市"茂原"を形成する主要企業について (2) [日立製作所]
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu8.htm

この節では、日立製作所茂原工場の歴史として、前身の理研真空工業茂原工場から現在のジャパンディスプレイ茂原工場に至る経緯について説明いたします。ミニコーナー1「輝く郷土愛、日立DP・茂原アルカスのバレーボールVリーグへの軌跡」では、日立製作所茂原工場の女子バレーボール部を母体となったVリーグへ参戦した「茂原アルカスバレーボールチーム」について、ミニコーナー2「日立茂原工場の源流、理研コンツェルンが拓いた日本産業の未来」では、理化学研究所の第3代所長であり理研真空工業や関東天然瓦斯開発などの設立や大多喜城城主の子息でもあったという、地元の偉人である大河内正敏博士について紹介します。

・工業都市"茂原"を形成する主要企業について (3)
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu9.htm

この節では、茂原市の主要企業として関東天然瓦斯開発茂原鉱業所合同資源、現在は撤退してしまった東芝コンポーネンツ茂原工場パナソニック液晶ディスプレイ (旧・IPSアルファテクノロジー茂原) などの各企業の歴史について解説します。ミニコーナー「工業都市・茂原の現在地、カギを握るJDIの再興と挑戦」では、工業都市・茂原の現状について解説します。

・東洋高圧工業の誕生から三井東圧化学に至る系譜
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu10.htm

この章では、前身の東洋高圧工業から三井東圧化学 (現・三井化学) へ至る系譜について解説します。東洋高圧工業の親会社となる当時の三井財閥御三家であった三井鉱山、三井鉱山三池炭鉱を中心に東洋高圧工業など三井鉱山系列の事業所が集結し、鉱工業都市となっていた福岡県大牟田市についても解説します。

・東洋高圧工業 (三井東圧化学) 千葉工業所の誕生
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu11.htm

この章では、東洋高圧工業 (三井東圧化学) の天然ガス戦略や工場立地としては不利な房総半島の内陸部である千葉県茂原市の旧海軍茂原飛行場跡地に、なぜ三井東圧化学千葉工業所 (現在の三井化学茂原分工場) が設立された経緯について解説します。ミニコーナー「「戦後の民間航空発祥の地」となった旧海軍茂原飛行場」では、日本航空史における新たな一歩となった旧海軍茂原飛行場について触れます。

・本邦初の石油化学会社誕生と三井グループ化学部門の対立
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu12.htm

この章では、三井財閥 (三井鉱山) の化学部門であった「三井化学工業 (株)」(後の三井東圧化学) や、この三井化学工業が日本初の石油化学会社である「三井石油化学工業 (株)」(現・三井化学) を設立した経緯、同じ三井財閥 (三井物産) の化学部門であった「東洋レーヨン (株)」 (現・東レ) との対立や決別などについて解説します。ミニコーナー「かつて三井・三菱を凌駕した幻の総合商社、鈴木商店」では、現在の下関三井化学の源流となった会社を設立した、新興財閥「鈴木商店」の興隆と没落などを解説します。

・三井東圧化学を取り巻く、化学業界の情勢
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu13.htm

この章では、東洋高圧工業と三井化学工業との合併による三井東圧化学の設立や、昭和40年代の国内化学業界の情勢 (現・三菱ケミカル、住友化学、レゾナック、UBE) を三井東圧化学を中心に探り、三井化学の誕生経緯などについて触れ、現在の国内化学メーカー (現・三菱ケミカル、三井化学、住友化学、DIC、レゾナック、UBE、信越化学工業など) が置かれた状況について解説します。

・国内トップシェアの化学肥料メーカー誕生から終焉まで
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu14.htm

この章では、国内の化学肥料産業の歴史について触れ、国内トップシェアを誇った東洋高圧工業 (後の三井東圧化学、現在の三井化学) の全盛期から、化学肥料生産の終焉まで解説します。

・三井東圧化学千葉工業所 (茂原工場) の黎明期から縮小期まで (1)
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu15.htm

この章では、三井東圧化学千葉工業所 (現・三井化学茂原分工場) の歴史をたどり、三井東圧化学の主力工場として、昭和40年代に隆盛を極めた三井東圧化学専用線による鉄道輸送についても解説します。

・三井東圧化学千葉工業所 (茂原工場) の黎明期から縮小期まで (2)
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu16.htm

この節では、三井東圧化学千葉工業所の縮小期に焦点を当て、三井東圧化学専用線による鉄道貨物の減少など、縮小過程について解説します。現在の縮小後となった三井化学茂原分工場やその周辺の様子について紹介します。

・三井東圧化学千葉工業所 (茂原工場) と「三井東圧化学専用線」
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu17.htm

この章では、三井東圧化学専用線の設置経緯、主要原料の鉄道輸送とその調達先、所有するスイッチャー (貨物移動機) や私有貨車などを解説します。

・三井東圧化学専用線 (東洋東圧工業専用線) の新旧ルート変遷
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu18.htm

この章では、三井東圧化学専用線の変遷について、茂原駅から三井東圧化学千葉工業所 (現・三井化学茂原分工場) への旧ルート、新茂原駅貨物施設 (通称・新茂原貨物駅) から三井東圧化学千葉工業所までの新ルートについて、配線略図をもとに解説します。

・貨物駅としての「茂原駅」の歩み
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu19.htm

この章では、かつて外房線の茂原駅が首都圏の主要貨物駅として、1960・70年代の活発な貨物輸送などの歴史について解説します。ミニコーナー「よみがえる昭和の茂原駅、立ち食いそば店とキヨスクの記憶」では、国鉄時代の茂原駅の光景とてSLそば茂原店とキヨスクを紹介します。

・最初の専用線所管駅「茂原駅」と専用線について
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu20.htm

この章では、かつて地上駅時代の茂原駅の側線に接続していた、三井東圧化学専用線 (東洋東圧工業専用線)、関東天然瓦斯開発専用線、野口産業専用線について解説し、かつて茂原駅南口に茂原支社があり、通運事業を担った「南総通運 (株)」について解説します。ミニコーナー「昭和から令和の鉄道輸送、物流の主役への再興と未来展望」では鉄道輸送の過去・未来について取り上げました。

・現役時代の三井東圧化学専用線 (旧線ルート)
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu21.htm

この章では、三井東圧化学専用線の旧ルート (起点・茂原駅) について、稼働時の写真と共に廃線から35年後の2016年 (平成28年) の様子を紹介します。

・最後の専用線所管駅「新茂原貨物駅」(新茂原駅貨物施設) (1)
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu22.htm

この章では、三井東圧化学専用線の所管駅となっていた、通称「新茂原貨物駅」として知られる「新茂原駅貨物施設」について、開業から終焉までの経緯について詳しく解説します。

・最後の専用線所管駅「新茂原貨物駅」(新茂原駅貨物施設) (2)
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu23.htm

この節では、新茂原貨物駅 (新茂原駅貨物施設) の荷役設備や関連施設について、現役時代や廃止後直後の写真と共に詳しく解説します。

・現役時代の三井東圧化学専用線 (新線ルート) (1)
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu24.htm

この章では、三井東圧化学専用線の新ルート (起点・新茂原貨物駅) について、踏切信号機やテールアルメ工法による路盤工事など工事中の写真とともに紹介し、新茂原貨物駅 (新茂原駅貨物施設) から腰当踏切 (カインズ茂原店付近) までの廃線後の様子についても詳しく解説します。

・現役時代の三井東圧化学専用線 (新線ルート) (2)
 https://sotobou.web.fc2.com/train/haisen/mitsui_toatsu25.htm

この節では、三井東圧化学専用線の腰当踏切 (カインズ茂原店付近) から三井東圧化学千葉工業所 (現・三井化学茂原分工場) までの残りの区間について紹介いたします。

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!

ぜひ、ホームページ「外房雑記録」(https://sotobou.web.fc2.com/)にも、遊びにきてくださいね♪ 内容は、Nゲージ入門(鉄道模型)ガイド、JR外房線ガイド(車両・歴史・廃線など)、クラブミュージック/クラブジャズ/洋楽の名盤CDガイドです。

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[ノートPC修理メモ] dynabook Satellite B554 (東芝) のDVDドライブの交換 [Windowsパソコン・iPad・環境構築]

日々愛用しているノートパソコン、ダイナブックシリーズのビジネスモデルの「dynabook Satellite B554 」(型番: PB554LFB1R7AA71) のDVDドライブ (DVDスーパーマルチドライブ) を交換修理しました。


(東芝・dynabook Satellite B554 [型番: PB554LFB1R7AA71])


片面2層のDVDが再生できない

中古で購入したDVD (片面2層) の動作チェックがしようとしたところ、ずっとドライブが唸っているばかりで全く認識できませんでした。ただし、片面1層のDVDは再生できました。

まずは、ピックアップレンズをクリーニングしてみましたが改善できず、DVDドライブを交換することにしました。

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(サンワサプライ マルチレンズクリーナー (湿式) CD-MDW)




DVDドライブ (DVDスーパーマルチドライブ) の交換作業

DVDドライブの品番確認のため、裏側のネジを外しドライブ本体を引き抜きます。

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パナソニック (Panasonic) 製のスリムDVDスーパーマルチドライブ「UJ-8E2」(9.5mm厚) だと分かり、Amazonで購入しました。

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(Panasonic パナソニック SATA接続 9.5mm厚 スリムDVDスーパーマルチドライブ UJ-8E2)




ベゼル等の付け替えを行います。ベゼルの作業詳細については、こちらのブログを参考にさせて頂きました。

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リージョンコードの変更

DVDドライブを本体に取り付け、デバイスマネージャーからDVDドライブのリージョンコードを「中国」(地域6) から「日本」(地域2) に変更して作業終了です。 

1. DVDドライブにDVD (片面2層) ディスクを入れておきます。DVDを予めドライブに入れていないと以下のようなエラーメッセージが表示されます。

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2. デバイスマネージャーを起動します。画面左下の(スタートボタン)を右クリックして表示された「クイック リンク」メニューから「デバイス マネージャー」をクリックします。

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3.「MATSUSHITA DVD-RAM UJ8E2 SCSI CdRom Device」で右クリックして「プロパティ」をクリックします。

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4. 「DVD 地域」タブから「日本」を選択し「OK」ボタンをクリックして終了です。

20220321_8.jpg


20220321_9.jpg


※ご自身で作業される方、メーカーの保証対象外になったり、部品を破損する場合がありますので、自信が無い方は、補修パーツを購入したショップでメーカーよりも安く交換作業を請け負っている場合があります。

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[ノートPC修理メモ] dynabook Satellite B554 (東芝) の液晶パネルの交換 [Windowsパソコン・iPad・環境構築]

日々愛用しているノートパソコン、ダイナブックシリーズのビジネスモデルの「dynabook Satellite B554」(型番: PB554LFB1R7AA71) の液晶パネル (LCD) を交換修理しました。

こちらで販売中

dynabook Satellite B554 (東芝) [型番: PB554LFB1R7AA71]


液晶パネル (LCD) 交換

ある日突然、全体が薄暗くなり画面右下は真っ暗になってしました。パネルのバックライトの寿命だと思い、新品パネルと交換しました。

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左: パネル交換前 / 右: パネル交換後


楽天市場の「trywaypc楽天市場店」さんで、「dynabook Satellite B554/K 全機種 dynabook Satellite B554/L 全機種 dynabook Satellite B554/M全機種 液晶パネル」の「ノングレア」(非光沢) を税込9,878円で購入しました。


東芝 dynabook Satellite B554 液晶パネル [ノングレア] (LGエレクトロニクス)



LP156WHB (TP)(B1) [ノングレア]


ちなみに元々付いていたものはLG製の「LP156WHB (TP)(T1)」で、今回購入したものは同じLG製の「LP156WHB (TP)(B1)」でした。

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液晶パネルの外し方

今回は、こちらの記事を参考にさせて頂きました。補足としてフレームの裏側には上部に4つ、下部に7つ、左右に5つづつツメがありました。外すときはバリバリと音がします。また、下部のツメは多いのでゆっくり慎重に外しました。

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フラットケーブルの接合部分には固定用のテープがあるので、再利用しますので慎重に剥がします。

20220320-6.jpg


交換用液晶パネルについて

交換用の液晶パネルには、「光沢」と「ノングレア」(非光沢) があります。元々付いているパネルは「ノングレア」となります。お好みで「光沢」の取付も可能です。



パネル上部のクッション材の劣化対応

黒いクッション材が経年劣化でボロボロになってなり、見た目も悪いのて目隠してコクヨの「罫線引きテープ」を貼りました。

20220320-4.jpg


20220320-5.jpg

罫線引きテープ ホワイトボード用


こちらで販売中

罫線引きテープホワイトボード用 (コクヨ) [幅3mm・長さ16m・黒 T-503]


※ご自身で作業される方、メーカーの保証対象外になったり、部品を破損する場合がありますので、自信が無い方は、補修パーツを購入したショップでメーカーよりも安く交換作業を請け負っている場合があります。

今回、キーボードASSYを購入した、楽天市場の「trywaypc楽天市場店」さんは、東芝の他に NECSONYDELLLenovoHP富士通AcerAsusSharpPanasonicなどのメーカーの液晶パネルを扱い、格安で交換作業も請け負っているので、交換作業に時間が無い、面倒な方にもおすすめです。



ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!

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