2022年10月02日

西村経産相が試算ミスを陳謝

西村経産相が火力発電の減少見通しの試算ミスを陳謝

衆議院経済産業委員会の閉会中審査の西村答弁

 西村康稔経産相が国内の火力発電所の発電能力の長期見通しを経済産業省が誤っていたことについて、30日に開かれた衆議院経済産業委員会の閉会中審査の答弁で「あってはならないことで誠に遺憾だ。改めて経産省として再発防止を徹底する」と陳謝した。

 経産省は同省の審議会資料に記載していた火力発電所の廃止に伴う出力の減少見通しの試算で、国内の火力発電所の発電能力が2030年度までの10年間で約1300万キロワット減ると記載していたが、実際は約2900万キロワットの誤りだったことを15日に明らかにし、原因について、液化天然ガス(LNG)を使う発電所の多くを廃止対象から除外していたことと説明している。

 この試算は、前国会で成立した省エネ法の審議で示された資料にも引用されているが、西村経産相は法案そのものの内容ではないことから、誤りによる法案への影響はないと説明している。

inakakisya at 04:13コメント(0) | 政治  

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