今回の旅行先は急に決めました。

 

 

理由は、今年は花見らしい花見もしないうちに桜が散ってしまったので、もう少し桜が見たくなったこと。

そして一番行きにくい場所に体力、気力のあるうちに行っておきたいと考えたからです。

 

 

ライフワークとして一生のうちに全都道府県を旅行で回りたいと思っています。

全都道府県旅行の定義は「連続24時間以上の滞在と1泊以上の宿泊」です。

日帰り観光しただけではカウントに入りません。

今まで旅行で行った場所の中で熊本県や山形県はこの条件を満たしていないため、再訪問する必要があります。

 

 

行ったことのない都道府県はまだ半分以上あります。

旅行するコスト、時間などを総合的に考慮した場合、一番難易度が高い都道府県が青森、次に秋田だと思います。

距離的に遠い北海道や沖縄は飛行機の便数やツアー数が多く、案外難易度が低いです。

 

 

難易度の高い2県は人生のうちで早めに行っておきたいと考えていましたが、この季節に行くなら青森でしょう。

 

 

 

 

 

弘前のさくらまつりは有名です。

 

 

 

 

 

ここは散った桜の花びらが弘前城の堀に浮かぶ「花筏(はないかだ)」が見られるというのを知ってから、桜の季節に行きたいと考えていました。

 

 

弘前公園 花筏(はないかだ)[81095001168]の写真・イラスト素材|アマナイメージズ

 

 

しかしその時期は弘前市、青森市周辺のツアーは、ねぶた祭の時期に次ぐハイシーズンのため、閑散期と比べて倍以上も値段が違います。

ただ、年1回は予算多めの旅行をする方針なので、今回はできる部分は節約しながらこの時期に行くことにしました。

 

 

 

思いたったのが4月9日ですが、さくらまつり期間は4月12日から5月5日まで。

しかし、混雑するうえに値段がはね上がるゴールデンウィークは避ける必要があります。

そうなるとターゲットは4月21日からの週内いずれかの日出発となり、自分のスケジュール調整、各種手配などを考えると、ぜんぜん時間がありません。

 

 

 

便数が少ないうえに飛行機が小さく座席数も少ないため、空いてる日があまりなかったのですが、4泊5日の行程に当てはまる往復便をJALでなんとか見つけられました。

初めてLCC以外の飛行機チケットを自分で予約しました。

JALの青森行き往復を株主優待券を使ってのネット購入です。

株主優待券は往復各1枚ずつ必要なので、2枚をヤフオクで落札しコードを教えてもらい、購入時に入力します。

株主優待券で半額になっても往復航空券だけで5万超え(優待券購入代金込み)!

昨年行った沖縄ツアー4泊5日は航空券+ホテル4泊で23,600円でしたが、今回の片道切符代のほうが高い!!

 

 

それでも航空券が予約できたので、次はホテルより先にレンタカーです。

レンタカーが借りられるかどうかで旅行中の行程が決まり、そこから訪問する土地の順番が決まるので、ホテルよりレンタカーが優先です。

レンタカーで連続した日を借りられる店がなく苦労しましたが、これも確保できました。

 

 

 

そしておよその巡回行程が決まり、旅館も予約できました。

旅行サイトではなく、観光協会などに電話で旅館を尋ねて、旅館に電話で直に予約というアナログなやり方です。

 

 

 

飛行機、レンタカー、旅館の予約は無事に完了しました。

後追いで計画を練り、楽しんできます。

 

 

王林が悲しみの報告 iPhone壊れてSNS更新できず…大量の写真も消失し「これしかなくて」と衝撃の写真投稿/芸能/デイリースポーツ online

 

 

 

♪ヒマラヤほどの消しゴムひとつ 楽しいことをたくさんしたい

 ミサイルほどのペンを片手に 面白いことをたくさんしたい♪

(1000のバイオリン/ザ・ブルーハーツ)

 

 

 

 

 

 

投資成績は昨年から好調です。

でも増やしたお金はどう使うか?

 

 

「お金は使わなければただの紙切れ」と言いますが、キャッシュレスの現代では紙きれですらなく、画面上の数字の増減です。

「貯めるだけでなく使わないといけない」と時々思うのですが、貧乏性のためカネを使う事に罪悪感があります。

将来はおそらく全財産を使い切れないまま天国に旅だつことになりそうです。

 

 

 

 

 

 

先日、「マツコの知らない世界」でカプセルホテル特集をやっていました。

観光地や都市部のホテルがコロナ前の2019年との比較で1.8倍くらいの価格になっているそうで、その影響を受けてカプセルホテルが注目されているらしいです。

カプセルホテルは最盛期500軒ほどあったものがネットカフェの台頭で300軒まで減り、最近また増えだしたとのこと。

少し値段は張りますが、付加価値のついたカプセルホテルも増えているらしく、これを見て「こういうのでいいんだよ」と思っていました。

 

 

 

 

旅行でいうと観光、食事、レジャーはそうでもないのですが、宿泊施設にお金をかけることには抵抗があります。

温泉地では昼間に好きな温泉に入るし、食事は外食でその土地の名物を食べ、夜は翌日に向けての鋭気を養うためにシャワーを浴びて早めに寝るだけ。

朝も早くから行動するのでホテルの滞在時間が短く、宿泊施設にあまり費用をかける意味がないのです。

 

 

以前何かで読んだのですが、これはどうやら外国人、特に欧米人も似た考えらしい。

街でよく見かける短パン、Tシャツ、サンダルの外国人旅行者がそうでしょうか?

「高い渡航費をかけてはるばる極東の国に来て、安宿に泊まっているのかな?」という外国人をよく見かけます。

 

 

物質的な豊かさに飽きてきて、社会がモノ出費からコト出費にシフトしています。

旅行、イベント、テーマパーク、外食店の行列や予約困難化で、近年それを顕著に感じるようになりました。

私も物欲はすっかり無くなり、人生の思い出作りとしてのコト出費がほとんどです。

 

 

私は旅行、イベント、高価な外食などのコト出費を「お金と思い出の交換」と考えています。

高いものと安いものの選択肢がある場合、食事やイベントは高い方を選んだ場合の付加価値を思い出としてずっと覚えているのですが、宿泊に関しては「パーソナルスペースが確保され、プライバシーが保たれる」という条件さえ満たしていれば、値段の違いによる思い出の記憶があまり変わりないのです。

 

 

 

また、SNSでひなびた日本旅館専門に旅する人の投稿を見て、自分もやってみたいなと思ったのもあります。

こういうところは門限や入浴時間が決まっていたり、風呂トイレ共同などと何かと不便な部分もありますが、風情があり安く泊まれるので昨年初めて北海道で利用しました。

北海道らしくクーラーはありませんでしたが、扇風機はあったので特に不都合は感じませんでした。

 

 

 

 

 

 

旅行は基本4泊5日で行くため混雑期は避け、安い時期を狙っていきます。

混雑期はレンタカーも確保しにくいので避けたいところ。

でも本当に行きたい時期は花見、紅葉、祭りなど、どうしても人が集まりがちな混雑期になるんですよね。

 

 

 

そこでたまの贅沢として、年に一度だけは財布のひもを緩めて混雑期に旅行をするようにしています。

2022年は紅葉時期の東北、2023年は札幌雪まつり、ラベンダーシーズンの富良野に行きました。

短期に3回も混雑期に行けたのは新型コロナに伴う旅行割があったからです。

 

 

 

そのため、それなりにお金はかかりましたが、本来の価格からはかなり抑えられたと思います。

おかげでどちらも思い出に残る旅行になりました。

 

 

 

2024年はどうしよう?

金銭感覚は長年の間に浸みついてしまったものなので、ストレスなくカネを使うことは難しいですね。

 

 

 

♪働け働け、カネを儲けて天国でせいぜい贅沢しなよ♪

 (SERIOUS?/布袋寅泰) 

 

 

 

2021年から始めた「麦わら帽子投資法」。

 

 

 

 

過去3年の結果は以下の通りとなりました。

 

 

2021年(日経平均年間騰落率+4.9%):

202試合126勝48敗28分(勝率.724)、1試合平均利益率3.2%

 

2022年(日経平均年間騰落率-9.4%):

165試合107勝22敗26分(勝率.829)、1試合平均利益率3.7%

 

2023年(日経平均年間騰落率+28.2%):

236試合210勝19敗7分(勝率.917)、1試合平均利益率9.0%

 

 

検証してみて感じたことをまとめてみました。

 

 

【デメリット】

・相場全体が上昇傾向の年は「日経平均年間騰落率+配当」をかなり下回る。

 

 

【メリット】

・チャートへの関心が高くなり、相場勘が養われる。

・相場全体が軟調な年でも小遣い程度は稼げる。

(ただし、実株持って配当貰いながら値上がりを待った方が結果的に得。)

・売買の繰り返しで資金を年間2回転くらいできる。

(年間利益率3%の場合、2倍の6%くらいに運用できる。)

・含み益を持ち越さないため、(将来取られる税金を差し引いた)実質的資産額と時価総額資産額が近似値となる。

(資産額における含み益が多いと売却時控除される税金を考慮しておく必要がある。)

 

 

【好成績をあげるコツ】

・銘柄ごとのシーズンストック傾向の強弱を把握し、クセの強い銘柄には多めに傾斜投資。

・とにかく銘柄候補の抽出をたくさんする。麦わら帽子の種類は多い方が良い。

 

 

 

 

 

 

結論としては、投資法としておススメしません。

 

 

ゆくブラっ! on X: "※よい子はまねしないでね #クレヨンしんちゃん #kureshin https://t.co/yIWVqVbNxM" / X

 

 

 

ただ、やり方を大きく間違えたり相場全体が暴落したとき以外は大損はしないということもなんとなくわかりました。

これをやることによって相場勘が養われるので、私はゲーム感覚で今後もやっていこうと思います。

 

 

ちなみに2024年現在も実行しており、今のところプラスです。

ただし利益率は日経平均騰落率の半分以下ですが・・・

 

 

 

5回に分けて連載した「麦わら帽子は冬に買え」投資法の連載は本日をもって終了です。

ご覧いただきありがとうございました。

 

麦わら帽子投資法の1年目は勝率は良かったものの、利益率は物足りない結果に終わりました。

 

 

 

 

 

2021年:202試合126勝48敗28分(勝率.724)、1試合平均利益率3.2%

 

 

この成績は相場と比較してどうだったのかを比較してみることにしました。

 

 

2021年の日経平均の年間騰落率は+4.9%。

やはり負けています・・・。

これなら日経平均連動ETFを購入して持っておいた方が儲かりました。

 

 

懲りずに2022年も引き続き検証を続けました。

シーズンストック銘柄の抽出も進み、だんだん数が増えてきましたが、2022年は日経平均の年間騰落率が-9.4%と株式相場全体が軟調でした。

そのため購入を慎重になってしまい、候補銘柄を増やした割に実売買は少な目だったため、試合数が前年よりも減りました。

 

 

2022年:165試合107勝22敗26分(勝率.829)、1試合平均利益率3.7%

 

 

慎重に取り組んだことが功を奏したのか、勝率が前年より1割上がりました。

利益率は前年とさほど変わっていませんが、マイナスだった日経平均騰落率を大きく上回りました。

 

 

また抽出した候補銘柄の中から実際に購入する際に、シーズンストックのクセがより強い銘柄は多めに買うなど、傾斜配分を行ったことも好成績につながった要因だと思います。

 

 

 

 

翌年の2023年は以下の成績でした。

 

2023年:236試合210勝19敗7分(勝率.917)、1試合平均利益率9.0%

 

 

驚異の勝率9割超え!!

利益率も過去一番高くなりました。

期末に含み損を抱えて持ち越すことが少なかったため、引き分けも過去最少です。

 

 

ただ、2023年の日経平均の年間騰落率は+28.2%。

下手な買い方をしない限り、誰でも儲かりました。

 

単純比較はできませんが、現物株を年間通して持っていたら、「騰落率+配当」で3割以上儲かったはず。

ETFに投資した方が儲かった結果となり、またしても骨折り損となりました。

 

 

勝率9割超えてても利益率は2桁に届かないのか・・・。

 

(次回に続きます。)

麦わら帽子投資法の結果はどうなったでしょうか。

 

 

 

 

 

2021年の年初から成績を記録し始めました。

 

 

2021年:202試合126勝48敗28分(勝率.724)、1試合平均利益率3.2%

 

 

「2021年」とは2021年に売りが完了し、損益が確定したものを「試合成立」としてカウントしています。

つまり2020年に購入した銘柄でも2021年に売ったものは上記にカウントされます。

 

 

この成績を見てどういう印象をお持ちでしょうか?

私の率直な印象は「勝率は凄いわりに利益率は低い」でした。

 

 

勝率.724はもしこれがスポーツやギャンブルなら凄い数字です。

しかし株は勝率ではなくいくら儲かったかが大事。

 

 

平均利益率3.2%は、202試合も神経をすり減らしてくたくたになりながら1年間戦った数字としては期待外れです。

この3.2%はもちろん税引前の数字です。

この程度の利益率ならば株をずっと保有して配当をもらっていた方が楽で、これでは時間と労力の無駄です。

 

 

それに「28引き分け」といっても期末時点で含み損だったため売らずに持ち越しているケースがほとんどなので、この「28分け」を仮に全部負けと換算した場合、126勝76敗で勝率は.656まで下がります。

この数字もスポーツなら凄い数字なんですが・・・。

 

 

ちなみに昨年セ・リーグをぶっちぎりで独走し日本一になった阪神タイガースの勝率は.616(143試合85勝53敗5分)です。

 

 

 



 

 
     

勝率の割に儲からない(平均利益率が低い)のは、やはり実際の株取引と同様に勝つ試合は僅差、負け試合は大差という傾向があるからです。

コツコツ勝ってもドカンと負ける。

 

 

もっと利益率を上げられないかな?

もう少し深く分析してみることにしました。

 

(次回に続きます。)

 

麦わら帽子投資法を実行するにあたり、最初のハードルは銘柄選びです。

 

 

 

 

 

シーズンストック(季節銘柄)を買うことを思いついても、銘柄抽出はどうするのか。

こういったことを検索機能でスクリーニングをする方法はないので、日々のチャート閲覧の中でシーズンストックの傾向がある銘柄を見つけるたびにメモしておくことにしました。

 

 

 

地道なアナログ作業ですが、コロナ禍の2020年にメモを付けだして半年くらいで20銘柄ほどリストアップできました。

本気でやればもっと多くの銘柄を見つけられたと思いますが、気が付いたらメモする程度でやっていたため少ないです。

 

 

 

そして銘柄ごとのチャートの谷底と思われる一歩手前の時期に来たら、徐々に数回に分けて買います。

これは谷底だと思って買ったのにまだ下へ行ったりしたときのためのリスク分散です。

そしてチャートの山のてっぺんを付ける時期になったら、また数回に分けて売ります。

一銘柄につきだいたい売買3回ずつくらいが多いです。

 

 

また、この売買検証を行いながら、並行してシーズンストック銘柄の発掘も継続して行っていきました。

 

 

この売買をしばらくやってみて、そこから更に「期末(中間期含む)を越えて持ち越さない」というルールを付け加えました。

これは谷底で買ったと思っていたのにさらに下降を続け、例年なら山の時期に沈んだままとなった場合に、いつまでも持ち続けないよう損切りする期限を設ける必要性を感じたためです。

期限を期末としたのは、期末を過ぎると配当落ちでさらに安くなるケースが多いためです。

しかし、売却時期にあたる時期に相場全体が低迷した時などは例外的に期末を越えて持ち続ける場合もあります。

 

 

このルールで買売1往復を「試合」と考え、利益が出た場合を勝ち、損失は負け、持ち越しは引き分け(未決着)としたらどういう成績になるかを記録しました。

 

試合数の数え方として、ある銘柄を3回に分けて買い3回に分けて売った場合は3試合とカウントします。

2回買い3回売った場合(例:200+100株買い100株x3回売り)も3試合です。

3回買い2回売った場合(例:100株x3回買い200+100株売り)も3試合です。

 

 

 

シーズンオフに麦わら帽子を仕入れても、それより高い値段で売れなければ帽子屋としての商売が成立しません。

仕入れた麦わら帽子はうまく売れて利益に結び付いたのでしょうか?

 

 

(次回に続きます。)

 

 

投資ジャンルのブログなのにいつも株風味をほんの少しだけ効かせた雑談が多いですが、久しぶりにガッツリの株ネタです。

 

 

「麦わら帽子は冬に買え」という株格言があります。

麦わら帽子は冬に不要なもの。

みんなが見向きもしない時期に買っておけば需要期に高く売れるという意味ですが、それは誰しもがわかっています。

 

 

 

 

具体的な株銘柄で言えばどういうことなのか?

私が長年塩漬け保有しているダイニチ工業という銘柄があります。

 

 

 

 

石油ファンヒーターで有名ですが、実は加湿器のシェアが首位です。

どちらも冬に需要がある機器。

「麦わら帽子は冬に買え」の格言どおりにこの銘柄を需要のない夏に株を買って冬に売れば儲かったのかといえば、さにあらず。
直近1年のチャートを見るとむしろ夏の方が株価が高かったことがわかります。
そううまくセオリーはどおりには行きません。
 
 
 
また、いろんな企業で儲けが年間一定時期だけに偏るひとこぶラクダ型からふたこぶラクダ型へ脱却を図ろうとしてきた歴史があります。
 
 
ラクダのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
 
 
 
清涼飲料・ビールメーカー各社が冬季に缶コーヒーのキャンペーンをしたり、冬需要の高い肉まんあんまんの井村屋が冷蔵庫の普及に伴い贈答用水ようかん、かき氷用シロップ、あずきバーを作ったのはその狙いが上手くはまり利益時期が分散した例です。
 
 
また、コーヒー会社が夏向けに仕掛けたアイスコーヒーという欧米にはない飲み物は、日本の食文化として根付いた感があります。
 
 
 
「麦わら帽子は冬に買え」、「シーズンストック(季節銘柄)」はもう死語なのでしょうか?
 
 
 
いろんな銘柄のチャートを見ていると、季節商品を扱う会社でなくても毎年似た時期に上下している銘柄に気づくときがあります。
「麦わら帽子は冬に買え」を広義に解釈し、「株価チャートで毎年似た時期に山と谷がある銘柄」もシーズンストックと解釈すれば、儲かる銘柄が見つかるのではないか?
そう考えたのは株取引をやりだした20年以上も前の話です。
 
 
 
思いついただけでなかなか実行に移せていなかったのですが、数年前から少しずつ身を削って検証を始めてみました。
 
 
(次回に続きます。)

前回、不二家のケーキ食べ放題が値上げになり、ついに3000円を突破した記事を掲載しました。

 

 

 

 

 

 

ケーキを思う存分食べることができる不二家レストランのケーキ食べ放題。

食べ放題は2009年に開始ということはそんなに昔ではない感じがします。

 

 

 

 

 

価格推移を見ていて、不可解な点に気づきました。

 

 

ここで興味深いのは、値上げが右肩上がりの推移ではなく、値下げをはさみながら上昇している点です。

特に2019年9月~10月は2カ月の間に3回も価格改定しています。

これほど小刻みにする必要があったのでしょうか?

 

 

2019年9月にそれまでの2,268円から2,484円へ値上げをし、翌月10月1日に消費税率が8%から10%に上がったことでわずか1ヶ月で2,530円に値上げされています。

税率上昇に伴う値上げはわかるとして、「9月の値上げは必要だったか?わずか1ヶ月待てなかったのか?」と思います。

 

 

そして、その10月1日の税率改正から1カ月もたたない2019年10月25日に1980円に大幅値下げをしています。

短期のキャンペーンならまだしも、この値下げは理解に苦しみます。

 

 

価格改定にはメニューの作成費やシステム設定などコストが伴うため、経営視点で気になりました。

2月に不二家のケーキ食べ放題が値上げになり、ついに3000円を突破しました。

 

 

 

 

これに関連するネットニュースを見つけました。

 

 

(以下、ネット記事より抜粋)

 2009年から食べ放題を開催している不二家は、お得感のバランスが崩れつつあります。これまでに約13回の値上げを行っており、価格上昇が止まらないからです。

2024年2月16日に値上がりし、ついに開始当時の約3倍まで価格が上昇しました。ケーキ専門の食べ放題としては異例の値上げと言えるでしょう。度重なる値上げラッシュにより、肝心の味やメニューにも影響があったのでしょうか。そこで、値上げが止まらない不二家の食べ放題を実食ルポしてきました。

 

 ◆値上げの勢いは止まらない!

 

 2009年から不二家は食べ放題を開催しています。

不二家の公式サイトによると、当初の価格は税込1180円。そこから2~3年のペースでじわじわと値上げが続き、2019年2月には税込2268円に突入し、2倍の料金へ。その後「価格の見直し」を行い、いったんは値下げをして税込1980円になりました。

 しかし、消費増税やコロナの影響、物価高騰などの要因が重なり、2022年に再び値上げへ。

そして、2024年2月の値上げにより、税込3278円になりました。ついに3000円台に突入し、開始から15年目で約3倍まで値上げしています。

 ここまで値上げすると、ケーキ専門の食べ放題としては、高すぎる料金設定であるのは否めません。ケーキ以外にも扱っている食べ放題のお店と価格の相場は変わらないですからね。

 

 

 

 私が不二家のケーキ食べ放題を知ったのは具体的にいつかは思い出せませんが、知ったときには1500円くらいだったと記憶しています。

1180円でスタートしていたこと、値上げを13回!もしていたことは知りませんでした。

気になったので価格推移を調べていると、値上げ時期と価格をまとめたサイトを発見しました。

 

 

 

 

拾い画像でまとめてみました。

13回全部の値上げは網羅できず抜けがあるのはご容赦ください。

 

 

 

2009年

 

 

 

 

2011年

 

 

 

 

2018年6月

 

 

 

 

2019年

 

 

 

 

2022年3月

 

 

 

 

2022年11月

 

 

 

 

2024年2月(現在の価格)

 

 

 

不二家のケーキ食べ放題は夢があるので、ファンも相当多いはず。
価格をあげながらでもずっと続けてほしいと思います。

 

 

4月になったのでホテルディナービュッフェに行きたくなり、ホテル阪急インターナショナルから届いていたダイレクトメールを思い出しました。

しかし、web予約は満席。

念のため電話でも尋ねましたが、時間を指定する予約だと2週間以上先までいっぱいだそうです。

 

 

次に同じ阪急系列の千里阪急ホテル。

ここは遠いですが、前から行って見たかったビュッフェです。

Web状況を確認したところ、予約もできそうです。

しかし少し時間がたった後に見たら本日分の予約が締め切られていました。

思いたったら早くしないとダメですね。

 

 

千里阪急ホテルに以前存在した時間無制限プランがなくなっていたので、確認のため電話した際にグループホテルアプリの存在を教えていただきました。

アプリ限定のクーポンがいろいろあるそうで、インストールして見ていたら阪急阪神第一ホテルズグループのホテル阪神のクーポンを発見。

クーポンで15%オフになるそうで、早速電話で予約しました。

 

 

ホテル阪神の「マルシェダイニング ネン」は2024年3月1日より、メイン料理を含むすべてのメニューをバイキング形式にて提供するようになりました。

ここもいつか行ってみたいと思っていたので、丁度よかったです。

 

 

現在開催されているのは「お茶グルメフェスタ 春を味わうバイキング」です。

 

 

(以下、公式サイトより)

”食べるお茶グルメ”バイキングメニュー(3/1~5/31)

 

昆布茶やジャスミンティー、オリーブ茶など
様々なお茶を使用した料理が登場!

 

 

ビーフステーキ 昆布茶入りチャコールソース
ポークのグリル 柚子茶ソース
ロティサリーチキン~紅茶とはちみつ~トリュフ風味のヴィネグレットソース

 

【その他 お茶メニュー】
ポークと烏龍茶の真空調理 山菜ソース
チキングリル ローズヒップティー入りサルサソース
鰆のオーブン焼き 緑茶と青紫蘇風味
白身魚と野菜の蒸気蒸し ジャスミンティーの香り
昆布茶を使った本日のパスタ
山菜とほうじ茶のピラフ

 

 

【春を味わうバイキングメニュー】

お酒の肴にもぴったりのオードブルから温製料理まで春らしい料理が勢ぞろい!

 

白身魚のパイ包み焼き 桜香るショロンソース
キャベツと彩り野菜のオーブン焼き
桜海老のガーリックソース&バーニャカウダソース
里芋サラダ 桜海老と空豆添え
筍と鯖のマリネ 菜の花添え
桜燻しビンチョウ鮪のカルパッチョ ビーツソース(ディナー限定)
小柱とグリーンピースの冷製ロワイヤル

 

【その他バイキングメニュー】

牛肉の赤ワイン煮込み(ディナー限定)

【カスタムメニュー】
生ハムやチーズ、はちみつなどで自由なトッピングで
自分好みのピザにアレンジ!

アレンジピザ
<トッピング>
生ハム・ポークパストラミ・オリーブ
ドライフルーツ・はちみつ
テリーブオイル&ブラックぺッパー など
<チーズ>
カマンベールチーズ・モッツァレラチーズ
スモークチーズ ・リコッタチーズ

※いずれか3種提供

 

~その他カスタムメニュー~

<SDGs>
オリーブ茶入り大豆ミートのソースとニョッキ
 

種類豊富な野菜&フルーツや野菜チップスなどを自由にトッピングできるネン自慢のサラダコーナー

 

【サラダ各種】

リーフ、トレビス、コールスロー、
トマト、パプリカ、ブロッコリー、
海藻、豆 など
※5~6種提供
サラダトッピング
ポテトチップ、レンコンチップ、
かぼちゃチップ、クルトン
胡麻、マンゴー など
※2~3種類提供
シリアル
ドレッシング各種
シーザードレッシング、イタリアンドレッシング、
バタークリーミードレッシング、

サウザンドレッシング など

 

【ブレッドコーナー】
胚芽ロール、バゲット、ロールパン、コーンブレッド、チーズパン、レーズンブレッド
 

~パフォーマンススイーツ~
クレープとカスタードのブリュレ
焼きあげたクレープ生地にのせた
カスタードを炙って仕上げます。
出来たての美味しさを何度でも楽しめます。

 

~お茶&春を味わうスイーツ~
桜風味ババロアとフルーツティーゼリー
抹茶のロールケーキ
はちみつと紅茶風味のプチタルト
桜風味ティラミス(3・4月)
桜餅
苺風味の大福  など

 

【ソフトドリンク飲み放題付き】

コーラ、ジンジャエール、すっきり白ぶどう、オレンジジュース、カルピス、カルピスソーダ、ウーロン茶、★コーヒー、★アメリカンコーヒー、★ココア、★カフェラテ、★紅茶、抹茶ラテエスプレッソ(ホットのみ)、カプチーノ(ホットのみ)

★はホットまたはアイス

 

 

 

ホテル阪神はJR福島駅からすぐのところにあります。

       

 

1階にはタリーズが入っています。

 

 

「ネン」は2階にあります。

 

 

月~水は休みです。

 

 

 

 

北側窓に面したソファ席で、横が柱なので落ち着けました。

電車も店も隅っこフェチでロングシートが大好きです。

 

冷製前菜類。

 

 

 

注文ごとに焼いてくれるクリームブリュレ。

 

 

ショーケースの中のスイーツ

 

 

コーンフレーク

 

ソルベは珍しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンは食べませんでした。

 

 

 

 

 

サラダの赤豆は珍しい。

 

 

 

 

 

アルコールは別料金です。

 

良く見るタイプのコカ・コーラのドリンクマシン。

 

ティー類が充実。

 

このタイプのコーヒーマシンはマリオット大阪で見ました。

豆さえ間違えなければ美味しいやつです。

 

前菜類。

桜燻しビンチョウ鮪のカルパッチョ ビーツソース、里芋サラダ 桜海老と空豆添え、蕪とチキンのマリネ 胡麻風味、合鴨ロース、筍と鯖のマリネ 菜の花添え。
小鉢は小柱とグリーンピースの冷製ロワイヤル。

 

 

白身魚のパイ包み焼き 桜香るショロンソース(ディナー限定)、キャベツと彩り野菜のオーブン焼き 桜海老のガーリックソース、ビーフステーキ 昆布茶入りチャコールソース

 

 

ポークのグリル 柚子茶ソース、ロティサリーチキン~紅茶とはちみつ~トリュフ風味のヴィネグレットソース、チキングリル ローズヒップティー入りサルサソース、鰆のオーブン焼き 緑茶と青紫蘇風味

 

牛肉の赤ワイン煮込み(ディナー限定)

 

 

サラダには生ハムとパストラミがありました。

 

白身魚と野菜の蒸気蒸し ジャスミンティーの香り

 

昆布茶を使った本日のパスタ、山菜とほうじ茶のピラフ、オリーブ茶入り大豆ミートとソースのニョッキ

 

ここで初ドリンク。

ウーロン茶を。

 

桜風味ティラミス、クリームチーズのカッサータ風、桜風味のババロアとフルーティーゼリー、ソルベ(メロン、ピーチ、レモン)。

 

ソルベはフランスのアイスデザートで、乳成分を含まないためシャーベットよりももっとさっぱりしています。

ソルベがアメリカに渡り、少し乳化されてシャーベットになりました。

さっぱり順にソルベ、シャーベット、アイスクリームです。

カッサータはイタリアのシチリア島発祥のアイスケーキで正式には「カッサータ・シチリアーナ」と呼ばれます。

ドライフルーツやナッツをチーズに混ぜ込み、冷凍して固めたスイーツです。

 

 

抹茶のロールケーキ、みたらし大福、桜餅、苺風味の大福、クロワッサンダマンド。

「ダマンド」はフランス語でアーモンド。

クロワッサンにアーモンドクリームがかかったフランス菓子です。

 

 

クレープとカスタードのブリュレは注文ごとに作ってくれ、席まで運んでもらえます。

 

 

上に乗っているのはカスタードを冷凍したもの。

クレープを折りたたんでカスタード、シュガーを乗せ、バーナーで炙って仕上げます。

 

はちみつと紅茶風味のプチタルト

 

 

アイスクリーム(ストロベリー、バニラ)と再びクリームチーズカッサータ。

 

カレーも少しだけ。

 

 

オリーブ、カマンベールチーズ、スモークチーズ、プレーンピザ。

こんなにチーズたっぷりのピザは久しぶりに見た気がする。

 
 
 
美味しかった料理ベスト3。
 
 
1位:クレープとカスタードのブリュレ
 
まさかのスイーツが1位。
注文ごとに目の前で作ってくれるこのライブメニューが一番美味しかったです。
温かいクレープと凍らせたカスタードとの相性が抜群。
 
 
 
2位:牛肉の赤ワイン煮込み(ディナー限定)

 

ホテルディナーの牛肉料理といえばステーキ、ローストビーフが定番ですが、煮込み料理は珍しいです。

長時間煮込まれた大きなビーフがゴロゴロ入っており、食べ応えがありました。

松屋のビーフシチュー基準の我が貧乏舌だと味は薄く感じますが、これは白米を食べるためのおかずではなく、これが本来のフレンチの味です。

 

 

3位:白身魚のパイ包み焼き 桜香るショロンソース(ディナー限定)

 

パイ包み焼きは手間がかかるため、なかなかビュッフェではお目にかかれない料理です。

ショロンソース(ソース・ショロン)はパイ包み焼に添えられることが多いフランス料理の代表的な酸味の効いたソースです。

味はトマトとバターの入ったマヨネーズという感じで、「ショロン」は作ったシェフの名前に由来します。

丁寧に作られており、シェフの技量が感じられました。

私の馬鹿舌では奥に潜む桜風味は感じられませんでしたが、十分美味しかったです。

 

 

 

今日は他にもローズヒップティー入りサルサソース、柚子茶ソース、昆布茶入りチャコールソース、桜海老のガーリックソース、トリュフ風味のヴィネグレットソース、バーニャカウダーソースなど本格的なソースが数多く用意されていましたが、グルメ上級者向きの高度なソースが多く、私のグルマンレベルではソースの奥にある風味をあまり感じることができませんでした。

 

 

総評としてはコストパフォーマンスが高い良いビュッフェだと感じました。

席、スタッフのサービス、飲み物なども高レベルでした。

総合的に考えてお安いと思います。

ディナー限定メニューが美味しいと、高い値段を出してディナーに行って良かったと思えます。

 

 

平日ディナーの一般料金は4300円ですが、阪急阪神第一ホテルグループの会員だと3800円です。

私は会員ですが、アプリクーポンを使ったのでそれより安い3655円(定価の15%オフ)で利用できました。

タッチ式クレジットカード対応レジのため、VISAタッチを使ってVポイントで払うことができ、完全タダ活でした。

 

 

大衆焼肉チェーン食べ放題と同等のレベルでフレンチのビュッフェが楽しめるうえ、時間は120分(焼肉バイキングはどこも100分)、ソフトドリンク飲み放題(焼肉バイキングは別料金)なら、こちらの方がお得に感じます。

 

 

外国人が「日本は食事が信じられないくらい安い」と言っていますが、まさにそれを実感しました。

大学生風の団体から和装のご婦人まで幅広い層が利用されていました。

 

 

ホテルビュッフェはまだまだ奥が深いと感じた1日でした。