山形建築研究所-BLOG-休憩室

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クロップ

2021年02月27日 | 写真
暖かかったり寒かったりと寒暖差の激しい日が続いている宇都宮界隈。温度差に身体がついていきませんねェ。(^^;)

今日の日差しで貝殻公園の梅の花は満開!といった感です。 写真はGRⅢ マクロモード ノートリミング。

当ブログで時々出てくる「トリミング」
トリミングの目的は、写真の周辺部の余分な対象をカットすることで、フレーミングや構図を整える事。
GRⅢにはカメラ内部でトリミングして画角を変えたかのように撮影できる「クロップ機能」があり、通常は28㎜の画角ですが「35㎜」、「50㎜」に変更することが出来ます。
「切り取る」ということではどちらも同じような意味ですが、撮影時にトリミングすることがクロップで、トリミングは撮影後のレタッチや画像編集の時のクロップでもあります。
まあ、いつやるか?といったところかなぁ?
「トリミング」と「クロップ」、さらに「デジタルズーム」なんてものもありますが
デジタルズームは、クロップ同様にイメージセンサーの中央部付近のデータを記録しますが、それは画角を狭くすることが目的。

現在計画している模型の撮影で画角の違いを説明すると・・・
通常の画角28㎜で撮影したものが、こちらで、

人が両目で見た時の視野に近い画角と云われています。つまり、見たものすべてが写るという感覚。

そして、50㎜でクロップ撮影したものが、こちら・・・↓

人が何かを注視した時の画角に近いとされていて、遠近感が最も肉眼に近い画角です。50㎜と云えばフィルム時代の標準レンズ。

レンズを通した視線が北側に設けた開口部から室内を通過して南側の庭まで見通せる様子が確認できるかなぁ?というカットです。
撮影後のトリミングと違って、クロップ機能を使えば単焦点レンズのGR君でも、撮影しながら画角が確認できる臨場感みたいなものまで味わえるといった感です。
計画案を模型にして確認する作業は、ワクワクして楽しい作業のひとつですが、完成した模型の撮影はさらに楽しいこと。(^^;

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