パナマ6
さて、貧乏性旅人の私と熊夫さんは、二人で夕暮れから旧市街に繰り出しました。
主要な観光スポットは見たけど、もっとぶらぶらしたいじゃない。
世界街歩きみたいなことしたいじゃない。
旧市街の先端、フランス広場まで来ました。
ここは陸の先っちょなので、夕日がきれいに見えると思ったんじゃあーりませんか。
もうすでに良い眺めです。
引き潮で海の底が見えてます。
宿泊しているホテルのある新市街の方を眺めながら。
皆だらだら歩きながら、思い思いに過ごしています。
あと弾き語りの人とかもちらほら。
砂浜が無いから泳いでる人いないんかな。
わーっと日が落ちていきました。
美しい。
特に目的もなくぶらぶら。
両脇のお土産屋さんも、日が落ちたら撤収の所が多く、みんな品物を片付け始めていました。
そういえば猫の柄のモラはあるだろうか?と思い、「キャットある?」と聞いてたら、売り子のおばさんたちが「ガトだって!誰かガト持ってる!?」と探し出してくれました。
そして手に入れたのがこちらです。
…ねこ。。。?
ニューオリンズに沢山あった、スパニッシュモスがごっそり木にぶら下がっていました。
湿気が多いところに現れるスパニッシュモス。
ここで少しおなかの具合が悪くなったので薬局に入ると、観光客がわさわさとお水を買ったり歯ブラシを買ったりしていました。
店員さんは英語がわからないけれど、親身になって薬を選んでくれました。
ここでVictors Panama Hatsという帽子専門店を見つけまして、ふらーっと入ってまんまと店員さんのセールスに捕まって、熊夫さんと私、パナマハットを買ってしまいました。
本物は高かった。
でも良いの。。。そのうちにとか言ってるとそのうちは永遠に来ないから。。。
ところでパナマハットのかぶり方なのですが、サイトによって「深くかぶれ」「浅くかぶるのが粋」「浅からず深からず中程までかぶれ」と言っているので、好きにかぶればいいと思います。
夜のカテドラル。
ぴかー。
そして初日に寄ったコーヒー屋さんで、ゲイシャコーヒーを買い足しました。
ブーマーの面倒を見てくれている義弟の所と、猫の面倒を見てくれている友達に。
観光客向けの良い感じのバーが沢山並んでいる中、やっぱ中米ならラムでしょ。
ということで
Padero Mandinga Rum Bar
に入りました。
ちょっと一杯のつもりで飲んで、二杯飲んでしまいました。
バーテンさんの腕が良いです。
アメリカで学生さんがバイトで作ってるようなバーよりも安いし、お得すぎる。
しかしゴホゴホ咳をしている人が入って来たので、帰りました。
パナマでは咳をしている人がけっこういたし、地元の人はあまりマスクをしていないので、これはまたコロナにかかるかもしれないと緊張していましたが、かかんなかったです。
もう一回かかって、それから日が浅いからまだ免疫が効いてたんでしょうかね。
そしてついに帰国の朝です。
ずっと省略していましたが、毎朝ホテルの朝食付きでした。
朝食バイキングは連泊していると、だいたい毎日同じものを食べてしまいます。
大体毎日果物とオムレツ。
クリスマス前日なので、ホテルの宿泊客もまばらです。
みんなおうちに帰ってる。
空港へ。
なんと空港に教会の礼拝所が入ってます。
アーメン。
飛び立つよー。
こちら、パナマ運河の大西洋側の出入り口であるコロン。
やっぱり大きな船が沢山浮いています。
奥側で光っている部分がカリフォルニア湾です。
到着ー。
帰って来たよ。
我々はUS市民の列に放り込まれて、さっさと出てこれちゃったんですが、おじいちゃんは外国人のイミグレに並んでいるので、出てくるまでえらいことかかりました。
とりあえず、帰ってきてすぐHマートに行ってカルビとナムルを買ってくる熊夫さん。
私は料理しなくていいので楽と言えば楽ですが。
カロリーを感じる。
そしてそのカロリーをすぐに落とそうとする熊夫さん。
見守るナナ。
お留守番大変だったかい?
のんびりしている場合ではありません。
すぐにクリスマスです!
爪をクリスマス色にして、ダサセーターを着て!
急げ!ケーキを食べるんだ!
余ったクリームはコーヒーにぶちこめ!
シャンパンを開けろ!
近所の浮かれ電飾を観に行け!