中通総合病院 消化器内科で行われた超低タンパク質の食事療法では、次のような食事指導が行われました。
食事:
・腸内の善玉菌が好む食物繊維を多く含む野菜・。
・乳製品と卵を主体とする。
・魚は、1日の標準摂取量の半分を週に一度、肉は、同じく2週に一度、食べる。
【 入院中の食事例 】
- 玄米ご飯
- 味噌汁
- 長芋のすりおろしと焼き海苔
- 納豆の大根おろし添え
- ひじきと厚揚げ
- 枝豆のあえもの
◎ 昼食
- 玄米ご飯
- ジャガイモ
- 玉ねぎ、トウモロコシのトマトスープ
- 海苔卵焼き
- 菊花のおひたしと胡麻ドレッシングあえ
- たくわん
- バナナのヨーグルトがけ
◎ 夕食
- 玄米ご飯
- 味噌汁
- チンゲン菜
- 大豆、ワカメの酢醤油あえ
- がんもどき
- 豆腐
- ゆで卵
- 茄子、フキ、カボチャ、サヤエンドウのたき合わせ
- みかん
退院前には、栄養士が、玄米の炊き方やおかずの作り方を指導しています。医師からは、次のような指導が行われました。
・退院後も同様の食事を続行する。
・甘い物、パン、チーズ、マーガリン、ファストフード、炭酸飲料、ジュースなどは避ける。
・アルコール類を控える。
・食事時間を規則正しくする。
・間食はしない。
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参考サイト: 英語版
生活スタイルに関連して起きるクローン病。準ベジタリアン食事療法で再燃は防げる 2010年
Lifestyle-related disease in Crohn's disease: relapse prevention by a semi-vegetarian diet.
World J Gastroenterol. 2010 May 28