中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 拙政園の雪景色

2023-01-19 00:01:19 | <蘇州>観光

今週の日曜日は蘇州でも気温が下がり朝から雪が降りました。

せっかく休日に降ってくれたので園林の雪景色を見に出かけてきました。

 

 

あまり記憶が定かではないのですが、

前に蘇州園林の雪景色を撮りに行ったのは、2018年だったかと。

 

 

正しければ5年ぶりのことになります。

過去記事

蘇州 園林の雪景色(芸圃と環秀山荘)

 

 

最初は楓橋景区と寒山寺に行こうと思ったのですが、

バスの窓から見た感じであまり雪が積もっているように見えなかったので、拙政園まで行くことに。

 

 

1月に入ってからは、おそらく省外からと思われる団体旅行客も増えています。

拙政園や獅子林、蘇州博物館も賑わいが戻りつつあります。

 

 

蘇州では滅多に一面の銀世界とはなりませんが、

今回の雪でも建物の屋根や木々はうっすらと雪化粧しています。

 

 

この程度の雪だと止むとすぐにとけてなくなってしまうので、

広い拙政園では、ある意味時間との闘い?になります。

 

 

梧竹幽居付近から見る、借景という技法を用いた北寺塔の遠景、

北寺塔借景は、季節ごとに違った景色が楽しめる人気の場所です。

いつ来てもここの写真は必ず撮っています。

 

 

とりあえず東園、中園、西園を急ぎで周ります。

遠香堂と倚玉軒の屋根もしっかり白くなってきました。

 

 

拙政園の観光客が最も多いのは蓮の花が咲く夏、小さな紅葉や菊の花が楽しめる秋。

季節ごとに楽しめる世界遺産なのですが、冬はどちらかというと少し寂しい感じです。

 

 

それでも雪が積もってくれると滅多に見ることのない景色が楽しめます。

拙政園の雪景色を見るのは初めてです。

 

 

せっかく開花した老梅も雪が積もって寒そうです。

 

 

私は大阪出身なのですが、子供の頃は年に数回は雪だるまが作れるぐらいの雪が降っていました。

地元の人に聞くと、以前の蘇州も同様だったそうです。

これも温暖化の影響なのでしょうか。

 

 

拙政園の特徴は自然と、建物や橋など構造物との調和です。

明代に拙政園を築いた王献臣は、きっと四季折々の景色を楽しんだのでしょう。

 

 

急いで周ったのですが、天気予報よりも長い時間雪は降り続きました。

もう少しゆっくりしても大丈夫だったようです。。でも手が悴むぐらい寒かったです。

拙政園を出て、暖かい蘇州麺を食べて帰りました。

 

 

タイミングよく休日に雪が降ってくれないと園林の雪景色は見られないので、

今年は運が良かったのかと思います。

駆け足でしたが数年ぶりに雪の園林を楽しんできました。

 

中国では1月21日から27日までが春節の連休になります。

蘇州では、今年の春節連休中は園林や周辺の観光地の入園料と、

地下鉄やバスの運賃が無料になります。

中国各地の有名な観光地でも無料にする政策がとられている所も多く、

久しぶりに旅行客で賑わう春節になりそうです。

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (atatatata)
2023-01-24 00:29:59
こんばんは
いつも楽しく拝見させていただいております(^^)

雪化粧の景色も素晴らしいですね
とても絵になっているというか
雪が似合っている感じがします(^-^)

日本でも今週は寒波の影響でかなり気温が下がるみたいです。
私が住む大阪では水曜日には雪の予報で車に乗るのを控えるようにとニュースで言っていました(^^;
Unknown (delta)
2023-01-25 00:37:16
atatatataさん
日本が寒いときは中国も寒いです。
今日の蘇州の最低気温は-6℃の予報です。
タイミング良く休日に雪が降ってくれると庭園の雪景色を見に行っています。
今はなかなか雪が積もらないので、滅多に見られません。

京都は積もっているようですね。
大阪はどうですか?
お出かけの際にはどうぞお気をつけください。

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