負けない MCTDとの気ままな日々

私は授業が全て終わった後のセッション（3日目一番最後）だったので、授業終了後すぐに最後の試写、スライドチェックを学会事務局とともに済ませました。

その後1時間ほど待つと、発表の順番に。前のセッションが押していたので15分ほど遅れてのスタートとなりました。

私は基本的に発表用原稿を発表者ツールなるものに忍ばせているのですが、発表者ツールの切り替えがなかなかうまくいかないっ！やっと出てくるまでのつなぎの数秒は発表者ツールに頼っていたせいで覚えていない、うろ覚えの原稿をなんとか頭から引き摺り出す格好。やはりこれだから原稿は覚えていないといけませんねぇ。

なんとか時間的なミステイクありつつ発表を終えると、恐怖の質疑応答が待っています。あまりの恐怖のあまり顔がひきつりますが、この際許して欲しいモノです。恐怖の枕詞四天王（素人質問で恐縮ですが、基本的なことで恐縮ですが、聞き逃したのかもしれませんが、釈迦に説法かもしれませんが）が来ないことを祈っていると……。

「基本的なことで申し訳ありませんが……」

キ、キターーーーーー‼︎‼︎

これはいきなり、ファイティングモード！言葉を選ばないと炎上するパターンの奴！

大急ぎで言語野をフル稼働し、丁重に答えました。ただ相手はまだ許してくれません。くっ……、学内の発表会でうまく行ったから大丈夫と考えるのは早合点だったか。このまま呑まれると大炎上必至、灰になってしまう。さらに丁重に答える！この繰り返しです。そしてふと見ますと、ツンデレ二号は画面の中で微笑んでいるではありませんか。

た、助けてくれーーーい！

デレているように見えて、ツン。これぞ真のツンデレ。頭の中ではサザエさんの曲の「みんなが笑ってる〜」という一節が流れてきます。

まぁこのアルカイックスマイルのツンデレ二号の元では助けてもらうことは期待できません。もうひたすら質問に答え続けるのみ。

永遠かに思われた質疑応答も、最終的には座長の先生から「面白い研究ですね」というお褒めの言葉をいただき、なんとか火を消してこちらの勝利に持ち越すことができました。

予稿や抄録も無事世の中に出ましたし、トータルとしては満足いく出来だったと思います。しかし次はEMBCです。次は英語でのプレゼンですので、できればもう一回くらい研究会辺りで日本語での学会発表経験しときたいなぁ……。

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