北海道装甲戦闘車輌模型日記

趣味の戦車模型製作記。自身の模型生活の実体を見つめ直し、その傾向と対策を探る。

マーダーIII M型 液化ガス燃料車 Marder III Ausf.M Inital Production w/Stadtgas〈1〉

2023年02月05日 19時43分37秒 | 大戦ドイツ
2023年一発目ですが、今年のAFVの会テーマ部門の言い出しっぺなので「オープントップ車輌」です。
パンター、III突に続いて、サイバーホビーガス燃料三兄弟の最後の1台です。
さすがにパンターに比べてこいつは全然人気が無いようで、
2008年に限定のホワイトボックスで発売されてから10数年経つのに、今だに札幌のビーズホビーに大量の在庫が売れ残っています。
ホワイトボックスは物によってはすぐにプレミアがつくアイテムもあったのですが、中にはこいつの様なかわいそうな奴もいましたね。







基本ストレート組み。写してませんが、履帯はモデルカステンにコンバート。
無線機にコードを追加。まだ取り付け前ですがアンテナを真鍮製に取り換え。
戦闘室上部のバーを真鍮線に置き換えなどはやってます。
車載工具類は塗装後の仕上げの段階で取り付けるので別にしてあります。そのせいか現状では随分スッキリして見えます。
試作車1両のみで、当然実戦にも参加していない車輌なので、砲弾は一切搭載無し状態でいきます。

元はスマートキットのマーダーIIIなので、エッチングパーツてんこ盛りのハード仕様。
久々に組んでみると、作りずらいったらないですな。こん畜生は。
今ではタミヤのマーダーIIIもあるので、終始「あっちは組み立て易いんだろーなー(遠い目)」状態での作業でした。




相棒のフィギュアですが、今回はロイヤルモデルの「安楽椅子で眠るドイツ歩兵」です。
前記のように実戦経験の無い車輌なので、こんなのんびりした奴がお似合いでしょう。
椅子のパーツの変形が酷く、熱湯で矯正するのに苦労しました。
モールドもイマイチで全体的にモッサリしてます。
ですが全体的な雰囲気はいいので、丁寧に塗装すればいい脇役になりそうです。

まあ、いろいろあって相変わらずの牛歩モデリングですが、気長にお付き合い下さいませ。


話は変わって、札幌市東区北二十五条東8-3-7にある喫茶店「珈琲館 滴(しずく)」です。
存在は知っていましたが、中々縁が無く最近初めて行ってきました。







1969年創業の中々凄い雰囲気のお店でした。珈琲は当然のように美味しいです。
もっと早く行っとけば良かったよ。

さようなら2022

2022年12月28日 21時11分06秒 | 雑記
大変なご無沙汰でした。

今年は仕事環境も大きく変わり、個人的に大変な1年でしたが何とか乗り切りました。
来年は1つでも完成数を増やしたいなー。今進行中のオープントップもいつ完成する事やら。
「仕事が忙しくてプラモが全然進まん!」とか何とか言いつつも色々とほっつき歩いていたのでした。ごめんなさい。
順不同


千歳のレトロ喫茶、三番館。最高の癒し空間。タバコやめたけど一休みしたい店。


車をそのまま看板にした温根湯ドライブイン。ドライブインは廃業してますが、決して廃墟じゃありませんよ。


森の中の自販機。


北きつね牧場廃墟のゾンビ熊。



苫小牧の雑品屋の流木オブジェと廃バス。ここは他にも変なやつらが沢山います。


足寄のタイヤ星人。絶滅危惧種。


南極観測船しらせ。偶然室蘭で見学出来ましたがな。


シャボン玉。


中頓別町、旧丹波屋旅館。


千歳の曇り空とブルーインパルス。


帯広郊外のタイヤ星人。


釧路の鉄北センター2022春。あくまで現役です。


瞳の綺麗なハエトリグモ。


マタンゴみたいな雲。


レトロバス。


凍った水溜まりの中のミクロ気泡。


留萌の迷惑漂着物。

来年もいい年になりますよーに。それではまた。


M26装甲戦車回収車(1/35) M26 ARMORED TANK RECOVERY VEHICLE

2022年03月01日 11時12分44秒 | 


前回のフェルディナントから1年経ってたんですね〜。びっくりしました。
1年ぶりの完成品はタミヤのこいつです。
ドラゴンワゴンは発売直後に組み立てたので、ほぼ2回目ですが長い間があったので新鮮でした。
改めてタミヤは組みやすいですね。











塗装はオリーブドラブよりグリーン系にしたかったので、イメージに合ってたタミヤのダークグリーン2(イギリス空軍)をベースに使用。
ラッカースプレーで全体を塗ってから、水性アクリルのダークグリーン2をベースに明るく調色した2色でグラデーションを付けてます。
のっぺりした車体前面は綺麗なグラデーションなんですが、写真に撮ると全然わからんのですよ(泣。





他と差別化したかったのでキャビン上部の折りたたんだシートをエポキシパテで自作。バンドは鉛シートです。
ちょっと変な形ですが、自分的には気に入っています。





スコップ等の装備品は、指定は全部車体色です。たぶんそうなんでしょうが、それだと面白くないので鉄色と木で塗り分け。
あと、ボックスアートにもありますが、これらの保護バー(なのかね?)みたいなやつを真鍮線で追加。





タイヤは中空ゴム製ですが、はっきり言って全部プラにして欲しい所です。
塗装後にちょっと変形しただけで変な感じになっちゃいました。
それでもリアルかどうかは別にしてちょっと面白い感じになったのでそのままです。





前部も含めて窓を閉じてスパルタンな感じにしてみましたが、
せっかくの内部が見えなくなるのは忍びないので左右のドアを開けた状態としました。
赤い消火器がチラチラ見えるのがいい感じです。







車体後部はゴチャゴチャしてて最大の見せ場です。
前回のフェルディナントはその性質上過度な汚しが出来なかったので、その反動でこいつは超汚いです。







牽引ロープは建築現場で使う蛍光色のナイロン糸に変更。
この辺はあっという間にサビが出るのでサビ色ピグメントを振りかけてます。
ロープはそのまま垂らしておくのも変なので、下の丸穴が空いた部分に金具で固定した状態にしています。
マフラーをウインチに固定している輪っか状の金具を追加。







この辺も、剥がれ、サビ、オイルと三つ巴の状態にしてやりました。本当にこんなに汚いのかは知りません。
ちらっと見えますが後輪の付け根部分にゴムホースを追加してます(ブレーキのかな)。





ベースに乗っけてこんな感じです。





タイトルプレートはいつもより若干グレードアップ。





2人の米兵はアルパイン。油彩メインで仕上げてます。

【雑記】ツイッター始めました

2021年12月17日 13時31分30秒 | 雑記
https://twitter.com/kumaposo88 






写真は夕張で見つけた懐かしいやつ。
家ごとなくなるのも時間の問題。

重駆逐戦車フェルディナント最終生産型(150100号車) FERDINAND Fahrgestell Nr.150100 Final Production

2021年02月15日 16時23分09秒 | 大戦ドイツ
久々の新作です。
サイバーホビーの白箱。工場にて工員たちにより生産終了時最後の1台に記念の寄せ書きをした個体をモデル化したものです。
有名な車両なので人気のキットですが、発売当初から入手困難で今だに中古でも定価以上の値段で取引されてます。
今年アミュージングホビーから発売のアナウンスがあるのでこれも人気になるでしょうか?「作りたいけどキットが無い!」って方は是非。







プレミアムエディションのキットのデカール差し替えですので内容的には豪華な物です。
アルミの砲身、マジックトラックは元より選択制でエッチング製のフェンダーまでセットされてます。
エッチングは必要最小限、プラ重視で制作しました。蝶ネジ類はモデルカステン製です。





フィギュアは今は無きトライスターの「ドイツ自走砲兵セット2」の中の1体。
いつも言いますがインジェクションキットですが、原型が平野義高さんなので素晴らしい出来です。
袖口を開口したり、ちょっと手を加えるだけでレジンキットのよう。
トライスターのフィギュアは、金型を引き継いだホビーボスから発売されているようなので今でも入手可能かもしれません。





いつもの感じで出来ました(←大いなるマンネリ)。











塗装に関しては、基本出来立ての車両なのでダメージ系のウェザリングは一切なしです。
それでも記録写真を見ると結構汚い感じがします。錆止め塗料での下塗り状態で本塗装前だと意外と汚れてるのかもしれません。
その辺も踏まえて、色の明暗と、オイル、埃などのウェザリングを中心に行っています。











履帯ですが、最終生産車ですから普通に考えれば後期型なんですが、
そもそも後期型ってのはどこからも発売されていません(モデルカステンは前期型と中期型のみ)。
キット付属は初期型、記録写真も初期型に見えます。なのでモデルカステンの初期型を使用しました。
なんかこの辺はよく解りませんでした…。







これくらいアップで見ると微妙に汚い感じが解るでしょうか。





いつもの油彩塗りです。顔なんかはモールドが良いので塗りやすいです。
塗りっぱなしだと油彩のギラッとした感じが残りますが、つや消しクリアーで抑えています。
クリアーを吹くと全体の風合いも多少変わるので、どちらがいいかは悩ましい所です。
砲弾は車両付属の真鍮製。