今週の医療機器ニュース | 医療DX、デジタルヘルスと医療機器のニュースを1週間分まとめて10分でチェック

医療DX、デジタルヘルスと医療機器のニュースを1週間分まとめて10分でチェック

診療情報管理士、上級医療情報技師、介護初任者研修の資格をもつ管理人が、医療DX、デジタルヘルス、プログラム医療機器(SaMD)、医療行政、地域包括ケア、在宅医療・介護、地域医療、ヘルスケアアプリ、ICT、IoT、AI、PHR、RWD、医療機器、電子カルテのニュースを毎週発信

○CTやMRIの販売数は頭打ち、サービス事業へシフト急ぐ大手医療機器メーカー
○「多少の談合は良いと思った」 医薬品入札で大手業者
○フィリップス、AIで脳の健康状態を可視化 認知症予防プログラム
○GEヘルスケアが,AIやデータ利活用ソリューション提供などの成長戦略
○キヤノン 3か月決算 在宅需要で増収増益
○オリンパス純利益76%減、21年3月期
○新型コロナ感染急拡大のインドを支援 医療機器を緊急供与へ、日本政府
○【兵庫】大学病院と連携した遠隔画像診断を地域の医療機関に提供

-----------------------------------------------------------
○CTやMRIの販売数は頭打ち、サービス事業へシフト急ぐ大手医療機器メーカー
https://newswitch.jp/p/27058
GEヘルスケア、シーメンスがサービス事業へのシフトを急いでいる。
背景には、医療機器の買い替え年数が年々延び、医療機器の売れ行きが
鈍っていることがある。2020年に実施した日本画像医療システム工業会
(JIRA)の調査によると、医療機器の買い替え年数はMRIの場合
12・2年で10年前よりも1・3年、CTは11・9年で同1・8年と、
それぞれ延びている。
シーメンスヘルスケアの森秀顕社長は「買い替えサイクルが延びたことで、
マーケットがシュリンクしている。25年頃まではこのトレンドが続く」とみる。
(日刊工業新聞 2021.5.4)
-----------------------------------------------------------
○「多少の談合は良いと思った」 医薬品入札で大手業者
https://news.yahoo.co.jp/articles/aac2c4b5974a8f446d492c7db9fa0433f7b67d0c
検察側の冒頭陳述によると、3被告は機構が運営する57病院に医薬品を
納める2016年と18年の入札で、他社の担当者と都内の貸会議室や
喫茶店で会って受注調整することを確認。目標とする各社の受注
シェアを設定した上で、目標に近づくようにそれぞれが受注する
医薬品を決め、事前に入札金額の情報を交換していた。
中原被告(元スズケン常務執行役員病院統括部長)は被告人質問で
「業界の商習慣で多少の受注調整はしてもいいと思った」と語った。
(朝日新聞 2021.4.27)
-----------------------------------------------------------
○フィリップス、AIで脳の健康状態を可視化 認知症予防プログラム
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000214586.html
医療機器メーカー「フィリップス」は脳ドックに追加できる認知症
予防プログラムを開発しました。東北大学が蓄積した健康な人の脳の
画像データベースと認知テストの結果を組み合わせることで脳の
健康状態が可視化され、生活上のアドバイスを受けられます。
MRI(磁気共鳴断層撮影装置)で撮影した画像の解析にはこれまで
8時間から10時間かかっていましたが、AIを使うことにより3分に
短縮されました。年内に全国の病院100カ所での導入を目指すとしています。
(テレビ朝日 2021.4.29)
-----------------------------------------------------------
○GEヘルスケアが,AIやデータ利活用ソリューション提供などの成長戦略
https://www.innervision.co.jp/sp/report/usual/20210602
GEヘルスケア・ジャパン(株)は,コロナ禍での医療の課題を解決
するために,人工知能(AI)の開発や,データ活用のための
ソリューションの提供を強化していく。2021年4月22日(木)に
開催された成長戦略発表会において,代表取締役社長兼CEOの
多田荘一郎氏が,厳しい状況に置かれている医療を支えていく姿勢を示した。
(INNERVISION 2021.4.26)
-----------------------------------------------------------
○キヤノン 3か月決算 在宅需要で増収増益
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210426/k10012998741000.html
田中稔三副社長は電話会見で「新型コロナウイルスの感染の再拡大が
見られるが、大規模な経済対策によって世界経済は回復基調で推移した。
縮小が続いていたカメラやプリンターの市場は底打ち感が見え、
医療関連やネットワークカメラなど、新規事業の収益性も高まっている」
と述べました。
(NHK 2021.4.26)
-----------------------------------------------------------
○オリンパス純利益76%減、21年3月期
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC306QM0Q1A430C2000000/
オリンパスは30日、2021年3月期の連結純利益(国際会計基準)が
前の期比76%減の125億円になったと発表した。従来予想から40億円
上方修正した。新型コロナウイルスの影響で低迷していた医療機器
部門の事業環境が想定以上に改善した。
(日経新聞 2021.4.30)
-----------------------------------------------------------
○新型コロナ感染急拡大のインドを支援 医療機器を緊急供与へ、日本政府
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210430/k10013005381000.html
インドで新型コロナウイルスの急激な感染拡大が続く中、深刻な状況と
なっている医療体制を支援するため、政府は、緊急の措置として
人工呼吸器や医療用酸素の関連機器などを供与する方針を固めました
(NHK 2021.4.30)
-----------------------------------------------------------
○【兵庫】大学病院と連携した遠隔画像診断を地域の医療機関に提供
https://www.m3.com/news/kisokoza/907814
神戸きしだクリニックは、内科・呼吸器内科・呼吸器外科に加え、
放射線診療も行っている。神戸大学医学部附属病院放射線科で研鑽
した読影技術を持つ院長と同病院呼吸器内科・外科からの非常勤医師が
勤務しており、診療科の壁を越えて診断できることを強みとし、
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の「コロナ禍」にある
2020年6月に開院したことからオンライン診療や遠隔画像診断なども
行っている。同クリニック院長の岸田雄治氏に、開業の経緯や
同クリニックの強み、訪れる患者の特徴、遠隔画像診断、
オンライン診療について話を聞いた。
(m3.com 2021.4.30)
-----------------------------------------------------------